小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

<テレビ大阪>長谷川豊アナ降板 ブログ内容「不適切」と判断

2016-09-29 23:06:54 | Weblog
「<テレビ大阪>長谷川豊アナ降板 ブログ内容「不適切」と判断」

(毎日新聞 9月29日(木)20時47分配信)

彼の、最初の問題になった発言は、

「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」

である。

これは、日本語として、全くおかしい、というか、支離滅裂でしょ。

「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま死ね!」

が、正しい日本語でしょ。

「殺せ」、というのは、誰が、殺すのか?

家族とも、受け取れるが、やはり、医者でしょ。

医者が、患者を、殺したら、殺人罪になってしまう。

僕から見れば、人工透析の患者は、自業自得、とは、思えない。

たとえ、自己責任の面があったとしても、(そういう患者の割合は、極めて少ない)殺すべきだとは、全く思わない。

それは。患者を殺したら、僕が、殺人罪になってしまう、という理由と、もう一つは、透析患者に、そんな自己責任を感じないからだ。

末期ガンの、ターミナルケアの患者なら、論じる価値はあるが。

僕も、人工透析の患者は、何百人も、見てきたが、彼らは、決して、ターミナルケアの患者では、さらさらない。

人工透析のダイアライザーによって、日常生活が、ちゃんと、送れるのである。

医療者は、透析患者の治療に真剣だし、透析患者も、生きることに、一生懸命である。

それでも、死んでしまう患者もいるが。

彼は、元フジテレビのアナウンサーだった。

僕は、彼の存在を、今回の件まで、知らなかった。

アナウンサー、つまり、メディアは、権力ウォッチャーだから、公務員、権力者に対しては、厳しい発言も許されるし、そうあるべきだと思うが。

民間人に対しては、十分な取材をした上で、発言しなければ、ダメである。

彼は、透析患者の話も聞いた、とか、医者にも、話を聞いた、とか、言ってるけど、僕は、こんなの、全く信用していない。

なぜなら。医療者でない人間は、簡単に、病院の見学とか、透析中の患者に話しを聞くことなど、非常に困難だからだ。

病院側は、そんな、簡単に、許可したりしない。

それは。二つ、理由があって。

一つは、患者の個人情報を、医療者が、もらしては、いけないからである。これは、刑法第134条に規定されている。

もう一つは、何科の患者であっても、患者に、話しかける、という行為は、問診であっても、医療行為なのである。

話しを聞くだけなら、いいじゃないか、と、思われそうだが、患者に話しかけ、患者と会話する、という行為は、患者に、何らかの、精神的影響を与える、治療行為なのである。

ろくに取材もしない、一般人に対する、批判、発言は、名誉棄損が、つねにあることを、自覚すべきである。

彼は、権力者に対する、毒舌の批判の感覚で、一般の人をも、ろくに取材も、調べもしないで、アナウンサーなら、何事に関しても、毒舌を吐く権利がある、と、勘違いしている、ように、見受けられる。

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日本ハム優勝

2016-09-28 23:07:03 | 武道・スポーツ
他人事だから、どうでもいいことだけど。

日本ハムが優勝した。

ぜんぜん、嬉しくない。

今の、日本ハムに、好きな選手がいないからだ。

大谷祥平とか、中田翔、とか、むしろ、大嫌いである。

大谷祥平なんて、「巨人の星」、で言うところの、「野球ロボット」じゃない。

中田翔なんて、性格も、バッティングも、粗削りで、デリカシーが無く、頭脳的では、さらさらなく、お山の大将なだけじゃない。

栗山監督は、よく、あんなのを、スタメンの4番で、使い続けたものだ。

陽岱鋼は、好感がもてる。

昔は、稲葉とか、森本ひちょり、とか、小谷とか、好感をもてる、面白い選手もいたが。

まあ、ソフトバンクも、強い選手ばかりで、好きになれないが。

それより、僕は、地元でもあるが、それ以上に、万年最下位の、横浜ベイスターズを応援していた。

今年は、最下位でなく、よかった。

筒香が、ともかく、すごい。

最下位にならずにすんだのは、筒香のおかげ、とも言える。

石田健太投手が、かわいい。

ハマの番長、三浦大輔投手が引退してしまうのが、残念である。

しかし、メジャーリーグの強い助っ人なんか、入れるなよ。

入れたら、応援しないぞ。

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病気の非常に多くは、自己責任の要素があり、本人の意志で未然にふせげる(池見酉次郎)

2016-09-26 19:25:53 | 医学・病気
僕は、あまり、(どころか、全然)世間で、叩かれている人を、尻馬に乗って、攻撃するのは、好きではない。

僕の、発言は、ほとんど、世間の人の考えと、正反対である。

しかし。

長谷川豊氏の発言。

「自業自得」とはっきり判断できるレベルの人工透析患者など、全額自己負担にせよ!」

彼は、自己責任で発症した病気は、本人のせいなのだから、自費診療にしろ。自己責任でない、病気や、怪我は、同情すべき可哀想な患者さんなのだから、保険診療にすべきである、という主張らしい。

これには、非常に、「偽善者」の匂いが、プンプンする。

修正主義、偽善者と、でも、言うべきか。

また、彼の文章からは、非常に、彼の人格の、「軽率さ」、「うすっぺらさ」、を感じる。

そもそも、病気の、ほとんどは、自己責任の要素を、多かれ少なかれ、含んでいる。のである。

一番、わかりやすいのは、歯科治療である。

子供でも、大人でも、そうだが。チョコレートや、甘い菓子は、全く食べす、正しい、ブラッシングを身につけて、毎日、きちんと、歯を磨けば、虫歯は、発症しないですむ。

歯周病にしても、そうである。

なら、彼の理屈でいくと、歯科治療は、全部、自費診療すべき、ということになる。

しかし、そうしたら、日本の、菓子メーカーは、全て経営できなくなり、倒産してしまう。コンビニからも、甘い菓子がなくなってしまう。

日本の経済が、破綻してしまう。

プロ、アマ、問わず、野球選手、で、肩を一度、故障して、肩に不安があって、再発を心配している人は、野球を、やめればいい。そうすれば、確実に、怪我は、予防できる。

それは、野球だけでなく、全てのスポーツで、言える。

なら、スポーツ選手の怪我も、彼の理屈でいくと、全て自費診療にすべき、ということになる。

心筋梗塞や、脳梗塞も、自己責任ということになる。

日本で、心療内科をつくった、九州大学名誉教授だった、心療内科医の、僕が非常に尊敬している、池見酉次郎先生(もう、亡くなられたが)も。

「病気の非常に多くは、本人の自己責任の面があり、本人の意志でふせげる」

と、長い臨床経験から、医学的見地から、言っておられる。

そもそも、今の日本では、仕事が、生きがいになっている人より、仕事が、悪玉ストレスになっている人の方が、圧倒的に多い。

僕は、診療では、病気治療、至上主義では、さらさらない。

「病気は治ったが、患者は(精神的に)死んだ」、にしては、いけないのである。

ストレスを避け、適度に運動し、カロリー制限した食生活をし、十分に睡眠をとり、・・・、なんて、バカな一部の医者が言ってるが、そんな、健康にとって、理想的な生活を送れるのは、1000人に、一人もいない、だろう、大金持ちの、子供、にしか出来ない。

日本人は、みな、苦しい仕事、生活の中で、自分の体を、害しながら、一生懸命、生きているのである。

また、僕は、人間の生き方を、「こうするべきだ」、と、規定して、押しつけるのが、大嫌いである。

僕は、僕の価値観をもっているが、他人に対しては、自分の価値観の、押しつけは大嫌いである。

健康を害するからといって、病気治療至上主義にしたら、患者は、収入がなくなり、生活できなくなってしまう。

そのことを、絶えず、考えて、患者に、ベストと、ベターな、選択肢を、言って、あとは、患者の判断に任せている。

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昨日の続き 今日の長谷川豊氏のブログ

2016-09-24 22:24:21 | Weblog
今日の、長谷川豊氏のブログ。

ラストの引用。

「しかし、多くの透析患者の皆さん、そしてそのご家族の皆さん。
重ね重ね、今回の件は申し訳ありませんでした。完全に私のミスです。」

こう言うだろうことは、もう、100%、確信していた。

でも、まだ、言い訳がましいことを、言って、自分の正当化、と、非難する人間に対する批判に、やっきになっている。

こういうところで、人間の人格が、わかる。

そもそも、私は、パソコン音痴で、ミクシィー、とか、ツイート、て、何なの?、という、レベルである。

正確な、意味も、わからないので、(調べよう)、もちろん、私は、ミクシィー、とか、ツイート、とやらの、やり方を知らない。

匿名で、発言できる、ものなのだろう、くらいは、わかる。

私は、ホームページで、小説を、発表し、ブログで、発言している、だけである。

もちろん、匿名なんかでは、やらない。

ブログの発言も、「私の、他人とは違う、個性的な、考え。見方」だし、それは、(ブログは、ホームページほど大切じゃないけれど)私の物として、とっておきたいし、さらに自分の発言に責任を、もちたいし。

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「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議

2016-09-23 02:22:15 | Weblog
「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議。

「元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんのブログ記事が「炎上」している。きっかけは2016年9月19日に公開した、人工透析患者にまつわる記事だ。長谷川さんによると、人工透析患者のほとんどは「自業自得」の生活習慣が発病の原因なのだという。」

(J-CASTニュース 9月21日(水)19時43分配信)

無知ほど、こわいものはない。

まあ、彼は、医学のド素人だから、仕方ないが。

察するに、ツラの印刷が多少、いいのか、口が達者で、アナウンサーになれたのだと推測する。頭はカラッポでも。

Wikipedia を、ちょっと、見てみたが、これだけで、もう、氏が白痴と、わかる。

医学部二年の時、放射線生物学の教授は、「医者の無知は罪なんだ」と言った。当然のことである。

僕の出身校の、奈良県立医科大学の、第一内科は、心臓、腎臓、が専門であるが、教授は、学究肌で、腎臓が専門だったが、授業で、「治る腎炎、治らない腎炎、永遠の命題」、と言った。

2型糖尿病には、遺伝的素因がある、ということを、知らないのだろうか?

さらに、精神病院では、食事は、カロリーコントロールされていて、暴飲暴食できず、メジャーの薬を飲み続けていても、長生きしている人が多いが、糖尿病を発症している人もいるのだ。

昔の、呼び名の、「成人病」、の名前が、変わって、「生活習慣病」、となったから、といって、運動し、食事も、カロリーコントロールすれば、「生活習慣病」、は、すべて、未然に、ふせげる、と思っているのだろうか?

その逆に、運動など、全くせず、食事は、好きなだけ食べて、でっぷり、腹が出ている人でも、コレステロールや、中性脂肪、血糖値や、HbA1c、の値は、正常範囲で、高血圧も、動脈硬化も、起こさず、長生きしている人もいるのだ。(というより、日本人の、8割くらいは、そういう人である)

「生活習慣病」、と、呼び名を、変えたことで、かえって、医学の、ド素人に、偏見を、もたらしている面があると、知った。

まあ、一週間以内に、彼は、「私が間違っていました。申し訳ありませんでした」、と号泣して謝るだろう。私はそれを予言する。

私も、人工透析の仕事は、10回、くらいやった。

まがりなりにも、医者として、仕事をするのだから、私は、三万円くらい、出して、腎不全や、人工透析の本を、13冊ほど、買って、勉強した。

私は医学は嫌いだが、理屈がわかると、嫌いな医学も、結構、面白いものである。

ちょっと、私が、人工透析の勉強のため、ワープロで、まとめたものがあるので、それを、コピペしておこう。





不均衡症候群。腎性貧血。MIA症候群。CKD-MBD。異所性石灰化。透析アミイドーシス。心不全。動脈硬化。高血圧。透析中に低血圧。便秘。感染症。末梢動脈疾患。足のつり。かゆみ。

リン吸着薬。カリウム抑制薬。降圧薬。昇圧薬。インスリン製剤。経口血糖降下薬。下剤。抗凝固薬。活性型ビタミンD3。赤血球造血刺激因子(ESA)。透析中の投与薬。
○検査
血圧異常。胸部レントゲン。クレアチニン。BUN。総蛋白・アルブミン。ナトリウム・クロール。ヘモグロビン・ヘマトクリット。トランスフェリン飽和度(TSAT)・血清フェリチン濃度。エリスロポエチン濃度。ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)・脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)。標準化透析量(Kt/V)。

尿が出ない。老廃物が溜まる。水が溜まる。食塩の過剰摂取で体重増加。ぼーとする。眠れない。咽喉が渇く。除脈・心停止。Kが溜まる。Pが溜まる。低栄養になる。貧血。骨がもろくなる。血液が酸性になる。血圧が上がる。透析中の血圧低下。体がかゆい。便秘。下肢がつる。血管がつまる(動脈硬化)。シャント異常。目の病気になる。アミロイド沈着。ガンになる。心臓が弱くなる。足の病気(末梢動脈疾患)。感染症。頭痛。脳梗塞。末梢神経障害。

不均衡症候群。・・・・・脳圧亢進。脳浮腫。
腎性貧血。・・・・・・・Epo↓。ESA投与。
MIA症候群。・・・・・透析で炎症性サイトカイン産生。栄養障害。炎症。動脈硬化
CKD-MBD。・・・・ミネラル・骨。Pたまる。VtD活性化されない。Ca吸収されない。
           PTH↑。骨からCa失う。骨もろく。二次性副甲状腺機能亢進症
異所性石灰化。・・・・・P、Caが血管・関節・皮膚に沈着
透析アミロイドーシス。・・β2ミクログロブリンが、アミロイドに変化し手根菅症候群
心不全。・・・・・・・・体に水がたまる。貧血。
動脈硬化。・・・・・・・高血圧。(高脂血症)。糖尿病
高血圧。・・・・・・・・体に水がたまる
透析中に低血圧。・・・・血管へ水分の移動(プラズマフィリング)不良による
便秘。・・・・・・・・・水分制限による
感染症。・・・・・・・・尿毒症物質ちくせき。タンパク↓。DM。リンパ球の機能低下
末梢動脈疾患。・・・・・P、Caの異所性石灰化。ASO(閉塞性動脈硬化症)しびれ。冷感
足のつり。・・・・・・・除水により筋肉中の血流低下。血圧低下
かゆみ。・・・・・・・・皮膚の乾燥。二次性副甲状腺↑。ヒスタミンの産生過剰

尿が出ない。・・・・・・・・
老廃物が溜まる。・・・・・・
水が溜まる。・・・・・・・・
食塩の過剰摂取で体重増加。・
ぼーとする。・・・・・・・・
眠れない。・・・・・・・・・
咽喉が渇く。・・・・・・・・
除脈・心停止。・・・・・・・
Kが溜まる。・・・・・・・・
Pが溜まる。・・・・・・・・
低栄養になる。・・・・・・・
貧血。・・・・・・・・・・・
骨がもろくなる。・・・・・・
血液が酸性になる。・・・・・
血圧が上がる。・・・・・・・
透析中の血圧低下。・・・・・
体がかゆい。・・・・・・・・
便秘。・・・・・・・・・・・
下肢がつる。・・・・・・・・
血管がつまる(動脈硬化)。・・
シャント異常。・・・・・・・・
目の病気になる。・・・・・・・
アミロイドの沈着。・・・・・・
ガンになる。・・・・・・・・・
心臓が弱くなる。・・・・・・・
足の病気(末梢動脈疾患)。・・・
感染症。・・・・・・・・・・・
頭痛。・・・・・・・・・・・・
脳梗塞。・・・・・・・・・・・
末梢神経障害。・・・・・・・・



リン吸着薬。・・・・・・・・・消化管で食べ物のPを吸着して便にして出す
カリウム抑制薬。・・・・・・・腸管でCaかNaとKを交換して便に出す
降圧薬。・・・・・・・・・・・アンジオⅡ受、拮抗。アンジオ変換阻害。Ca拮抗
昇圧薬。・・・・・・・・・・・リズミック(ノルアド↑)
インスリン製剤。・・・・・・・超速効。速効。中間。持効
経口血糖降下薬。・・・・・・・インス抵抗改善系。インス分泌促進系
下剤。・・・・・・・・・・・・刺激性。塩類
抗凝固薬。・・・・・・・・・・静脈(○ヘパリン)。経口(ワーファリン)
活性型ビタミンD3。・・・・・VtD(食事。UVで皮膚)→活性VtD。腸からCa吸収
赤血球造血刺激因子(ESA)。・骨髄刺激。エポエチンα、β。
透析中の投与薬。・・・・・・・抗凝固薬。アルブミン製剤。ESA。活性VtD3

血圧異常。・・・・HT↑は体液、多い。動脈硬化。レニン分泌↑。HT↓は、貧血。脱水
胸部X。・・・・・心拡大。胸水
クレアチニン。・・クレアチン→運動→クレアチニン=筋肉量
BUN。・・・アンモニア→BUN。BUN↑はタンパク質、食べ過ぎ。透析不足。肝不全
総蛋白・アルブミン。・・・↓は食事不足。透析不足
Na・Cl。・・・・・口渇→飲水。透析前、Na・Cl↓ほど危険
Hb・Ht。・・・Hb↓は貧血
トランスフェリン飽和度(TSAT)と血清フェリチン濃度。・・・・・TSAT↓、フェリチン↓は鉄欠乏
エリスロポエチン濃度。・・・・・貧血。ESA投与の目安
ヒト心房性Na利尿ペプチド(hANP)と脳性Na利尿ペプチド(BNP)。・・・hANPは体液量。BNPは心不全の重症度
標準化透析量(Kt/V)。・・・・・尿素など小分子老廃物の除去の度合い


これは、人工透析の教科書の、一番、大事だと思う要点をまとめたもの。

実際、カルテを見ても、また、患者に問診しても、この通りなのである。

医学の教科書と、実際の医療は、違うことが、多いが、人工透析に限っていえば、きれいに、教科書通りなのである。

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研修医

2016-09-21 23:46:17 | 医学・病気
昨日、かかりつけの、クリニックに行った。月に一度の、定時処方をもらいに。

ここの先生は、性格が、穏やかで、助かる。

ここの先生には、もう、10年間も、月に一度、薬をもらっている。

外科、胃腸科、が、専門だが、なぜだか、いつも、胸の聴診を受けている。

はっきり言って、呼吸器は、あまり得意では、なさそうだ。

その証拠に、週一回、呼吸器科の先生が、来ている。

申し訳ないが、僕は、精神科の薬には、ある程度、詳しいので、先生に、処方を決めてもらっているのではなく、僕が、「これと、これの、眠剤と、精神安定剤を下さい」と、昔に、言って、先生は、僕の言う通りに、処方してくれている。

そのおかげて、僕は、生きていることが出来るのである。

ここのクリニックだけでなく、よく行く、整形外科のクリニックでも、研修医が、先生の後ろにいて、先生の、診療を見ている。

研修医である。

しかし、僕の感覚では、これは、研修ではなく、単なる見学である。

僕が、研修病院(千葉の下総療養所)で、研修した時は、初日から、初診で、入院してくる患者の、主治医になった。

僕が、問診をし、カルテを書いた。

精神科は、初診の、カルテをまとめるのだけは、他科より、難しい。

なんせ、その患者の、生まれてきてから、今日に至るまでの、30年間(30歳の患者の場合)、の、病気の経歴を、カルテの一枚の中に、まとめなくては、ならないからだ。

医療保護入院ばかりだから、アナムネは、患者を連れてきた、家族から、聞くことの方が、多いが、患者からも聞く。

そんなの、不可能だと、初めは、必死だった。

なので、夜中の、12時を過ぎても、頑張って、書いていた。

僕は、負けず嫌いなので、「出来ません」、などと言うのは、僕の、男の意地が許さないのだ。

しかし、何人もの、患者の、カルテを書いているうちに、そして、また、他の、医者の、カルテも、見て参考にしているうちに、だんだん、要領がわかってきた。

患者の病歴を聞いていると、「あれもこれも、みんな大事なこと」、に思えて、とても、一枚のカルテには、まとめられない、と最初は思ったが。

大切なのは、初発が、いつで、どんな様子だったか、ということが、大切で、その後、いくつもの精神科クリニックや、病院にかかって、通院や、入院しても、それらは、「その後、いくつかの精神科にかかる」、と、書けばいいのである。

入院してからも、研修医でも、ほとんど、主治医で、患者との面談、も、僕が一人でやった。

ただ、薬の知識は、無いので、薬の選択は、指導医の先生に、決めてもらった。

しかし、それを、のぞけば、研修医でも、ほとんど、主治医である。

今の、研修医は、あれは、研修ではなく、見学だと、僕には、見える。

まあ、それでも、多少は学べるが。

本来の、研修とは、研修医が、ほとんど、患者の、主治医となり、患者を診療することなのだ。

研修医といえども、知っている医学知識は、ベテラン医より、多いし、今は、国家試験の臨床問題も、何の病気か、わからない患者を、診断する、という、臨床の現場の実践的な、問題を厚生省は、重視して、たくさん、つくっている。

だから、本来ならば、研修医が、主治医として、患者と話し、診察して、考えて診断し、クリニックの院長は、それを、見守り、アドバイスし、最終的な責任者という、役割りをすべきなのだ。

マイナー科目では、無理だと思うが、内科なら、研修医は、それは、出来るはずた。

むしろ、クリニックの院長は、マンネリになっていて、患者に、聞くことは、毎回、同じで、患者も院長も、何の緊張感もない。

こっちも、マンネリ化した、院長など、利用するだけの存在で、何にも、期待していない。

研修医は、医学知識は、十分あり、実戦の、医療を、始めたばかりだから、フレッシュで、やる気もあって、やらせたら面白いと思うのだが。

医学部付属病院なら、「この病院は医学生の教育も目的としています」、と、書いてあるから、患者も納得して、研修医が、主治医になって診療している、方が多いと思うが。

個人クリニックとなると、研修ではなく、見学となっている。

クリニックの院長も、研修医の教育は、面倒くさいだろうし、また、研修医に、なめられてたまるか、という思いも、あるだろう。

研修も二年で、きっちり、終えていない研修医もいて、また、研修の義務化は、上手くいっていない、とも、書かれてある。

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芥川賞の考察

2016-09-19 23:46:55 | Weblog
芥川賞が発表されると、世間で小説を書いている人は、真っ先に、受賞作を読む。(僕は読まないが)

そして、「柳の下の泥鰌」、を、狙って、「こういう風に書けば、いいのか」、と思って、受賞作と似た小説を、非常に多くの人が書く。

そして、それは、間違ったこと、真似手、であり、邪道である、と言われている。

確かに、その人にしかない感性の作品、が、評価されている作品では、その意見は正しいと思う。

たとえば、芥川賞ではないが、谷崎潤一郎の小説などは、完全に、谷崎潤一郎の、個性が、全ての作品だから、他の人が、真似ようと思っても、そもそも、真似れないし、仮に、真似た小説を書いたとしても、その人には、存在しない感性なのだから、小説から、躍動感は、感じられないだろう。

しかし。

小説を読んで、面白い、とか、理解できる、とか、共感できる、ということは、読者にも、書き手と、共通する、感性や、考え方がある、ということである。

だから、自分も、それを、テーマにして、小説を書いてみよう、と、思えば、それは、決して、邪道ではないと思う。

「小説は、自分の個性を表現しなければ、意味がない」

という、既存の価値観は、必ずしも正しいとは、言えないと思う。

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スポーツの専門バカは人格も狂っている

2016-09-15 00:27:56 | 武道・スポーツ
「スポーツの専門バカは人格も狂っている」

ヤツもいるのである。

僕が、奈良県立医科大学に入った時のことである。

1年、2年、は、教養課程なので、医学の勉強はなく、色々な科目だった。(どこの医学部でも、そうなのだが)

1年、2年、では、体育の授業もあった。

僕が、入った年には、体育の教師は、新しい先生になった。

一人は、元テニスの選手で、もう一人は、元体操の選手だった。

体育の授業では、マット運動、や、ランニング、バレーボール、水泳(夏だけ)、などを、やった。

水泳の授業では、女子医学生は、水着姿を見られるのが、恥ずかしいので、全員、見学にまわった。(まあ、当然だか)

僕は、高校の時、マット運動をやったので、前転飛び(片足踏み切り、ハンドスプリング)、連続ヘッドスプリング、肩跳ね起き(ジャッキーチェンが、よくやっているの)、前方宙返り、などが、出来た。

片足踏み切り、は、小学6年生が、身につけるべき、運動とされている。(きれいには、出来ない生徒の方が多いだろうが)

ある時、バレーボールをやった。

その時のことである。

元テニス選手の先生も、元体操選手の先生も、自分は、テニスや、体操しか出来なくて、バレーボールの技術的指導を出来ないのは、仕方がない。

しかし、教師という立ち場だから、生徒が、運動中に、怪我や事故が、起こらないように、監督する義務は、絶対、あるはずである。そんなこと、当たり前である。

しかし、驚いたことに、二人は、バレーボールには、興味が無いらしい。興味が無いのは、いいけれど、教師として生徒を監督する義務は、あるはずである。

しかし、元テニス選手の先生は、生徒のバレーボールを見ていても、つまらないらしく、監督せず、一人で、体育館の壁際に行って、壁打ちテニスを始めた。

そして、元体操選手の先生は、これまた、生徒のバレーボールを見るのが、つまらないらしく、監督せずに、体育館の隅にマットを敷いて、数人の、バク転をしたい、生徒に、バク転の仕方を教えだした。

僕は、見ていて、あきれた。

生徒が、運動中に、怪我や事故が、起こったら、どうするというのだ。

もし怪我が起こったら、二人の教師は、監督義務の放棄で、怪我をした生徒の親が訴えたら、二人の先生は、完全に、裁判で負ける。

そして、自分の出来る、一つのスポーツだけにしか、興味をもてない、というのも、人格的に、カタワ人間だと、思った。

また、そういう、おかしな先生の態度に、疑問をもつ生徒が、僕以外、一人もいないのにも、あきれた。

2年からは、別の先生が来た。

この先生は、自分は、軟式テニスが専門だったが、良識のある、まともな先生だった。

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βエンドルフィン

2016-09-14 12:14:38 | 医学・病気
夏はよく泳いだ。

しかし、僕は、秋になっても、否、一年中、泳がなくては、生きていけない。

水泳をしないと、腸が動かなくなるからだ。

水泳が、特に好きなわけでもない。

バカバカしいと思いながらも、仕方なく泳いでいる。

腸を動かすため、筋肉をつけるため、脂肪を落とすため、自律神経を安定させるため、血行を良くするため、腹式呼吸によって、喘息を予防するため、冷え症を改善するため、である。

水泳なんて、夏に、屋外プールで、10回、程度、泳げば、それで、もう、たくさんだ。

僕は、クロールで、ゆっくりと、続けて、3時間くらい、泳ぐ。

しかし、水泳の効果は、それだけではない。

ゆっくり、休みなく、長時間、泳いでいると、気分が、ハイになってくることが、よくあるのだ。

以前、泳いでいて、わけもなく、可笑しくなって、笑ってしまい、笑いが止まらず、ちょっとの間、泳げなくなってしまったことがあった。

水泳も、慣れると、リズミカルになることがある。

そういう時、自然と、歌を口ずさんでしまう。

シャーリーンの、「愛はかげろうのように」とか、サザンオールスターズの、「ミス・ブランニュー・デイ」など、である。

ずっと、昔の本だが、カッパ・ブックスの、「カッパ水泳教室 - 体と心のシェイプアップのために」(佐藤博美著)が、水泳は、リズミカルに泳ぐもので、リズムに合わせた歌を歌いながら泳ぐ、と、書いてあったが、これは、誤りである。

そんなのは、水泳の上級者にしか、出来ないことである。

初級者、中級者では、そんなことは、絶対、出来ない。

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僕は、日本の、スポーツのくだらない技術至上主義をブッ壊したい

2016-09-13 23:06:57 | 武道・スポーツ
僕は、日本の、スポーツのくだらない技術至上主義をブッ壊したい。のである。

新聞や、ニュースでは、プロや、アマチュアの、トップアスリートの記事と写真だけ。

僕は、彼らが、夢をもって、夢を達成した、すごい人間だとは、全く思わない。

プロスポーツ選手でも、オリンピックの金メダリストでも、彼らが、夢をもった人間で、夢を努力で達成した人間だとは、全く思わない。

優秀なプロスポーツ選手や、オリンピックの金メダリストに、なれば、どうなるか、もう、それは、子供の時から、わかっていることである。

わかっていることを、やる人間は、単に、行き先の決まったレールの上に、乗っている人生としか、僕には思えない。

阿部公房は、小説において、最初から、ストーリーが決まった小説は、つまらない。結末が、わからず、書きながら、ストーリーを考えていく小説こそが、面白い、と言っている。

というか、小説とは、書きながらストーリーを考えていくのが、小説の本道だと言っている。

インスピレーションという点で、僕は、阿部公房の意見に、全面賛成しているわけではないが。

もし、将来が、すべて見えてしまえる人生なんて、あるいは、ほとんど、将来が見えてしまう人生なんて、全くつまらない。と僕は思う。

終身雇用制の、サラリーマンと、何ら、変わりない。

マッスル北村が、島田新助と、話している、You-Tube、の動画が、あるが、自分が本当にやりたいものを、見極めないで、焦る流れに乗って、生きる人生は、つまらない、本当に、自分がやりたいものを、見つけた時点で、それを、目指すのが、「おしゃれ」、な人生だ、と言っているが、僕も同感である。

そういう人(マッスル北村のような人間)は、他人から見ると、変な人生となるが、そして、マッスル北村は、変な人生を送ったが、ああいう生き方こそが、夢をもった人間の生き方だと思う。

大体、本当に、夢をもった人の人生は、変な人生になる傾向がある。

なぜなら、本当に、夢を追いかける人間というのは、現実的に、出来るか、出来ないか、なんてことを、考えないで、夢に向かって、まっしぐらに、突き進む人間だからだ。

だから、本当に、夢を追いかける人間は、失敗しやすい。なかには、夢を達成できる人もいるが。

トップアスリートなんて、子供の頃から、始めた、一つのスポーツが、面白くて、それを惰性で、生きてきた人間が、ほとんど、だから、途中で、別のことを、やりたい、夢を見つけても、現実的に、無理だ、という堅実な計算をして、仕方なく、現実的に達成できる、自分の一つのスポーツをやることになるから、夢など、求める人間ではなく、堅実なサラリーマンに過ぎない。

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働くと小説のアイデアが沸く

2016-09-12 20:30:52 | 医学・病気
なぜかは、わからないが。

「働くと小説のアイデアが沸く」

のである。

もちろん、僕は、基本的に、(今は)働くのが嫌いだ。

働くのが、無条件に嫌い、というわけではない。

やりがい、が、あれば、働くのは、あながち、嫌いではない。

僕の、本当の、仕事は、金の出ない小説を書く、ことだと、思っている。

しかし、今は、働くのが、嫌である。

それは、働くと、(楽な仕事だが)、腸閉塞になり、健康が悪化するからだ。

働いても、腸閉塞にならないのなら、働くのは、あながち、嫌いではない。

できれば、一日中、小説を書いていたいが。

しかし。

今、夏から秋になって、自律神経が乱れていて、困るのだ。

書きかけの小説や、書ける小説の、ネタは、いくつもあるのだが、うつ、で、気力が出ずに書けない。

健康のために水泳をしたいのだが、秋になって、泳ぐと、アレルギー性鼻炎で、一日中、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、に、なるので、どっちを、とるか、である。

しかし。それでも。

なぜかは、わからないが。

「働くと小説のアイデアが沸く」

のである。

働くことによって、仕事から、小説の、小さなヒントが、得られる、わけではない。

全く、仕事と関係ないことで、頭が、なぜか、冴えるのだ。

これは、仕事が終わって、ほっとした時である。

仕事中は、アイデアは、沸かない。

これは、おそらく地獄から、解放されることによって、起こる快感の効果によって、βエンドルフィン、が分泌されるからだろう。

これは、もう、何十回と、経験しているので、間違いない精神的な法則である。

人間の幸福感には、二種類あって、一つは、ゼロの状態から、努力によって、何事かを、成し遂げた時と、もう一つは、つらい、苦しい状態から、それが治った時の幸福感である。

人間は、どちらの幸福感でも、幸福感は、頭を冴えさせ、やる気を出させる。

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広島カープ優勝

2016-09-10 21:44:09 | 武道・スポーツ
広島カープ優勝。

もちろん、嬉しい。

プロ野球に興味のない私だが。

親会社もない、貧乏球団が、努力によって、勝ったというのが、嬉しい。

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屈筋と伸筋

2016-09-09 03:13:40 | 武道・スポーツ
多くの人が誤解していることだが。

鉛筆で文字を書く。箸で食事する。などという、動作は、スポーツではない、そんなことは、技術ではない。誰でにもできることだ、という主張である。

しかし、これは、完全な誤りである。

鉛筆で文字を書く。箸で食事する。などの動作も、幼少の頃から、長い長い、訓練をした結果、身につけた技術なのである。

なぜなら、欧米人は、箸を日本人のように、器用に使えない。これは、箸を使う、という訓練をしていないからである。箸を日本人と、同様に器用に使えるようになるには、反復練習をしなくては、出来るようにならない。

人間は、利き手で、箸を使え、文字を書けるが、利き手でない左手では、箸を使えないし、文字も書けない。これは、幼少の頃から、利き手(右手)だけを、使ってきて、利き手でない、左手で、箸を使ったり、文字を書いたりする訓練は、していない、からである。

なので、鉛筆で文字を書く。箸で食事する。などの動作も、訓練によって、身につけた技術なのである。

人間は、日常の生活で必要な動作の技術だけを、訓練によって、身につける。

(日常の生活で必要てない動作の技術は練習しない。←当たり前)

そこで。人間の、日常の生活で必要な動作といえば。それは、テーブルの上にある、食べ物を、口に運んだり、机の上にある物を、別の場所に動かしたりと、物を、正確な位置に、移動させる動作なのである。

「物を見たら、それを、正確に手にとる。そして、正確な位置へ移動させる」

という動作が正確に行われるためには、屈筋と伸筋の、両方が、同時に、正確に調節されて、働くことによって、行われる。

なので、人間は、いつも、屈筋と伸筋の、両方を、使った動作をしているのである。

人をなぐる場合でも、相手の顔を正確になぐるために、屈筋と伸筋の、両方が働く。

人間は、生まれつき、空手の技術を身につけていない。

空手は、人間の身についた動作である、屈筋と伸筋を、同時に動かす、という運動から、訓練によって、伸筋だけを、動かし、屈筋は、動かさない、という、運動を、反復練習によって、身につけるしか方法がないのである。

さて。陸上競技の、短距離走を、見ると、あれは、特殊な運動ではないように、思ってしまう。

なぜなら、人間は、誰でも、速く走れるからである。

しかし、それは違う。

なぜなら、人間は、「走る」という運動は、必要なので、身につけているが、それは、一直線に走る、のではなく、目的地に、早く到達するためであり、右に曲がったり、左に曲がったり、しなければならないから、これも、調節された動作でなくてはならないから、足の、屈筋と伸筋が、同時に働いているのである。

確かに、日常生活で、ケンカの敵から逃げるため、全力で走るだけ、とか、急用のため、全力で走るだけ、という、ことも、行われる。

しかし、そういう目的で、走る、ということは、現代社会では、あまりない。

現代社会で、急いで走る場合では、離れた所にある、必要な物を、取りに行く、という目的で走ることが、圧倒的に、多いので、目的地点の前で、ブレーキをかける、ことを意識して、走る、ということをしているのである。

テニスや、野球の野手や、バスケットボール、バトミントン、など、ほとんど全てのスポーツで、初心者、上級者に、かかわらず、また、試合や、遊びに、かかわらず、テニスなら、相手の打ったボールの所に、急いで、走っていき、そして、急いで、止まって、打つ、のであるから、がむしゃらに走るのではなく、止まることを意識した、走り方を、しているのである。

しかし、陸上競技の、短距離走は、そうではない。調節された動作は、必要なく、ただ、一直線に、速く走ることだけ、の技術が、陸上競技の短距離走の、走る技術である。

なので、陸上競技の、短距離走、の「走る」技術は、一般の人の、「走る」技術とは、違う、走り方の技術なのである。

たとえば。ほとんどの人は、平泳ぎ、は、出来る。速く泳ごうと、力を入れれば、ある程度、速く泳げる。

しかし、競泳選手の、平泳ぎ、は、一般の人の、平泳ぎ、とは、技術が異なる。

もちろん、同じ、平泳ぎ、なのであるから、共通する、運動の要素は、ある。

しかし、外見的に似ていても、一般の人の、平泳ぎ、と、競泳選手の、平泳ぎ、は、違う運動である。

それと、同じで、陸上競技の、短距離走、の「走る」技術は、一般の人の、「走る」技術とは、違う、走り方の技術なのである。

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ピッチングとバッティングは同じ原理がある

2016-09-08 23:36:19 | 武道・スポーツ
ピッチングとバッティングは同じ原理がある。

そう、書いたものの、もちろん、ピッチングとバッティングは全て同じ原理ではない。

ただ、共通点がある。

いくら、バッティングの練習をしても、ピッチングが上手くなる、ということはないし、その逆もしかり。

バッターの、長打力は、下半身の力が重要だから、バッターは、下半身の強化の、筋トレなどをしていて、プロ野球選手は、尻や足が大きい。

ピッチャーは、下半身の力が、バッターほどには、重要なのか、どうかは、わからない。

しかし、プロ野球では、ピッチャーは、バッティングでの、長打力はないのであり、ピッチャーは、ピッチングの成績が、よければ、バッティングの能力は、無くてもいいのが、プロ野球の世界である。

しかし、僕は、最近、バッティング・センターで、打つと、同時に、投げる練習をして、ピッチングが、出来るようになった。

どうして、出来るようになったのか、その原因を考えてみた。

バッティングも、(投手の)ピッチング技術も、体重移動、と、腰の回転が大切である。

長打を打つ、バッターは、打つ時、前足を一瞬、完全に、浮かし、強く踏み込み、そして、スイングにおいては、前足を、つっぱって、地面を強く蹴って、その反動による力によって、パワーを出している。

この、原理は、ピッチングでも、同じである。

速い球を投げるために、ピッチャーは、前足を完全に、浮かし、強く踏み込み、そして、前足を、つっぱって、地面を強く蹴って、その反動による力によって、パワーを出している。

日本ハムの大谷祥平は、160km/h、投げられるが、彼は、前足を、つっぱって、地面を強く蹴る力が、特に、強いため、投げた直後、前足が、少し後ろに、動いているほどである。

この、前足を浮かし、踏み込んで、前足を突っ張る、ことによって、大きなパワーを出す、という運動は、ピッチャーもバッターも、同じである。

それと。僕は、健康のため、水泳を、よく、しているが、同じ動作の、反復運動なので、使い過ぎ症候群に、なってしまって、肩の関節唇を痛めて、整形外科で、一年くらい、治療したこともある。

なので、肩を痛めないように、工夫した。

それは、腕を、思い切り、振り切るのではなく、肘を途中で、止めてしまう、という、投げ方をしていた。

肘を途中で止めてしまうと、その後、手先に、スピードがつき、前腕が、プロネーション(回内)し、腕を振り切らなくても、早い球が、投げられるのである。

これが、ピッチングが上達した理由だと、思う。

ピッチングや、バッティングで、足を、突っ張ることも、肘を止めるのと、同じ原理であり、勢いのついた、体の力を、止めてしまう、ことによって、あとは、手に力は、入っていなくても、手が、遠心力によって、勝手に、動いてくれる。

テニスの、サービスや、フォアハンド・ストロークでも、肘を止める、ということをして、強いショットを、打てる。

それと、同じ原理である。

これは、多くの、スポーツで、見られる原理であり、空手の、回し蹴り、や、後ろ回し蹴り(特に、フルコンタクト系)でも、言える。

つまり、ムチで、物をたたく場合、思い切り、振っても、強い衝撃を、与えることが出来るが、思い切り、振りだしたムチを、途中で止めると、ムチの先の遠心力が、速くなり、(ヘッドスピードが速くなり)、この方法でも、強い衝撃を、与えることが出来る。

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好酸球性副鼻腔炎

2016-09-07 15:34:32 | 医学・病気
秋になって、自律神経の調子が悪くなった。

たまたま、いい耳鼻科にかかることが出来た。

好酸球性副鼻腔炎と診断された。

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