教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
1倍速のときに見ることができるページの質・量が上がった
SEG夏期講習D3ターム(7/30~8/3)アンケートからです。
読書に関しては対照的な高3生、Y君とZ君です。
まず、Y君からです。
■本来この講座を春期講習のときに受講しようと思っていたのですが、日程があわず、受講することができませんでした。高校3年生の夏期講習で受講するとも言えないので、親に伝えていません(学校の成績がよくないので怒られるので……)。しかし、この講習を受けて、数値としては思っていたほどの著しい伸びはなかったものの、自分の中ではとてつもなく大きな変化を感じています。今まで親から本を与えられても何しても本なんか全く読まなかった自分が講習3日目あたりから自分から本を読んでいるから不思議です。100が10000になる人がいるかもしれないけど、自分は0から1以上になりました。もっと前に受講していればよかったと後悔しています。ただ、高3の夏でも受けてよかったなと思いました。本を読む以前だった人が、読書が楽しいと思えるまでになった5日間でした。
「Y君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム31・29・35 数字BP12-3(1分)25-1(2分)漢数字一行三→648、一→600、九→324 たて一行54 ロジカルテストC12/13・14/14 スピードボード5×59/9(3分)・13/13(3分) イメージ記憶12/40(45秒)、31/40(30秒)倍速読書1,400字/分・理解度A- ―S高 高3男子―
以下は、Y君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 923字C+ 「読書なんかほとんどしたことがなかったが、本を読んでて楽しいと思った」
2. 1,500字B 「イメージボードの訓練が一番楽しかった。全部合ってたので継続したい」
3. 1,400字A-「一瞬黒と白が入れかわって、戻そうとしたらダメだった。ミスとは一瞬で起こるものだと思った」
4. 1,400字A-「速く読もうと思っても、内容が面白かったので、じっくり読んでしまった」
5. 1,400字A-「初めて長時間、本を集中して読めた気がします」
Y君は、「速く読」めるようになる前段階の、まず「じっくり」「長時間、本を集中して読」む能力を身につけました。
たった5日間で対応できたのも、Y君はイメージボード16戦15勝やイメージ記憶最終回45秒・30秒という力を持っているからです。
Y君の効果的トレーニングはイメージ記憶。理由は、「文章の場面を素早く自分なりに理解して読めるようになった気がしたから」。
「本を読む以前だった人が、読書が楽しいと思えるまでになった5日間でした」など、本なんか全く読まなかったひととは思えない文章です。
次は、Z君です。
■もともと本を読むことは好きでした。しかし、今までの間、本を読むことよりもっと大好きなことが(部活動)あったのでそれを優先してなかなか本を読めずにいました。引退を機に、本を読もうと思ったものの、受験勉強をしながらだと、またしても読む時間がとれなくなってしまいま した。そこで私は本を読むのにかかる時間を短くしようと思い、この講習を受けることを決意しました。決意してからは、松田先生の著書で訓練を重ねました。実際に受講し終えた今思うことは、本を読むスピードを上げることに必要なことは、1.視野を広くとること、2.本をたくさん読むこと (笑)なんだなーということです。これからも本を利用して訓練を重ね、たくさんの本が読めるように頑張っていきたいと思います。この1週間本当にありがとうございました。沖縄で頑張ります。東大に受かったら一度松田先生を訪ねようと思うので、その時はお酒でも飲みにつれていってくださいね。沖縄にも来てくださいよー!
「Z君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム36・35・43 数字BP22-1(1分)35-2(2分)漢数字一行三→3,420、一→2,250、九→900 たて一行62 ロジカルテストC15/20・13/18 スピードボード5×520/22(3分)・23/26(3分)イメージ記憶15/40(45秒)、33/40(45秒)倍速読書16,800字/分・理解度B+ ―S高 高3男子―
2日目、初イメージボードは△△△△でした。それからの3日間12回は、◎◎◎◎、◎◎◎◎、◎△◎◎ですから素晴らしい対応力です。
また、本にはないかなひろいが63/63(2分)とパーフェクト。イメージ読みもいきなり125個(2分)でした。
こういうところに、Z君の伸び代の広さを感じます。
以下は、Z君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,565字A-「松田先生の著書で予習してきたので授業に入りやすかったと思います」
2. 2,400字A-「頭の中で物を動かす。という訓練を日頃からしていきたいと思いました」
3. 5,600字A-「視野が狭い気がしてきました。ちょっと悔しいです」
4. 4,500字A-「もっと速く読めるようになりたいです。視野が広がった気がします」
5. 16,800字B+「本を読む速さというのは本を読んでやっとつくものなんだと思いました。視野が広がった今、たくさん本を読もうと思います」
Z君の受講前の速読への印象は、「受講前も後も印象は変わりませんが、私が思うに速読訓練というのは、なにか特別な力を授かるための訓練ではなく、人間が本来持つ力を研ぎ澄ましていくものだと思っています」でした
効果的トレーニングはランダムシートと倍速読書。理由は、「「ランダム」最初は文字を1つずつ追っていたのが、視野を広くとりページ全体を見ることによって、逆に1つひとつが浮かんできました。速読の一番の肝は視野を広く取ることだと思ったので。「倍速読書」無理にでも速く倍速で読むことにより、1倍速のときに見ることができるページの質・量が上がったと思うので」。
彼のコメントは、生徒さんにはいい刺激になるのではないでしょうか。
Z君は、講習が終わった翌日に沖縄に帰りました。
笑みを絶やさない沖縄男子(かつ、彼は長身&ハンサム)のZ君と「微笑」についてちょっと話し合ったのは楽しい時間でした。
彼は、東京のコンビニの対応の悪さに驚きましたと。
いや、中堅ドラッグストアはもっとひどいよ、とこちら。
この夏は、記憶に残る高3生ばかりでした。
受験を控えているため、真剣度がひときわ光り輝いていました。 真
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Y君のコメントうたれました。
応援したくなりますね。まだ高校生。
これからいくらでもチャレンジできますよね。
自分もまた、教室でがんばらないと!!
失礼します。
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