大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋115

2023-11-17 16:51:25 | Weblog

「俺には生涯てめえという強い味方があったのだ」

大谷選手、二度目のそれも満票でのア・リーグMVP獲得、おめでとう!
 全米野球記者協会の記者30人が1位から10位までを連記する
 投票方式で、大谷は全員から1位票を得て420点を獲得した。
 複数回のMVP獲得者としては33人目になるが、2回ともに満票と
 なったのはMLB史上初。日本選手が二度のMVPを獲得したのも初。

MVP獲得の知らせを受けた大谷が、愛犬とハイタッチしているかのごとき
映像が流れて、巷で今話題になっています。(そのときの様子が右画像)

MVPの話題はさて置いて、見出しの文言は国定忠治の決め台詞ですが、今
の大谷もその心境でしょうか。
左画像は、大谷が愛用のチャンドラー社製バットをしみじみ見つめる姿。
撮られたのは9月1日となっているので、ピッチャーとして致命的な右肘靱
帯の負傷が判明した後(練習中にわき腹を痛める9月4日の前)に撮られた
ものなので、大谷はそんな思いもあってバットを見つめていたのかも知れ
ません。
 その愛用のバッドは、昨年HR62本のアリーグ新記録を打ち立てたヤンキ
 ースのアーロン・ジャッジのモデルを参考にして、グリップをそれより
 若干細目にして作ったそうです。
 昨季のバットより1インチ(約2.5㎝)長く、当初は速球に振り遅れが目立
 ち、HRも出にくいように見えたので、「はやくもとに戻せ!」なんて浅は
 かにも思ってたりしたものですが、チャレンジ精神旺盛な大谷のこと、到
 頭自家薬籠中の物にした(苦手だった外角高めもHRを打てるようになった)。

「良くても悪くても、どんどん変えていくっていうのは良いところじゃない
かなと思いますね。なんて言うんだろう……現状を守りにいかないという性格
ではあるので、まあ、すごく良い状態の時でも、それを維持していこうという
よりも、それを超える技術をもう一つ試してみようかなと思う。挑戦してみよ
うかなというマインドがあるのは、得なところだと思います」とは大谷の弁。

チャレンジ精神の甲斐あって、アリーグではHR王となった44本のみならず、
打率3割4厘は首位と2分6厘差の4位、打点95は17点差の14位。OPSV(出塁率
+長打率)に至っては両リーグで1位の1.066、さらにWRC+(平均を100として
1打席あたりの得点創出の多さを表す)も両リーグで1位の180(ジャッジは174
だった)をマークした。
絶好調だった7月、この調子だと三冠王も狙えるのではと心から思った。

その三冠王、45年ぶりに三冠王(2012年)となったミゲル・カブレラが次
は大谷だと断言したように、来季はバッターに専念できる絶好機なので可能
性が大です。まさに災い転じて福となすことになるやも知れません。
その実現の可否は、打点を如何に稼げるかにかかっているのは、上記の成績
を見ても分かります。

で、FAの移籍先がキーポイントとなるわけです。本塁打と打率は自分の力で
なんとかできるのですが、打点は大谷の前の打線如何という他力本願的な要
素が加わります。
で、攻撃力のあるチームが移籍先の最有力候補となるわけです。
来々季以降は投手としても三冠王(最優秀防御率、最多勝利、最多奪三振)
を狙うでしょうから、やはり他力本願的な最多勝利のためには攻撃力が必要
です。

大谷の望むヒリヒリする9月は、その結果ついてくるものですから、移籍先は
絞られてくる。さて翔平よ何処へ行く!

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