国会議員の年収は下げる必要はない。
と、僕は、世間の人間と、正反対の事を思っている。
国会議員の年収は、2200万円で、手当てを含めた年収の総額は約4,200万円くらい、である。
その理由。
国会議員は、日本の国政、外交、防衛、を決定する、という、最高に、重い責任の仕事をしている。
国民の生活が、どうなるかは、国会議員の仕事によって、決定されるのである。
これほど、重要な仕事なのだから、それには、十分な活動が、出来るように、十分な給料を保証すべきだと思うからである。
石破茂などは、全国、200カ所、以上、(もっとだったかな)、回って、実際に、働いている人々の声を、直接、聞いている。
だから、国会議員は、金に気にせず、仕事できるように、するべきだと思うのである。
野党議員でも、共産党の小池晃さん、などは、あらゆる、国内問題、が起こると、それに対して、精一杯、自分の出来る仕事をして働いている。
今は、議員ではないが、れいわ新撰組の代表の山本太郎さんも、そうである。
自分の、プライベートな時間などない。
立派だと思う。
大変な仕事だと思う。
なので、国会議員の給料は下げる必要は無い、と思っている。
それに、全ての国会議員の年収の20%削減額の合計など、一機、何十億、とする、戦闘機、を、一機、購入する金額、や、何十兆円とする、官僚の、天下り事業の金額、に比べたら、取るに足らない、ほんのささいなものである。
☆
しかし。
それは、真面目に仕事している、国会議員にだけ、あてはまる事である。
国会議員に立候補する、人の中には、何もしないで、質問作成、や、答弁は、秘書、や、官僚まかせで、遊んで、年収、4000万円、もらえる、から、こんな、美味しい仕事は無い、と思って、立候補している人もいる。
こういうヤカラが問題なのである。
特に、自民党、公明党、の議員は、ほとんどが、そういうヤツである。
自民党、なら、金は、腐るほどあるのだから、選挙応援してもらえるから、選挙でも当選しやすい。
安倍晋三など、事前通告が、なれけば、答える義務は無い、という感覚である。
☆
僕がおそれるのは、国会議員の年収を、ほんの多少、下げることによって、
「我々も国民の痛みを、わけあっています」
という、偽善のアピールを、国民にしてしまう、危険があると思うからである。
そして、その、国会議員の年収を、下げる、という、国民に対する、アピールによって、国民が、「自民党は偉い」、という、間違った、納得をしてしまう、という危険を感じるからである。
だから。
真面目で、やる気のある国会議員の年収は、下げる必要はなく、遊んで、年収4000万円、欲しい、と思っている、国会議員の年収は、400万円くらいに、下げるべきだと思うのである。
しかし、誰が、やる気のある立候補者で、誰が、やる気のない、立候補者、かは、新人の場合、見極めにくい。
しかし、自民党、公明党、の議員は、全員、
「寄らば大樹の陰」
と思っているヤツだと、僕は思っている。
いかに、自民党、公明党、の議員は、働かず、やる気のないヤツばかりなことか。