むかし、むかし、
歌舞伎座が建て直しになる、というとき
母親が「そのとき(新しくなったとき)は、もうこられない。」
と、嘆いていた。
あれから数年。
膝が痛くて歩くのもようやっと、外出の機会もすっかり減り
日常の買い物もできなくなってしまいましたが
念願かなって?
歌舞伎座の杮落としで観劇
いろいろそれなりに年を重ねているので
父親もふらふら、よろよろ、としているので
母は一人で出かけようとしていましたが(自分のことで精いっぱい)、
そうは、いかないのよ。
だって父も行く気で散歩やらで体力をつけていたんだから。
置いてきぼりはかわいそうだよねぇ・・。
兄が話しても「一人で行く!」
頑としてNO!を貫く母を説得するのは他人の力
それじゃあ、と、うちの旦那さんも見たいって言っているから、みんなで行こう。
というと、母もそれなら、、とあっさり納得。
という運びで、今日はうちの旦那さん、仕事を休んで付き合ってくれた。
ありがたい、ありがたい。
と、わたしは、数日前からお迎えと称して里帰り
勘三郎さんのお孫さんが舞台にあがり大盛り上がりでした
日帰りで、慣れない人ごみで両親もぐったりしているころかしら
(実は、私がぐったり、ばたんきゅ~って感じ)
うちの旦那さんは両親をお見送りしてから神宮へ
いまごろ盛り上がってるはず
日中お付き合いしてくれたので、東京駅でちゃーんと豪華なお弁当を買ってあげました