振り絞れ❗

自転車(ロード、MTB XCO)と里山登山について書いています。

峠練で重さを痛感

2020年10月21日 | トレーニング記録
夜勤終わり、そして、今日は休み。

痩せなきゃ!

そんなテンションでお目覚め。
でも体はダルめ。

朝飯食ってから少し休んでいると、思っていたよりは頭スッキリしているし、体も動きそうだ。

ちょっと前まで少し弱気の虫が騒いでいて、今日も平坦でいっかなぁという状況だったが、いざロードを前にしてみると、もう平坦は飽きたなぁという思いと、ふと頭につつじが丘の映像が過り、やっぱり山へいこうと。


ボトルには水500ml 2本と、補給食をいくつかポケットに入れて、峠の下りは寒いかもしれないから、ウィンドブレークベストを折り畳んでポケットに入れて、9:40頃に自宅発。一年振りくらいにロードで峠へ向かったのでした。

北上して、向かい風基調の横風を受けながら、黙々と進む。脚の状態は悪くないものの、久しぶりの峠で緊張しているのか、少しフワフワしている感じ。先日までのグイグイ踏めている感はどこへいってしまったのか。。。

順調に進んで、50分ほどで朝日峠麓に到着。MTBで来るよりも10分速く着いた。

そして、朝日峠を登り始めた。

・・・

これまで朝日峠に挑む際は、全然進んでいる感覚が無くて、MTBだったから、登るのは遅いんだと思っていた。

でも、違いました。

ケイデンスを意識して、しっかり回して登ろうと走っていて、少しずつギアを調整しながら登っていたんです。
峠もまだ序盤で、まだまだきつい登りが続くぞって時に、一段軽くしようと変速しようとしても、何も起きなかった。

恐る恐る確認すると、既にインナーローでした。。。

メーターを見たら愕然としました。

昔、朝日峠を登るのに10km/hを下回って、何やってんだくそーと、自分に怒っていた若かりし時がありました。

しかし、この日表示されている数値を見ると、常時10km/hを下回っているのです。

しまいには、メーターが止まっていると勘違いして、オートストップをかけるという。。。しばらくすると、あ、動いていたのかとばかりにリスタートするので、ピーピーピーピーアラーム音がうるさくて。。。240Wという数値が、なんとも空しく見えた。

息はもう絶え絶えです。

踏み直すことは出来ずに、そのまま呆然としつつも、何とか峠を登り終え、タイムを見たら、MTBで登った時と変わらないという。。。

さすがに。。。
痩せよう。これはまずいぞ、と。

頂上で、ウィンドブレークベストをきて、裏朝日を下った。やっぱりここは寒かった。

集中して下って、フルーツラインのアップダウン道へ。

今日は運良く、交通量少なめで走りやすかった。

時折、横風でふらつくこともあり、ちゃんと体幹で乗れていない感じだったので、少しずつ修正しながら。

フルーツラインの景色は10年前と変わらないので、誰にも引かせるか!と意地になって先頭引き続けた日を思い出す。

今の弱さは、気持ちだなと改めて思って、次の峠では、どうすれば速く登れるようになるのか、を考えようと気を取り直して、向かった。



セイコーマートを左折すると、筑波山が綺麗に見えた。

ようやくこの頃になると、緊張もほぐれたのか、写真を撮る余裕が出てきた。




そして、湯袋峠へ挑んだ。

力まずに、リズム良く踏もうとしても、体が重くてペダルが反発してくる笑

芯で踏む感覚を取り戻すべく、お腹への力の入れ方、大きく脚を回すイメージを持って踏んでと試行錯誤して、比較的順調に登れた。

そのまま真壁側へ下って、麓で折り返す。

今度は真壁側からの登りに挑む。

こっち側は、たくさんたくさん走りなれた峠なので、どこに何があるのか覚えている。勾配きついところで力みすぎないように注意しながら、前を追いかけるイメージで走ってみると、結構いいペースで登れた。少しずつ、改善できている。


柵が設置されていて、景色が大分変わってしまったが、走りやすさは変わらなかった。

登りきる直前で、急にお腹が空き始めていることに気づいて、慌ててスポーツ羊羮を半分食べた。デブだから、余計に消費したのだろか。まさかこんなに早くお腹が空き始めるとは思っていなかった。

少し下って、風返峠へ
一番勾配がきつい登りで、やっぱりすっげー腹減ったと、再度スポーツ羊羮を取りだし、残り全部を食べた。

そしたら、さっきは気づかなかったけれど、羊羮の甘さが口のなかにじわーっと広がる感覚が何とも言えず、なんて甘くて美味しいんだとプチ感動しながらも、名残惜しくも全て飲み込んだ。

風返峠中盤までに、力が入らなくて、かつ足が痙り始めてしまい、補給をもっとしっかりやんなきゃダメだっぺと反省。

今度ソロキャンプで来ようと思っているキャンプ場を通過し、中盤を過ぎる頃には力が入るようになったので、そこからしっかり追い込む。

しっかり脚を回して、力任せに踏まないように気を付けて登り、最後はダンシングで何とか登りきった。

そのままつつじが丘まで登って、ロープウェイ乗り場までいこうかと思っていたのだが、足が終わってしまい、今日は断念することにした。軽くなったら来るねとつぶやき、ウィンドブレークベストを着た後、その場を後にした。


そして、筑波スカイラインを走った。

今日は走りやすかった。
車が親切に距離を取って抜いてくれるので、何とも心地よかった。

後は、痙ってばかりの脚を黙らせるべく、更に踏み込んで、登りで悶絶しながらアップダウンをこなし、不動峠を下る。

峠の上の部分は、路面が苔に覆われていて、見た感じ滑りそうなので、まぁびびりながら。

中盤からは、路面が荒れてきて、その振動に腕と肩がパンパンに。でも、このパンパンになるのもフォームが悪いからだと気づいて、下りながら修正していったら、大分楽に下れるようになった。

麓まで下りきったら、走りながら背伸びして、バッキバキになった肩周辺をほぐしながら、運動公園へ行き、三ツ矢サイダーを飲みながら小休止。


そして、後は自宅を目指して走るだけなのだが、練習のなかでこの道のりが一番きつい。

峠で力を使い果たし、既に足パンで、あまり力が入らないなか、気力でペダルを踏んで、横風と戦いながら、しっかり速度を維持して走らなければならない。

きつくなってからが練習

この言葉が、限界が近づくと頭を過るので、力を抜いて走ることができない。

肩周辺も、大分バッキバキになりつつあり、序盤の力んで登坂した影響が出てきているなぁと反省しつつ、脚のくはぁと思わず息が漏れてしまう程の乳酸対応に必死になりつつも、後ちょっとで家だ、頑張れ~と心の中で自分を励ましながら一時間ほど走り、何とか無事練習終了。

走行時間 3:33:11
走行距離 84.5km
消費カロリー 3060kcal

自分の遅さを痛感した練習でしたが、しっかり現実を見据える事ができた。

レースあるから走ろうという、そんな事言えるような状態ではなかった。

これからしっかり体を作っていこうというモチベーションが生まれた良いきっかけになりました。