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毎回、授業が自由、変則のように感じた

  第49期(2009.1.17~3.14)文演アンケートです。

  今回は、慶大生I(アイ)さんです。
 

   
 
  
              
Iさんの文演アンケート




  Q.1どんな目的で受講しましたか? 
  
A.1 本を読むこと、文章を書くこと、何かを発言することは、一体の事柄のような気がする。本を読まなきゃ、文章は書けない。本を読まなきゃ、何も発言できない。その逆もしかりだとおもう。だから、読むことと並行して、文章を書く力をあげたほうがいいとおもって、この講座を申し込んだ。
 

  Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか? 
    A.2 
正しい言葉の文章は、いかに力のあるものか。ということがわかった。本質、要点をふまえた文章の前では、いくら時間をかけて書いた文章だろうが、いくら見直した文章だろうが、勝つことはできないとわかった。良い文章は、大きく、高い岩の波が、押し寄せてくる感じがした。私の文章は、波に飲み込まれるどころか、風圧でペラペラと飛ばされてしまった。


   Q.3宿題の「要約」はどうでしたか?
   
A.31「授業前」内容が濃い文章を扱っているから、誘い水さえ、垂らせば、流れ始めるように書けた。

    A.3「授業後」 たった8回の授業なのに、ずいぶん差をあけられてしまった。もともと、授業に入る前に差はあったかもしれないが、みんなで、土俵で相撲をとっているのに、私は、土俵の外へふらふらと出て、桝席で一人で酒を飲んで、酔っぱらってしまった。しかも、土俵の砂は、いつのまにか公園の砂場に変わってしまっていた。そのあと、みんなで京都に旅行に行くつもりなのに、私だけ、東京ディズニーランドに一人で来てしまった気がした。


  Q.4全体的な感想はどうですか?
   
 A.4 授業の最初
は、松田さんは、どこにもいるおじさんくらいに思っていたが、アドバイスもらうごとにチクチクする感じがした。セーターの首回りのタグでチクチクするというより、心臓の右心房あたりを針でつつかれている感じがした。
 文演を受けるまえは、ブログで小川なおしさんが、いちいち細かい指摘をしていて、何をしてるんだ。コイツ。名前を小川NAOSHIに変えろとおもっていた。だが、小川さんのほうが正しいのがわかった。
  
落語を聞くようになった。宿題は、紙にプリントして持ち歩いた。毎回、授業が自由、変則のように感じた。特に、出席者の、自分の思いもよらない発言、発見をメモできるのがよかった。だから、授業は、しっかり出ないと駄目だなとおもった。


   (アイ)さんは慶應文学部生。

 現在、公務員試験の勉強をしています。

  Iさんの何よりいいところは、自分の間違いを認める力があることです。

 また、比喩にも独創性が感じられます。

  これから鍛えていけば、Iさん自身がユニークだから、相当なものが期待できます。     

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
変えてみました (NAOSHI)
2009-05-13 08:15:38
松田さん、おはようございます。

今回のIさんの日本語は本当にキョーレツですね。とくに読点の打ち方。なかなか、お目にかかれるものではありません。
松田さんはニヤニヤしながら読んでいるんだろうなあと想像します。

それではまた。
 
 
 
微妙。 (古い生徒3。)
2010-06-24 00:04:10
 あ、どうも。こんばんは。このコメントは
カットされるであろうとの想定で書きます。

 微妙です。自分のキャパが小さいからなのですが
この記事、というかIさんのアンケートを読んで
あまりいい気はしません。

 教室で一緒に勉強すれば、いいところ、
見えてくるのでしょうけど。
 
 
 
おもしろい! (空猫)
2015-08-28 05:45:20
ほんとキョーレツですね!

なにが面白いって、Iさんのコメントもそうですが、松田さんのコメントとなおしさんのコメントが冷静なところ(とのギャップ)。
そしてコメント欄でも感じ方が違うところ。(たぶん古い生徒3。様のコメントは常識的だと思います。全部個人の主観ですが)

読点の打ち方なんて、指摘されて読み直してみなければ意識の上にのぼりませんし、どうして「NAOSHI」に変えた方がいいのかも理解できませんが(たぶんシャレのつもり?そのシャレを思い付いたのもすごいです。考えもしませんでした……)、こうも明確に周囲と違うというのは大きな武器なんでしょうね。

松田さんを「どこにもいるおじさん」と形容された時には思わずホッとしたものですが、直後でそれを否定され、やっぱそんなすごい人にコメント送ってる私って……と自分にドン引きするという憂き目を見ました。
 
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