東京では、梅雨の日のようなお天気でした。
日本全国、そうだったのかなぁ???
そんな今日は、フォーレ週間の中の一日。
『秋の歌』って曲があるんですけれど、
秋のイメージって、どんな感じですか?
夏は、陽射が強くて、
生命力に溢れていて、
輝いていて・・・
対して秋は、冬に向かう季節です。
陽射が弱まってきて、
何かが落ち着いてきて・・・
まだ冬にはなっていないけれど、
冬の気配を感じられる季節。
『秋の歌』の詩の内容も、
なんだか暗いんですヨォ。
やがて、私達は暗闇へと飲み込まれる・・・
そんな歌いだしなんです。。。
くらいっ!!!
日本人的な感覚から言えば、
秋といえば、冬に向かう季節ではなくて、
収穫の季節だと思います。
紅葉に代表されるように、
自然はいろいろな表情を紡ぎだし、
お米も野菜も果物もキノコも、
実りの時期を迎えます。
秋にもたくさん、お祭りがありますもんねぇ・・・。
でも、詩を書いたボードレールさんにとっては、
秋は暗いイメージなんでしょうか?
暗闇とか、棺おけとか、挙句の果てには死刑台とか、
ネガティブな単語が続くんです。
でも最後には、
愛する人へのメッセージになります。
海の上で輝く太陽にはかなわない、と
最大の賛辞を送り、
もう少し、このままで、
あなたのもとで、まどろんでいたい・・・
そんな感じのメッセージが綴られます。
曲調もガラリと変わって・・・
さすがフォーレさんです。
が!!!
好きなら好きって、
最初から言ってよ~~~!!!
でも、イタリア的なストレートな表現と違うところが、
また、いいところなんですよ♪
もちろん、イタリア的ストレートさも大好きです♪