受講した直後から実践できることだったので、仕事でメールを打つときに、すぐいかすことができました

　第86期文演（24/7/13～24/9/14）アンケートです。

   きょうは、法律事務所に勤務するＴさん。

　2024-07-07「なんだか合宿に参加しているような気持ち」のＴさんです。




　　   　 Ｔさんの文演アンケート




　 Ｑ．1　当講座をどんな目的で受講しましたか？
　 Ａ．1 　・今回文演を受講したのは、松田先生に誘っていただいたからです。良い文章とは何かを学べる授業には興味がありましたが、仕事上文章を読むことはあっても書くことはないので、学んだことをいかす機会があるか分からず、受講して良いか悩んでいました。そんなときに、松田先生に「Ｔさんにも受けてほしい」と仰っていただき、とりあえず飛び込んでみようと受講を決めました。

    先に申し込んでいた夫に、いつか受講するなら一緒のほうが楽しいのではないかと言ってもらったことも、後押しになりました。このような経緯だったため、はっきりとした目的があったわけではないのですが、今は受講して本当に良かったと思っています。



　 Ｑ．2　「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
　 Ａ．2　・文章を書くときに、読み手を意識できていなかったことに気付かされました。この文章で正確に伝わるのか、情景をイメージできるのか、そういうことを突き詰めて考えられていませんでした。

    学生の頃に書いた作文やレポートは、「単なる課題だし知っている人が読むだけなんだから、この程度で良いか」という甘えがあったと思います。あの頃に文演を受けていたら完成度の違うものが書けていたのに、と悔しくなりました。



　 Ｑ．3　宿題の「要約」はどうでしたか？
　 Ａ．3－1　「授業前」  ひとつの文章をこんなに繰り返し読んだのは初めてでした。数回読んだだけでは文章の論理構造がなかなか頭に入ってこず、ひとりで音読したり、要旨を書き出したりしました。自分の言葉でまとめようとすると、原文から離れていってしまうような感覚があったので、できる限り原文を残して要約しました。しかし、それでは流れがわかりづらくなってしまう箇所があり、最後まで納得いかない部分も残ってしまいました。

    学生の頃に授業で新聞記事の要約をする機会はたくさんあったのですが、それを先生に直してもらったり解説してもらったりすることはなかったので、最終回で松田先生に教えていただけるのが楽しみです。

　 Ａ．3－2　 「授業後」  最終回の授業は、ほかの受講生の方の要約に対するコメントも含め、大変勉強になりました。 自分の要約は、ほかの受講生の方と比べて、言葉の言い換えやまとめる工夫が少ないと感じました。また、今の自分の能力は、そういった工夫ができるレベルには到底達していないということも痛感しました。 そのような能力を高めるためには、やはり読書が大切だと思います。速読のアンケートにも書きましたが、私はクリエイトに通うまで読書をしてこなかったため、この能力が身につくまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

    一方で、松田先生に評価していただいたことや、受講生の方何名かに良い要約として選んでいただいたことはとても嬉しかったですし、次のステップへ進む自信になりました。



　 Ｑ．4　全体的な感想をお聞かせください。
　 Ａ．４　・第1〜3回の授業では、今まで文章を書くときになんとなく気をつけていたことが、きちんと決められたルールなのだということが分かりました。自分が気をつけていたことは間違っていなかったのだと安心した反面、気をつけ方が足りていなかった部分もあり反省しました。教えていただいたことは、受講した直後から実践できることだったので、仕事でメールを打つときに、すぐいかすことができました。

    第4〜6回の授業では、今まであまり意識してこなかったことを教えていただきました。しかし、それは教えてもらったからといってすぐできるようになることではなく、文章をたくさん書いて鍛錬を重ねることが必要だと思いました。普段小説を読んでいて、情景をイメージできたり、登場人物に共感できたりするのは、小説家の磨き抜かれた技術があるからこそなのだと納得しました。

    社会人になってから自分で文章を書く機会がなかったため、いつの間にか文章＝読むものになってしまっていましたが、文演を受講して自分でも何か書いてみたくなりました。

    ぼんごのおにぎりは帰り道に公園でいただきました。すじこは、今まで食べたおにぎりの中で一番美味しかったです！
    ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いします。


　Ｔさんの要約は、一発提出。

　講師が、「松田さんがアレでいただきますと言ってました。と言ったらＴさん、『エッ⁉』と驚いていました。不安そうでしたよ～」と伝えてくれました。松田だけでなく、高1女子Ｋさんも「特にTさんの要約は、私の理想に当てはまっていて、初めて読んだ時にこんなにわかりやすいのかと衝撃を受けた」と文演アンケートに書いています。

   最終回出席15名中、Ｔさんとご主人Ｋさんを抜くと、13名中7名が支持していました。これまでの文演ではなかった現象です



　速読は、現在63回（24/9/3）。

　文演最終回「来週引っ越すことになっているんです。ちょっと遠くなってしまいます」と、ご夫妻からエレベーター前で。

　きっと忙しくなるんでしょうが、土日朝トレにときどきチャレンジしていただければという思いです。　真　




　　　
　※Ｔさん関連ブログです
　・2024-04-22 「今は一度読めばスッと頭に入ってくる」
    ・2024-05-16「速く、長く読むことができるようになったため、」
　・2024-06-05「気付けば5月は月の半分クリエイトに通っていました」
    ・2024-06-27「こんなにスラスラとイメージできるようになったことに驚いています」
    ・2024-07-07「なんだか合宿に参加しているような気持ち」

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