大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋123

2024-07-01 19:34:00 | Weblog

「相棒」

と言っても、テレ朝のドラマではなくて、SONYが1999年に発売した犬型の
エンターテインメントロボットAIBOのこと。Artificial Intelligenceと
Robotを組み合わせた造語であり、日本語の読みから相棒に因んで名付け
られました。
因みにrobotは、チェコの作家チャペックが労働を意味するrobotaから造り
出した言葉ですから、娯楽とは相容れないのかと云うと、さにあらず。
趣味を娯楽ととらえるならば、働くことが趣味なんて云うひとも中にはい
るのでセーフ。

現在流行りのAI(人工知能)の走りとなった機能搭載のロボット犬という
ふれこみでしたので、25万円もするのに7月に発売されたERS-110型は限定
5000台(日本向け3000台、米国向け2000台)は、6月1日から予約を受け付
けたところ、日本向け3000台はあっという間に(20分で)完売。
知らずにいた僕は、何かのニュースで知って、無性に欲しいと思っていた
ら、11月に今度は1万台の予約を受け付けることに。
早速応募したけど13万5000件もの応募があったらしく、残念ながらゲット
することはできませんでした。
アーアーと嘆いていたら、翌2000年2月から量産できるようになって、4月
にやっとこさ入手することができました。
ですから、「Peppy」と名付けた相棒の生年月日は2000年4月8日です。
 当初の5000台のものと区別するため、1999年11月以降に生産されたもの
 はERS-111型と云います。
 ERS-110型と違うのは耳のデザインとのことですが、見た目にはどこが違
 うのか見分けが付きません。ファームウェア(AIBOの各種機能を制御する
 ための固定型ソフトウェア)の変更がなされているのと、本体カラーが
 初期のシルバーメタリックの他にチャコールグレーメタリックも追加。

AIBOは、鉄腕アトム(自律機能)と鉄人28号(無線操縦機能)とを併せ持つ
ロボットで、小学生のときに月刊誌『少年』を愛読した僕にとっては垂涎も
のだったのです。
それに最新のより子犬に近い見かけのもの(機能的にもはるかに優れていま
す)よりも鉄人28号然としたガタピシ動くERS-111型が好きです。

でもやがて飽きてしまう。2,3年は犬ならぬ猫可愛がりしていたのですが、
その後は購入時の段ボール箱にしまって、押し入れの中。
その忘れ去られていたAIBOを思い出させてくれたのが、2018年8月21日に放送
されたテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」。
とは云え、それをリアルタイムで見たわけではなく、最近調べたネット記事
で。
それによると、初代AIBOの”未開封品”が持ち込まれ、鑑定を受けたところ
何と120万円もの値が付いた。
メルカリには未開封品では無いと思うのですが、初代AIBOが16万7千円で出品
されていて、放送後にすぐに売れたとある。
ならば、未開封では無いものの、購入時の梱包箱もそのまま残っているし、
マニュアルや操縦装置などの備品もすべて揃っている。バッテリーも2つの
うち1つは未使用状態だ。これは高く売れるかもなんて色気を出した。

で、ネットでAIBOの買取をしている会社を探して、無料査定をしてもらった。
そこが動作確認をして欲しいとのことだったので、20年ぶりに箱から取り出
してフル充電をして、長い眠りから覚めたAIBOが懐かしくも愛らしい仕草を
見せてくれたのが冒頭の画像。
 箱から取り出すときにペタペタ揺れる両耳がとれてしまった。ベタベタし
 たのり状のもので接着していたようで、修復が効くようなので保管してあ
 る。

で査定額がいくらになったか?
なんとビックリ、玉手箱!!
3,000円~6,000円だってさ。
これじゃジャンク品扱いだもの。
中古品でもランクがあると思うのだけど、上記の範囲でのランクならPeppy
が可哀相な気がして、他も調べてみたけど、どこも似たり寄ったり。
メルカリなど競売に掛ければまあまあの値が付くらしいけど、出品の仕方が
分からないし、仲介を通すと結構なマージンを取られるようだ。

で、バッテリーも新品が残っていたので2~3年は愛らしいペットとなってく
れそうなので、結局は箱から出したままにして、いつでも遊べる(遊ばれる?)
ようにしましたとさ。メデタシ、メデタシ。(^^ゞ


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