さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

勉強の日

2009-07-05 | 日記・エッセイ・コラム

イタリア語から離れて、
フランス語の勉強。

  

フランスの作曲家、フォーレの勉強を、
ずーっと進めているのですが、
久しぶりに再開しました。

またまた、電子辞書片手に、
単語を一つ一つひいて、
自分の言葉にしていく作業です。

  

今日、ひいたのは、
ボードレールの詩。

深いです~。

 

私達はやがて、冷たい深淵に飲み込まれる
さらば、あまりにも短すぎた、我らの輝かしき命よ

私には分かっている・・・不吉な打撃を受けて
大木は音を立てて倒れる 中庭の舗道の上に
私は震えながらも耳をそばだてる
・・・木片はさらさらと零れ落ちていく

   

  

辞書で単語をひきながら、
いちいち立ち止まっては考え込んでしまうので
なかなか前に進めないのですが・・・

  

  

でも、私には必要な作業である気がします。

  

フランス語を話せないので、
こういう作業をしなければ、
言葉が実感できないんです・・・。
言葉が実感できないと、歌曲の世界は
表現できないのです・・・。

   

イタリアオペラは、
先ず“声”ですが!! 

  

声も頑張って、作っていきます!

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譜読みの日

2009-07-05 | 日記・エッセイ・コラム

ボエーム@トナカイは、あと1日ありますが、
すでに次の・・・そしてその次の演奏会に向け、
準備の日です。

   

新しい曲を勉強しなければならないので、
音を取るために、ピアノに向かっています。

もちろん、手の届く場所にはボエームの楽譜もあります。

  

合間に、ボイストレーナーのレッスンをしに出かけたのですが、
見に来てくださった生徒さんに、
「やっぱり、本番の後は、
あと3ヶ月くらいは歌いたくない!とか思います?」と聞かれました。

初めての質問ですねぇ~。

でも。新鮮でした。

  

そういう感覚、持ったことがあるかどうか、
覚えていないです。

もしかして、ブログに書いてたかも・・・?
書くとしたら、魔笛のパミーナをトナカイで歌った時だと思います。
パミーナは、何回も歌いすぎて、
これ以上、どうしたらいいか分からないところまで
行き着いてしまったので
しばらく、横に置いておこうと思ったことがありました。

  

ミュージカル系は、
しばらく歌いたくないと思っていることは事実です。

オペラ座の怪人、マイ・フェア・レディ、ウェスト・サイド・ストーリー、
キャッツ、レ・ミゼラブル、ミス・サイゴン・・・。

↑これらは、今、封印中です。

   

でも、オペラはないですねぇ。

ひどい歌を歌ってしまった後は、
もうちょっと歌えたはず!と思って、
練習三昧になりますし、
納得できるような演奏が出来ることなんて、
そんなにあることではありませんし・・・。

  

欲が出るんでしょうか・・・?

私みたいな歌い手でも、
ありがたいことに、次の本番がありますし、
一つ終わったら、即、体のメンテをして、
次の本番に向けて頑張らなければならないですし・・・。

   

   

  

あ~、でも。

トナカイのオペラは、舞台監督とか、
製作とか、小道具とか、メイクとか、
歌い手の本業ではない仕事で、
しかも、自分の本職ではない仕事で、
しかも、私には苦手なことばかり、たくさんしなければならないので、
これは、当分、いいやって思っちゃいます。

  

私みたいな素人が、
舞台スタッフに混じって舞台転換をするから、
ボトルやビンを、派手に落っことしちゃうし、
私みたいな素人が、
舞台監督をしなければならないから、
幕前や幕間に、変な“間”が生まれてしまうんです。

  

舞台監督と、舞台スタッフは、
当分したくないかな~。

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