堂本印象の名作と美術館建築を楽しめる堂本印象美術館が3月にリニューアルされました。
5月27日に「最高裁判所の依頼画にまつわる話など」の講演が学芸員(松尾敦子)により美術館東隣りにある旧堂本印象邸で行われ、友人と参加してきました。
京都市北区の衣笠に位置しており立命館大学の向かい側です。新たにイベント広場や屋内、屋外の喫茶コーナーもあり、ゆったり過ごせます。
建物外壁のレリーフや玄関ポーチ、窓面格子、ガラス戸のドアノブ、壁面の装飾、木彫り椅子など堂本印象のデザインです。
堂本印象は明治24年京都生まれ、本名三之助。日本画家で古典から抽象まで描きこなしてしまう多彩な才能を持った画家です。昭和36年文化勲章受章、昭和41年に自宅隣に美術館開館しました。平成4年に府立として再開館して、創立50周年を記念してリニューアルしました。
訪れるのは初めてではありませんでしたが、これから絵画以外にも楽しみにして訪れたいと思います。
最晩年に最高裁判所のために描いた長さ11メートルの巨大額絵「豊雲」は額の装飾も素晴らしかったです。
撮影は出来ませんでした。
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