振り絞れ❗

自転車(ロード、MTB XCO)と里山登山について書いています。

トレイルライド

2020年11月18日 | 日記
夜勤が終わりましてね。
体はだるうございましたが、寝る前に飲んだアミノアシッドのおかげで、寝起きは大分楽でした。

起きてからもしばらくダラダラしていたものの、起きて、山へ行こうと。

ごみ捨てに外へ出てみると、結構暖かかったので、インナータイツは薄めにして、山の中は寒いかもしれないから、薄手のベストは携行する形にしていざ出発。MTBで

W計付いて無いし、気楽に走ろうと思っていても、向かい風ではついつい踏んでしまう所は、良い傾向なのかもしれない。少しずつ、いつでもしっかり踏む意識が出来るようになってきた。

自宅を出たときは快晴だったのに、北上すればするほど、山の景色が見えなくなり、つくば市内を抜ける頃には、曇り空になった。

嫌な感じだなぁと思って走っていると、ポツポツと家が建ち始めた新興住宅街の幹線道路にて



とうとう、スピード違反の取り締まりが始まった模様。車で通る時は気を付けよう。


市内を抜け、山が近づきつつある道、それも登り坂で、道路工事が実施されており、片側交互通行になっていた。

いつものようにゆっくり登っていると、交通整理をしていた警備員のおっちゃんが、笑顔で 通っていいよと、誘導灯でそれいけーと合図していた。

遠慮しないでどうぞーと言ってくれたんですけど、登りだから速く走れないんですよねと思っていると、対面の警備員が既に4-5台車を停めていることに気づいてしまった。。。

こ、これはありがたいのか。。。試練なのか。。

私のために数台の車を停めて、笑顔で通してくれた警備員のおっちゃんのために、ここは男を魅せなければならない!と気持ちを切り替え、ありがとうございます!とおっちゃんに答えてから、アウタートップにいれて、そこからフルモガキして片側通行エリアを一気に駆け抜けた。ただでさえ登りで、かつ距離も長かったので、それはそれはきつぅございました。

中々のよい試練でした。
でも、登りでもこれだけもがけるなら、普段から取り組まないとダメだよなぁと反省。



一時間程で山へ到着。
今日も朝日峠へ。

登っていると、結構暑くて汗が出る。気温の他に、湿度も高くて結構汗を掻いた。やたらとしょっぱかった。

先日のラーメンのか、あるいは昨晩こっそり寝る前に食べた、ポリっピーによるものか。。。たぶん、後者だろう。

それにしても、何て登りが遅いんだ。
去年から改善していないということは、これまで通りに登ってはダメだと。

体重云々は置いといて、今出来る事は何か。一分、一秒を無駄にせず、登っている今この時にできる改善ポイントは何かをしばし考えながら登る。

しかし、そんな考え事をしながら走っている最中、ズレるんです。ズレまくるんです。レーパンが。

いつもは厚手のインナータイツなので、レーパンは1サイズ上のものを使っているのですが、今日は暖かだったので、薄手のインナータイツにしたのに、レーパン変えなかったので、ズルズル。平坦の時はわからなかったけれど、きつい登りでサドルに座る位置を頻繁に変えていると、レーパンがズルズルズレルので、気になってしまう。

もう、ズルむけだ。

でも気にしないように集中しようと考えを改め、どうすれば改善できるかについて、改めて考えることにした。

そして、きついからといって、ギアを落とすのは止めようと。この弱腰の気持ちだから改善しなかったと。
どのみち、きついことをやり続けなければ、登りは速くならないし、耐えて耐えてそこから更に踏み倒すくらいの気持ちで走らないとダメだと、今さら当たり前のことを思い出す。。。

ということで、力み過ぎず、しっかり力をいれるポイントを意識しながら、リズム良く登って、練習練習と言い聞かせて頂上まで。



案の定、頂上から見る景色はガスっていた。

更に林道を登った。
ここは不思議で、道が狭く、見た目は急な坂なのに、以外にもスイスイ登れてしまう。ここよりも、しっかり舗装されて斜度も緩めに見える朝日峠の方がきつく感じる。


登りきって、トレイルへ。
電波塔から雪入山へ向かうコースを久しぶりに走る。

しばらくMTBに乗らなかったのに、今日は面白いくらいラインが読めて、スイスイ進めた。いつもつまずく岩場もスイスイ。落ち葉が岩の露出を減らしてくれるので、走りやすくなっているのかもしれない。




権現へ向かう最初の休憩ポイントで小休止。ここから見る筑波山もガスっていた。

更に進むと、今日は登山者が多かったので、別のコースへ。




色鮮やかなトレイルは、落ち着きますね。良い季節だ。
そして、この先の坂ボブへ

今日はあまり足を着かずに乗車率がかなり高く下れた。



やはり、落ち葉がむき出しの岩を隠してくれるので、恐怖心が和らぎ、かなり走りやすかった。


うまく乗れたけれど、度重なる振動で、麓に着いたときは、腕も足もパンパンになった。

いつもなら、弓弦林道へ行くけれど、その先のトレイルには登山者が多くいると思うと、走りにくいなぁと。
ということで、今日は裏不動の更に裏道を走ってみようと思い立ち、15年振りくらいにそちらへ。



のどかな集落を抜けると、きつい斜度の登りが続いて、先ほどに引き続き、きつくても踏み続けるを意識して、次第に薄暗くなる林道を走り、あまりにも暗いので川のせせらぎすら不気味に思えてしまう。。。

だんだんと山へ入っていくのだけれど、不思議なことに建物が途切れる事がなく、このきつい山道で生活していると、強い自転車選手が育ちそうだなと思いつつ、更に薄暗く、斜度もきつくなり、何故か路面が湿っている林道への分岐を進んだ。

結構な斜度を登るなか、次第にお腹がすいてきている事に気づき、直ぐにスポーツ羊羮を補給。今日もアンコが甘いぜ!

そんな甘さに油断していると、時折、薄暗い木々の合間から、物音がするので、まさか、いのししか!とびくっとしてしまい、MTBに付けている熊鈴をならして、人が居ることを周知。


でもしばらく走ると、この物音だと思っていたものは、木から落ちる木の実が地面に叩きつけられる音である事に気づいた。量が多いので、常にパキパキと枝を踏むような音が続くので、人ではない何かかとビビっていたけれど、自然の戯れであった模様。

ようやく登りきり、一息付けるような場所に見事な紅葉があったので、一枚



逆光で。。。

さっきまで曇っていたのに、晴れ始めたなと。そして少し風も出てきたようだ。

そんな事を思いつつ、少し下って、いつもの裏不動の峠道に合流し、ここから頂上まではそんなに距離はないはずだ!と勝手に思い込み、良いペースで登り続けていたが、一向にあの頂上の景色が見えず、ぐはーっとなりかけた所で、ようやく頂上へ。

頂上でベストを羽織ってから、表不動を下って、総合体育館で一休み。

自販機に、鬼滅缶があったので、買ってみると、また鬼だった。たまに見かけると買ってしまうミーハーな私ですが、出る絵柄は鬼なんですよね。。。

カフェオレを嗜んだあと、かなり暖かく、ベストが暑く感じたので、それを脱いで小さくまとめて、ポケットにしまってから、再スタート。

いつもの道は、工事中で通行止めで、仕方無くリンリンロードを走って、小田城址を抜けた先で、また工事でリンリンロード通行止め。

仕方無く、いつもの田んぼ道をいつもと違ったアプローチで進み、ようやくいつもの見慣れた道へと辿り着けたのだ。

三段坂では、いつものように踏み倒して、新興住宅街にひっそりと佇むカフェがあることを発見し、人が少ないときに練習帰りに寄るのもいいかも、と考えつつ、再び市内へ。

結局山を降りてる最中から晴れ始めて、市内に入ると快晴になっていて、しかも暖かいというか、暑い。

信号待ちで止まっていると、暑いし、お腹すいたし、レーパンズルズルだし、とネガティブな事をついつい考えてしまうことに、イケナイとはっと我に返り、何か楽しいことを考えながら走ろうと思って、先を進んでいると、ふと、ツールドおきなわのコースを走っている事を想像していたら、確かに楽しいんだけれども、最終的には、次こそ完走するぞーと気合いが入ってしまい、結果的には最後までしっかり踏む練習ができました。

走行時間 3:29:11
消費カロリー 2515kcal
最大心拍 186