今日はですねぇ、実はオーディションでした。
前にも書いたことがあったような・・・
受けようと思っているんです!と書いていた、オーディションです。
オーディションって、苦手ですねぇ。
お客様が審査員なので、コミュニケートできないし、
反応をつぶさに見て感じていたい私としては、
苦手な瞬間なのでございます、です、はい。。。
・・・と同時に、
寂しい瞬間でもあります。
この役は、こういう役なのかなとか考えながら
キャラクター作りをしたり、
曲の表現を考えたりするのですが、
オーディションが終わってしまうと、
その時間も終わってしまいます。
合格すれば、今度は指揮者や演出家や共演者と、
その世界を膨らませる時間がやってくるのですが、
合格しなければ、一人でやってきた作業の時間だけで
終了!となってしまうのです。
しかも、オーディションでは、お客様の反応が、
つぶさに感じられる訳ではないので、
自分の作ったキャラクターや、考え出した表現が、
お客様=審査員を楽しませているかどうか、
全く分かりません。。。
楽しんでくださっているかどうかが分からないのは、
不安で、ひとりぼっちで、寂しいものなのですよ。。。
今日も、オーディションの最中、
そんなことを考えていました。
・・・いや、緊張していたので、
吐きそうにもなっていたのですけれども(笑)
緊張をほぐすために、余計なことを考えて、
気を紛らわしていたりしていた訳で・・・
言い訳ですが。
今日の審査員の中で、
ちゃんと、反応をしてくださっている方がいらっしゃいました。
私が受けた役は、楽しいキャラクターだったので、
ちょっとお遊びを混ぜた表現をしたのですが、
プッと、吹きだすように笑ってくださった方がいて、
嬉しかったんですヨォ。
ちゃんと聞いて、反応する事によって、
今まで私が努力してきた時間を、
ちゃんと尊重してくださっているように感じられて、
とっても嬉しい瞬間でした。
オーディションにはいろいろな形があって、
製作者や指揮者・演出家から、
直々に声をかけられて受験なさっている方もいらっしゃいますし、
全く初対面の人より、縁のある人の方が、
一つの作品を作る上でやりやすい、ということもあるでしょうし、
お客様がたくさん呼べる人の方が、全くの無名の人よりも
興行的にも良い、ということもあるでしょうし、
何より、私は“ずば抜けて上手い”タイプでもないので、
何倍・何十倍、時には何百倍の狭き門をくぐるのは、
容易なことではありません。
↑これも言い訳かなぁ。。。
でも、真摯に役に取り組んで、
楽しいイマジネーションの期間を過ごし、
オーディションの時に、誰かが笑ってくれた。
その瞬間を作り出せたことが、
とっても嬉しく思えた一日でした!
さ~て、明日からは
今度こそ、4月3日のアートカフェ・フレンズでのライブに向けて
全力投球!
頑張ります~~~!!!