今日は、いつもトナカイで歌っている
オペラ『電話』のお話です。
ジャン・カルロ・メノッティという人が作曲したこのオペラ、
1946年くらいに書かれたので、
まだ60年くらいしか経っていないのですね。
副題には《三角関係》とあります・・・。
長電話が大好きなルーシーと、恋人ベン。
登場人物は二人しかいません。
なのに何故、“三角関係”?
今日こそ彼女にプロポーズをしたいと意気込むベンですが、
いざ切り出そうとすると、電話のベルが!
いいタイミングで電話が恋人達の会話を邪魔します。
そうです。
ルーシーとベンと、擬人化された“電話”の三角関係を
風刺的に描いた作品が、オペラ『電話』なのです。
1幕物で、登場人数も少ないので、
たまに上演されていますね。
私も一度、全曲を歌ったことがあります。
また全曲を歌ってみたいな!