さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

物差し:まとめ

2020-10-10 | オペラ研究
オペラ『フィガロの結婚』の幕が開くと、
舞台上にはフィガロとその婚約者であるスザンナがいます。

フィガロは" misura "を手にしています。

この" misura "とは何なのか。

ペータース版のドイツ語のト書きでは" zollstock "、
ベーレンライター版のドイツ語のト書きでは" Maßstab "、
日本語の各種解説本では、"物差し"と訳されています。




物差しのような、長さの小さいものでチマチマ測るのは、
おかしいです。





よって、巻き尺で測っていたと仮定します。

5…10…20…

数字がほぼ規則的に大きくなっていく様子には違和感があります。




ペータース版のト書きに従って、ツォルシュトックを仮定してみました。

とても音楽に合っていると思えます。

が、その翻訳過程には疑問が残ります。




5…10…20…30…36…43という数字に着目し、
三角定規を仮定してみました。

数え方として、まさにピッタリハマりました。


これは、モーツァルトの考える夫婦の形だと思います。

キーワードは「フリーメーソン」
コメント
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