今日も少し寝坊してしまったけれど、8時前には自宅を出発。
風が冷たくて、いよいよ冬到来かと感じる。
今日も最初の30分は、メータがGPSを捕捉しなかったので、スピードメータと距離は表示されず、ひたすらWの数値と心拍を見つつ、川沿いの道を一所懸命走り、追い込み、悶え苦しみました。
およそ2時間弱の練習でしたが、消費カロリーは1705kcal, 最大心拍は190でした。
午後からは、シクロクロスの全日本選手権が長野県飯山市で開催されているが、なんと中継されると知り、しばしレースを観戦。
前日のマスターズのレースも動画がアップされていたので見ていたのですが、泥々で乗車できる区間がほとんどなくて、自転車担いで走るレースに様変わりしていて、本当にこれでレースになるのかと疑問に思いつつ見ていました。
ランチタイム&買い物後の観戦となったので、女子のエリートレースは、見たのは既に終盤の展開となっていた。それでも先頭を走る選手を確認し、予想通りだ、後少しだがんばれー!応援していたのですが、最後の最後で惜しかった。応援していた選手が勝てなかったのは悔しいけれど、あの乗車率の低いコースでは仕方無いのか。
ゴール後のお互いを称えあうシーンは、ジーンとくるものがありましたね。良いレースでした。
その後、練習の疲れで少し寝てしまい、起きたら男子のエリートレースが始まっていて、見たら、超テクニカルな泥コースを絶妙な体裁きで乗車してクリアしていくレース展開を見て、トップレベルは凄いなと感心し、レース展開に引き込まれた。
トップは二選手によるデッドヒート。
お互い大きなミスもなく、キャンバー区間、担いで登る区間をこなしていた。
疲れているはずなのに、最後まであの体の使い方、めちゃくちゃ重い泥の登りを、グイグイトルクを駆けて登ってしまう姿は感動すら覚えた。
そして何より、バイクチェンジがすんごいスムーズで、スタッフの慣れた裁きも流石だなと感心。あれだけ泥だらけになった自転車を、翌周にはきれいにしてまた交換する。一体何台ストックがあるんだろうと気になったり、洗車場はやはり取り合いで大変なんだろうかと、裏方の様子が気になった。
時折映像には、軽トラの荷台にタンクが搭載され、その水を使って洗車している様子が見えて、そういうやり方もあるのかと、裏方の作業もチーム力に差がでるんだろうなぁと。
それにしても、自転車プラスカーボンホイールといい、ワークスチームならまだしも、プライベートチームだと、相当お金掛かるんだろうと、そっちも気になったり。
そんなこんなで最終周。
二選手によるトップ争いは変わらず、しばらく先頭固定だったので、後ろの選手は力を温存しているのか、先頭の選手は先頭交代したいとは思わないのかと、走りを見ながら色々考えていた。
最終周の担いで登る区間で、2位の選手が一気に駆け上がり、それまで先頭固定だった選手を抜いたときは、やっぱり温存していたのかー!と思ったものの、バイク交換エリアで、先頭を奪った選手はバイク交換を選択。しかし、なんと抜かれた選手はバイク交換せずにそのまま通りすぎたおかげで、また先頭を取り返し、そのまま進み、最後はスプリントで見事な優勝。
素晴らしいピット戦略。そしてほとんど先頭固定で走りながら、最後まで垂れずに勝った選手は、凄い選手だと思った。
世界で通用する選手になるんだろうな。きっと。二位になった選手も、あれだけミスせずに喰らいついたのは凄かった。
今日は良いレースを見させてもらいました。やはり、自転車レースは面白い!