教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
実のある授業だと感じました
きのう5月29日(金)、4時半からのコマに体験レッスンの男性がいました。
Kさんは25歳。
派遣の仕事をしながら、公務員試験の勉強をしているそうです。
「自分はいろんなことに関心があります。どんどん本を買います。部屋は本だらけです。でも、買いはしても、ほとんど読んでいません。積ん読状態です。理由は、すぐテレビをつけて見てしまうからです。そういう自分を変えたいし、勉強のための集中力も身につけたいです。(事務室にある『エクササイズ』と『ナビ』を指して)あの黄色い本もアマゾンで届いたんですが、どっちもまだ2・3ページ開いただけです」
ピンクの大きな唇がプリントされた野球帽をかぶったまま、臆することなくニコニコと、自分の現況をこちらに話していました。
「Kさんの体験レッスンの主な数値09/5/29」たてサッケイドシート20 数字ランダムシート15 漢数字一行〇→145、四→165、三→120 たて一行ユニット34・34 スピードチェック20(1分)22(1分)ロジカルテストAタイプ22/22(3分)23/24(3分)イメージ記憶11/40(2分)、28/40(2分)初速297字/分
ごく平均的なスコア、といってもいいですが、読書速度297字/分に関しては明らかに「遅い」です。
集中できず、ほとんど頭に入らなかったそうです。
ただ、ロジカルテストの成績の高さからもわかるように、基本的には理詰めなタイプです。
いろいろな試みに耐えられる力があることがわかります。
もともと本を読み慣れ、また勉強もし慣れ、それでももっと自分をスキルアップしたい・ブラッシュアップしたいというひとたちが入会してくるような速読教室でありたい。そういうひとたちがシビアに検討し、なおかつ入会した後に受講料を棄てずにコツコツ通うような教室であれば、足腰の強いものになるはずと考えてきました。
ただ、それは上記のKさんのような「これから本気で頑張りたい!」という方に、門戸を閉じているということではまったくありません。
リテラシー度の高いひとびとがちゃんと学べるものであれば、実は、誰がトライしても十分なものであるはずという発想です。
Kさんは、その場で入会して帰りました。
『いったん帰って、パンフとか資料をもう一度検討してからでも遅くないですよ』とは、もちろん話しました。
デイタイムコースですから50回ですが、「100回ぐらいは受けるつもり」と言っていました。若々しい気概が感じられました。
「Kさんの体験レッスンアンケート」実のある授業だと感じました。目と頭と両方使った感があります。いつも集中できなかった自分が、気づくと90分間の授業があっという間に終わっていました。びっくりです。
Kさんのように、これからのひとを応援するのが、クリエイト速読スクールです。
これからのひとという意味では、本を読み慣れたひとたちなども、これからのひとたちです。
こちらの人生など、もう晩年を迎えているかもしれません(クワタさんと司法試験に受かった元講師の佐々木さんは、「人類が絶滅した地球の風景に松田さんとゴキブリだけが、ゴソゴソうごめいているのが見える」と酒席で悪口言っていたらしいですが)。一応健康体のつもりですが、いつ何があって倒れ、人事不省に陥るかわからない年頃になってきています。だからこそ、これからのひとたちの背中を押し続けて終わりたいものです。
なんといっても、「実のある授業」でありますから 真
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悪口なんでしょうか……(あまりにも突拍子ないので)。
それとも、イメージする力がすごすぎるんでしょうか。