180719 捕獲サイクリング

7/18

ながーい勤務を終え、帰り際、深夜勤務開始直後のしばたさんを訪ねた。

そして、「これから昆虫採集してから帰りますよ」と意気揚々と告げて、職場を後にした。

草木も眠る丑三つ時

蒸し暑い夜道を走り、いつもとは異なるルートで、予め教えてもらっていた捕獲ポイントへ着いたものの。。。

付近に民家が点在しており、この深夜にごそごそやるのは、明らかに怪しまれると思って、断念。
また次の機会に訪れてみよう。


7/19

今日は久しぶりの休み。
しかし、昨晩の帰宅が遅かったため、7:00に起きたものの、睡眠時間は4時間未満。
このまま走りに行くと、熱中症になると思って、二度寝。

9:00に起きて、体のだるさも取れて、これなら走りにいけるけれど、メニューはやめようと思って、10:00に自宅を出て、ロードでサイクリング。

もうすでに、かなり暑い。
ボトルにいれていたスポーツドリンクも、あっという間にぬるま湯になった。

出発前、先輩より聞いていた、母校近くにある捕獲ポイントへ寄ってみて、もしかしたらいるかもしれないから、虫を入れる事ができるものを持って行こうと準備していた。一つはジップロックに穴をあけたもの、もう一つは折りたためる小さな箱にした。


暑い道を淡々と走り、住宅街、国道と抜けて、30年振りに走ったであろう道を走り、目的地へ到着。

クヌギの木を見つけようと、走っていたら、それっぽい木は直ぐに見つかった。
次に、樹液が出ている木と探していたら、目の前にあった。そしてカブトムシのオスが居た。
もう昼なのに、居るもんだな～。

よっしゃ～

ロードを木に立てかけて、捕獲開始。

素手で鷲掴みは厳しいので、小さいほうの角を持とうとそーっと近づいたら、気付かれた。

ヤツは小さい体の割には気性が荒いのか、あるいは食事中はそんなものなのか。

そういえば、子どものころに飼っていた犬の食事中、いたずら心から、餌に手をそーっと近づけたら、「う～っ！！！」と怒りをはらんだ唸り声をあげていた事を思い出した。これは本能だろう。おれの飯を横取りするな！と。

ヤツは私に気付いた後、長い方の角を向けてきたと思いきや、いきなり飛びやがった。

あ～！！！逃げられる！と思ったが、飛ぶのに失敗し、直ぐ近くに墜落。直ぐに追いかけ、やはり素手ではつかめないので、ポケットに入れていた箱を取り出し、進路を塞いでその箱に押し込んで、無事捕獲成功。


問題は自宅までどうやって持って帰ろうか。

ジップロックも試したけれど、これは熱がこもりすぎて×

試行錯誤した結果、こうなった。



ボトルケージに、箱を突っ込んで、これが見事に嵌って、無事自宅まで。

スポーツ羊羹の箱が、とても役に立った。


2時間程、暑い危険な道をゆっくり走って、帰宅。


途中、公園で休憩もして、熱中症対策を。


帰宅して、飯食って、寝不足解消のために仮眠を取った後、ホームセンターへ向かったが、その手前の100円ショップでいいやと思い直して、虫かごをゲット。

次は虫かごを持っていき、ベルクロで自転車に固定すれば、ロードワークしながら捕獲作業もできる。