教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
文章を読むことがより面白くなった
第73期文演(19/9/7~11/16)アンケートからです。
きょうは、40代男子のIさんです。
・2016-02-15「さらに嗜好に到るまで脳力全般に好影響を与えていると感じる」のIさんです。
Iさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 速読の受講回数が100回を超え、クワタさんから薦められたことがきっかけとなり、HPやブログに掲載されている文演受講者の感想を読んで、得られるものがあるに違いないと考えた。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章を批判的に読む目と精神が養われた。学生時代は、教材となる文章を正解としてそれを正しく読み取る訓練を行うが、文演では真逆となることを行う。その結果として、正解を読み取る訓練では時にやらされ感を伴う受動的な読書が、批判的に読む訓練では自分の頭で正解を考える能動的な読書となり、知的好奇心が喚起される面白さがあった。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」授業で学んだ要約の手順を踏むことで、自分でも驚くほど整然と要約をまとめていくことができた。また、まとめていく中で、要約にあたって、力を入れて考えるべきことが何なのか気付きが得られ、自分として納得感のある要約に仕上げることができた。
A.3-2「授業後」自信をもって作成した要約であったが、授業では考慮が不足していた点に気付かされた。また、多くの受講生の要約を読むことで、これしかないと考えていた要約の内容に、まだまだ検討の余地があることが分かった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 文章の技術を学ぶだけであれば、数多ある本に記載されたテクニックを暗記すればよいのではないか、そう考える人は多いだろうし、自分もそのように考えていたところがある。ただ受講した今、振り返って思うことは、文演で得られた知識も大切なものだが、どのような姿勢で文章に向き合うとよいのか、何よりそれを学んだ気がしている。陸で泳ぎ方を教わるだけでは水の中で表現するのが難しいように、テクニックを覚えるだけでは、よりよく文章を読み、作成することは難しいのではないか。松田さんに導かれて、多くの仲間とともに文章を読んで・考えを出しあって・フィードバックを受け取ることで、徐々に読み方が洗練され、松田さんの読み方、いわば文章に向き合う姿勢が分かってくる、そんな感覚があった。
そして、ここで学んだ文章に向き合う姿勢で、自分がもっとも価値あると感じるものは、文章を読むことがより面白くなったことだ。その気持ちを大切にすれば、自分はさらに先まで進んでいけるかもしれない。