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ジュネーブ条約。国際人道法など、戦争には、無意味

2015-08-10 05:35:36 | 政治
ジュネーブ条約。国際人道法など、戦争には、無意味。

山本太郎議員が、戦争には、ルールがある。敵国の、戦闘員、軍事施設だけを、狙うのが、戦争のルール、だと言った。そして、アメリカは、ジュネーブ条約の違反常習国と言った。
これは、アメリカが悪いのではない。戦争にルールなど、ないのである。
太平洋戦争が、わかりやすいので、それで喩えよう。
太平洋戦争で、アメリカは、サイパン島、そして、硫黄島、を占領した。そして、B29で、(Bは、ボンバー、爆撃機)日本本土に、爆弾を落としまくった。その時、どこが、軍事施設で、どこが非軍事施設など、わからないのだ。というより、区別のしようなど、出来ないのだ。

そして、戦争に勝つためには、敵国の、あらゆる国力を、破壊しておくことが、必要、というか、戦争に有利なのだ。食料、物資、資源、あらゆる工場、全てが、十分、あるから、戦争が続けられるのだ。その逆で、それらが、なくなれば、戦争は、出来なくなるのだ。田んぼ、が、あったら、それに爆弾を落とせば、食料を減らせる。全ての、田んぼに、爆弾を落とせば、兵士は、食べる物がなくなって、戦争など、できなくなる。(腹が減っては、戦が出来ぬ)

そして、民間人は、何をしたか?
竹やりで、アメリカ兵をやっつける、訓練をしたではないか。子供から、女まで。
当然、民間人といえども、戦争になれば、敵国、敵兵士を憎む。

特に、民間人でも、殺された兵士の、妻、親、兄弟、子供、友達、は、当然、敵兵士を憎む。スキあれば、殺してやりたいと、当然、思うだろう。

白旗をかかげ、降伏する意志を示しても、心の中では、隙あれば、敵兵士を、殺そう、とか、抵抗しようと思っている、人間もいるのだ。

「救急車は攻撃してはならない」というルールを作って、それを守ったら、どうなるか?
救急車には、攻撃しない、のであれば、救急車ほど、戦闘員を安全に、運べる車両はないことになる。攻撃しないでくれるのだから。
全ての、軍用車を、見せかけは、救急車にしておけばいい。

あるいは、傷病兵の乗っている、本当の救急車に、元気な兵士も一緒に入れて運べばいい。一回では、少数しか、運べなくても、繰り返し、何度も運べば、多数の兵士を安全に運べる。

「軍事施設しか攻撃しない」というルールを作って、それを守ったら、どうなるか?
全ての軍事施設を、病院とか、体育館とか、非軍事施設のように、装っておけばよい。そうすれば、攻撃しないでくれるのだから。屋根に、「ここは体育館です」と、英語で、大きく書いておけばいい。
あるいは、反対に、本当の、非軍事施設の民間施設に、武器、兵士を隠しておけばいい。そうすれば、攻撃しないでくれるのだから。

「戦闘員しか攻撃しない」というルールを作って、それを守ったら、どうなるか?
戦闘員は、軍服ではなく、民間人を装って、普段着を着ていればいい。そうすれば、攻撃しないでくれるのだから。

道を歩いている人間が、戦闘員か、非戦闘員かの、区別など出来ないのである。

つまり戦争というものは、全てゲリラ戦なのである。

つまり。戦争になったら、ジュネーブ条約。国際人道法など、は、無意味なのである。
ルールのある戦争など、出来っこないのである。

兵士だって、当然、疑心暗鬼になる。
これが特にひどかったのが、ベトナム戦争である。
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