教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
クリエイトに行くようになってからずっと日記をつけている
2022-03-23「今の自分には難しいことのほうが、理解できたときの喜び、衝撃は大きい」のMさんについて。
20代半ばの研究者です。
Mさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーは、こちらから。
以下は、Mさんの受講140回目アンケートと、最新スコアです。
「Mさんの受講140回目アンケート22/5/7」
マイナス・外の音がうるさく集中が切れてしまうことがある。しかし、環境によってパフォーマンスがぶれることは自分の課題なので、あまり気にしていない。
プラス・速読のオンオフが以前にも増して上手くなった。仕事でよく文献調査をする。その際、最初は視野を広げてBくらいで読んで、重要そうなポイントだけしっかりとAで読むようにしている。この切り替えがだんだん無意識でできるようになってきた。文献調査の効率がかなり上がった。
集中力が上がった実感がある。以前は、授業を2回連続で受けて初めて限界を感じていたが、今は1回でそのときと同じような心地よい疲労感を感じられる。このことは仕事やプライベートでも役に立っている。集中すべきときに集中できないことが減ったように思う。
他者の話を聞くときの感覚が変わった。職業柄、研究発表を聞く機会が多い。発表の冒頭では必ず、検討の背景やある発想に至った理由が説明される。そのとき、論理の抜け漏れや条件の説明が不十分なところによく気づくようになった。そのような点は質問するのに絶好の材料であり、議論の活性化に役立つ。入社時は意見や質問を求められてもまったくでてこず困っていたので、とても助かっている。
意識して高い負荷をかけられるようになった。トレーニングで重要なことの1つに、前回の記録を少しでも超えることがある。そのためには、意識して前のめりになる必要がある。しかし、私の感覚では、ある一定速度をこえると無意識の力が求められる。ひとつずつ探していたらけっして間に合わない。次の対象をみるはやさは意識で調節するが、みつけるのは無意識に頼るしかない。つまり、意識的に無意識に無理をさせる。無意識に全力で走らせることで初めて成長する。特に、序盤のトレーニングにおいてはこのことが肝要である。
上記のように、無意識と向き合うには記録、言語化による可視化が重要であると考えている。そのため、クリエイトに行くようになってからずっと日記をつけている。あるとき、可視化の力を実感することがあった。私は気分が安定している人間だと思うが、ときどきネガティブなことを考えてしまうこともある。そこで、ネガティブ思考に陥る日の日記を見直してみた。すると、あくまで仮説だが、ひととの交流が少ない日が続くと気分が落ち込み気味になると気づいた。今まで孤独に強いと思っていたのでとても驚いたと同時に、自分を含めてひとは徹底的に社会的な動物なのだと改めて実感した。これに気づいてから、人と定期的に話す機会をつくるようになった。可視化は意外な気づきを与えてくれる。
アウトプットを意識するようになった。読書はそれだけで目的として十分に成立するが、本を読んでいると腹の底から理解したい、日常に取り入れたい知識との出会いがある。ただ知っただけではなかなか身につかないので、最近は友人に話を聞いてもらったり、SNSに投稿したりするようにしている。いちど発信すると、論理の不十分な部分が浮き彫りになる。他者に教えることで理解していると思いこんでいたことに気づける、これを「説明深度の錯覚」という(スティーブン・スローマン 「知ってるつもり 無知の科学」)らしい。
「Mさんの受講145回目の主なスコア22/6/11」たてサッケイド310 数字ランダム1,300・1,400 数字BP150-5(1分)かなBP900(2分)漢数字一行九→12,000、八→8,000、五→11,000 たて一行ユニット1,050・1,050 ロジカルテストGタイプ23/30(2分25秒)・21/30(2分38秒)イメージ記憶15/40(30秒)26/40(30秒)倍速読書『桜ほうさら』33,000字/分・理解度B
月別受講回数は、2020年12月3回・2021年1月9回・2月15回・3月12回・4月12回・5月13回・6月2回・7月11回・8月4回・9月10回・10月12回・11月8回・12月7回・2022年1月6回・2月7回・3月4回・4月4回・5月4回・6月2回の計145回です。
Mさんは、そろそろイメージ記憶20秒/20秒に挑戦してみてほしいです。
ちなみに、Uさんの20秒/20秒は、受講200回目からでした(199回目イメージ記憶20/40(30秒)31/40(20秒)13/7/6でした)。
10年もしないうちに、Mさんには著述業という肩書きもつくのではないでしょうか。
そのときは、ぜひクリエイト速読スクール体験記をお願いします 真
※クリエイト速読スクールHP
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