三連休♪~θ(^0^ )
昨日、一昨日ととても寒くて、
都心でも雪が降りました!
…写真は都内じゃなくて、 茅野市ですけど(^-^;
今日は春の訪れを感じさせるくらい…
ポカポカ。
電車の中は、暖房が効き過ぎて…
汗ダラダラ(^-^;
コート着てるんだから、 こんなに暖めなくても…ねぇ。
そんな暑い思いをして電車に乗って
今日はオーディションを受けてきました。
受検番号は、な、なんと。。。
7番!
ラッキーナンバーセブンです。
…でもね~、60名もの歌い手が 受検しているのですよ。
最初の方だと忘れられちゃうんじゃ…(>_<)
しかも、まだ審査員の皆さんの耳も疲れてないから、
審査が厳しくなるんじゃ…(┳◇┳)
でも、今日は楽しいオーディションでした。
今日、伴奏をしてくださった方は、 …男の方だったのですけれど…
初めてお目にかかる方でした。
事前に打ち合わせが出来たり、 リハーサルが出来た訳ではなく、
オーディション会場で、言葉も交わせないまま、
目だけで挨拶して音楽を始めなければなりません。
ロドルフォのアリアの最後のフレーズを
身体の中に思い出し、
アイコンタクトを取って、こくりと頷き…
・・・私はミミと呼ばれています
たった一つ、ミの音をポーンともらって歌い出しました。
最初のフレーズはレチタティーヴォ。 私に100%合わせて下さいます。
…私の話は簡単
二つめのフレーズで早くもズレが生じてしまいました。
“簡単”なので、シンプルに歌いたい私と
何十人もの“オーケストラ”が奏でるテンポで演奏したいピアニスト。
私の立場としては、
私の良さが一番出る、少し早めのテンポで歌いたいのですが、
ピアニストはオーケストラを想定したゆっくりめのテンポ。
オーディションに受かったら、
オーケストラで歌わなくてはなりませんから、
オーケストラのテンポで弾きはじめたのでしょう。
このズレをどうするのか…
私とピアニストの間で探り合いと駆け引きが始まります。
…私はこうした感じが好き…
そう歌いながら、ピアニストと呼吸を合わせていきます。
徐々に合ってきた呼吸をお互いが感じた時、
ちょうど二人の会話の部分になりました。
…お分かりですよね? …ええ。
現実ともリンクした会話。
イエスと答えるロドルフォが奏でる…今日はピアノの音ですが…
レの音が心地好く響きます。
イタリア語では“はい”は“シ”と言いますが、音は“シ”じゃなくて“レ”
深い感動と暖かさ、包容力。
思わず本気の微笑みがこぼれました。
続くフレーズは私達の独壇場。
ミミの世界を存分に生きることが出来、
やがて最高のフレーズがやってきます!
…春の最初の口づけは私のもの!
アリアの中の最高音。 アリアのハイライト!
最高のひと時でした。
雲ひとつない帰り道。
オーディションは18時過ぎまでかかり、しかももう一日あるそう。
名前も知らないピアニストさんも、審査員のみなさんも、
スタッフさんもみんな、
18時過ぎまで・・・片付けが終わるまでお仕事ですね。
…ごめんなさ~い。
その時間には私は芋焼酎を呑んでる予定ですV(^0^)