五月天從［口＋那］裡來～五月天の種・怪獸編～

第２回目は、怪獣編。

怪獣が本格的に音楽に触れたのは、高校生の時で、ギターの練習もその頃から始めたそうです。
小学校に上がって聴いていた音楽は、「セイント・セイヤ」や「ドラゴンボール」等の日本のアニメの主題歌だったとのこと。また、弁護士であるお父さんは、クラッシック音楽も良く聴いていたので、クラッシックの虜にもなり、他の子供とは違って、アニメソングとクラッシックを聴いて大きくなりました。
小学生の頃の彼は、学校の成績も良く、また野球少年でもありました。中学校の頃は、高校進学の為に、２つの鞄を胸でＸの形になるようにかけて登校していたそうです。
そんな彼に、お父さんの期待も高まり、新竹一中（高校）、台湾大学へ進み、自分の後を継いで欲しかったようです。

彼の中学時代の成績は、常に全校６番以内。でも、試験の時にあまり緊張し過ぎて、失敗してしまい、第２希望の附中を受験。大学受験の時も、お父さんの期待は外れ、彼は台湾大学社会学科を受験しました。
高校受験終了した夏休みに、矢も盾もたまらず、クラスメートと楽器店にギターを習いに行き、お母さんに2000元のアコースティックギターを買ってもらったそうです。

怪獣の両親は、音楽をやることにあまり反対はしていなかったとのこと。それは、彼のお父さんも多趣味だったから。でも、
「勉強以外のことに興味を持つことは良いが、あくまでも趣味であって、勉強をおろそかにしてはダメだ。」
という観念がありました。

クラスに一人はいましたね。勉強もできて、運動も出来るから皆の人気者っていう子が。
まさに文武両道。
それから、「セイント・セイヤ」や「ドラゴンボール」世代なんですねぇ。
お父さんの期待には応えられなかったけれど、附中を受験してくれてありがとう。
だって、もし、この学校を受験してなかったら、五月天は結成されてなかったかも知れないんですもの。