教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
小説が頭の中に明らかに入りやすくなった
SEG春期講習D3ターム(3/21(月)~3/26(土)、3/23休)アンケートからです。
新中3生のOさんとPさんです。
Oさんはお父さん、Pさんはお母さんのススメでの受講です。
まず、Oさんからです。
■思っていたのとは全然違って驚いた。最初から本を読みまくるのではなく、初歩の初歩(例えばサッケイドシート)から入って少しずつ慣れていくというもので、こんなもので本当に本を読む速さは速くなるのか? と思っていたが、終わってからの感想としては初歩で最初に疑問に思っていたものほど、自分の力がつくものだったので自分でもびっくりしている。私は元から記憶があまり強くなくて、本を読んでも時間がなくて時間をまたいで読み、内容を忘れ、もう一度最初から、またはもう読まないなんていうこともあったけれど、今回イメージ記憶やイメージボードの訓練を受けて、圧倒的に記憶力が上がったと思う。苦手だったのに小説を読むと頭の中に鮮明に絵が浮かんで、理解度を下げたり、速く読もうとしても、ある程度よりも分からないまま進まないような調節が効くようになった。また、自分の好きなジャンルが分かったので、読みたくなる本を、効率的に読むように心がけていきたい。
「Oさんの最終5回目の主なスコア」たてサッケイド70 数字ランダム35・34・38 数字BP15-1(1分)47-1(2分)漢数字一行三→576、一→247、九→207 たて一行62・59 ロジカルテストCタイプ12/16・17/18 スピードボード5×515/17(3分)・16/16(3分)イメージ記憶16/40(1分30秒)29/40(1分)倍速読書7,250字/分・理解度A-―S校 新中3女子―
以下は、Oさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,241字A 「集中して頭が回転しているのを感じた。上には上がいる! と実感。あっという間だった」(数字ランダム18・15・15 スピードチェック28・30・31・31)
2. 3,900字A-「お腹が空いた。昨日よりも全体的にスコアが上がっていて嬉しい。本の内容も面白くて楽しかった」(スピードチェック34・37 ロジカルA24/24(3分)・24/24(3分))
3. 7,700字A- 「だんだん色々な訓練に慣れてきた。本の内容が今日も面白く、昨日よりも読み進められて嬉しい」(スピードチェック38・38 ロジカルA25/25(3分)・24/24(3分))
4. 4,000字A 「1回目から比べて様々な数値が上がっていたのが分かった。色々な小説に触れて、今度本屋へ行こうと思った」(スピードチェック40(58秒)・40(57秒) ロジカルB23/24(3分)・23/24(3分))
5. 7,250字A-「小説が頭の中に明らかに入りやすくなった。そのせいか、自分に合う本と合わない本が分かるようになった。もっともっと本を読みたいと思えるようになった」(スピードチェック英単31・40(51秒))
Oさんの受講前の速読への印象は、「本を読むのを速くするために、何回も同じ本を繰り返し読んで慣れるというもの」。
受講目的は、「速読の訓練をして、少しでも本を読む時間を短縮し、本を読む習慣がなかったが、たくさん読めるようになりたかったから」。
効果的トレーニングはサッケイドシートと漢数字一行Pシート。
理由は、「サッケイド+漢数字一行:初回と比べて、スコアが明らかに伸びたため、また、これらを繰り返したことで、自分でも不思議に思うぐらいくっきり見えるようになって、訓練の成果を実感することができたから」。
「理解度を下げたり、速く読もうとしても、ある程度よりも分からないまま進まないような調節が効くようになった」が、「学校」ではなかなか手が回らないところです。
本を読んでいる子は、いつの間にかその辺の手抜きを身につけていきます。
Oさんは、5日間のトレーニングでポイントをつかんだようですがまだまだ伸び代があります。
次は、Pさんです。
■初めは、何をされるのかが全く予想できず、どんなことをやるのだろうと不思議でした。初日では、とび抜けてできる子もいる中、特に何にも秀でていなく不安に思いましたが、先生が絶対に本を好きにさせてどんどん引っぱっていくみたいなことをおっしゃっていただいて、とにかくその言葉についていこうと思いました。授業で行う内容はとても楽しいですし、日に日に自分のスコアが上がっていくのを見て、とてもうれしかったです。また、私は理解をするものなどが苦手なのだと分かったのが良かったです。倍速読書訓練では、1万なんてほど遠いと思っていましたが、最終日にそのレベルに達して驚いています。たったの5日間だけなのに、こんなにも変われることとか、3時間が集中するとこんなにも早く過ぎることとかが分かりとても充実していて良かったです。
「Pさんの最終5回目の主なスコア」たてサッケイド42 数字ランダム55・53・59 数字BP14-8(1分)26-4(2分)漢数字一行三→648、一→535、九→277 たて一行65・63 ロジカルテストCタイプ8/11・9/11 スピードボード5×510/12(3分)・15/15(3分)イメージ記憶18/40(1分30秒)31/40(1分)倍速読書14,000字/分・理解度A-―K校 新中3女子―
以下は、Pさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,241字B+「かなひろいは簡単な動作なのに、見落としているものが多く驚きました。イメージ記憶が2回目にガンと上がりうれしかった」 (数字ランダム19・17・21 スピードチェック30・28・32・33)
2. 4,200字A-「本は色々な登場人物が出てきて難しかったですが、最後には、少し理解できたので良かったです」(スピードチェック34・36)
3. 7,700字A- 「4回目、5回目では、倍速読書で、1分間に20ページくらい読めるように頑張りたいと思います」(スピードチェック39・40 ロジカルA24/29(3分)・30/32(3分))
4. 7,500字A-「漢数字一行Pの“四”をもっと見れるように最後1日頑張りたいです」(スピードチェック37・35 ロジカルB19/22(3分)・18/21(3分))
5.14,000字A-「まだまだ周りの人達の速読のレベルには達していないですが、自分の初日と比べると色々とスコアが上がっていて、とてもおどろきです」(スピードチェック英単30・37)
Pさんの受講前の速読への印象は、「単に本を読むスピードを上げるために、本を読んだり、問題を解いたりするだけだと思っていました」。
受講目的は、「学校の教科でも国語がとても足を引っぱっているので少しでも苦手意識を克服できればと思って」。
効果的トレーニングはランダムシート、たて一行ユニット。
理由は、「ランダム:普段では絶対に見ない広さに散らばっている文字を見ることで視野が少しでも広くなった気がしたからです。たて一行:いかに速く正確に見ることを訓練されて、スコアも上がったからです」。
Pさんが5日間で面白かった本は2日目のもの。理由は、「いつも全然本を読まない私でもとても作品にひきこまれたから」。
Pさんは中3になったばかりです。
これからしばらくは、「3時間が集中するとこんなにも早く過ぎる」時間を積み上げていってほしいです。
「こんなもので本当に本を読む速さは速くなるのか? と思ってい」る子たちが、5日間で大きく変わっていきます。
こちらもそれがわかっているから頑張れます。
ポイントのひとつは、スピードチェックの最初のスコアです。
今回もOさんは28で、Pさんは30。
スピードチェックの最初のスコアが高い子ほど、短期間によくなっていきます。 真
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