ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

店舗の特化について

2007-03-08 13:04:54 | リサイクルショップ
リサイクルショップも過渡期に入ってきまして、生き延びる為には(全ての小売業に言える事らしいが)大型化するか、特化するかという事になります。幸いにも店舗面積は500坪程あり、県内でもトップクラスの箱はあるのだが、商圏に対する店舗数を考えると特化していかないと厳しいかな?という気持ちもありました。一昨年に名古屋のカリスマ社長運営の買取王国さんを拝見し、お話をお聞きし『これは!』と思いました。今流行のお宝系(エンターテイメント系)と言われるもので、ブックオフさんの様なメディア系に古着とフィギュアやホビー系を合わせた感じのものです。買取王国さんは、更にこの分野の中でもコアなイメージを引き出して独特なテイストがあるのです。特化に向けいざ店内の商品の再構成を考えると、家具は小さなものしかやれない、大型家電も抑えなければならない云々となってくる。今の形の総合型のリサイクルショップをやっていて、肉体的精神的にきつい面もあるが、報われる思いも多々ございます。引越しや建替えで処分に困っている大きな家具家電から雑貨やおもちゃ、衣類まで引き取れる事で心からの感謝をいただく場合です。(本当は他言したりやってはいけない事だが、このブログを見ている人は極めて少ないと思うので)引越しにも諸事があり、ご老人等の弱者が処分に困っている場合は本当はひきとってはいけない売りにくい商品も引き取ってしまう事もあります。会社にリスクを負わせられないので、自腹で処分したり、自分で商品として買って、自宅に持って帰って処分したり、、(当然、大きすぎるものでリスクが多大な物は頭を下げてお断りしますが)これは顕著な例えですが、突然特化して『あれもダメ、これもダメ』という商売にして、儲かればそれでいいのかなぁ?という疑問があり、今まで感謝された方々の顔を思い出すと、なかなか特化できないのです。画像はエイプのBAPEstaのスケルトンバッグです。これからの季節とてもCOOLです。

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