小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

夏至

2021-06-23 03:54:12 | Weblog
夏至を過ぎた。

これから、太陽が昇って、太陽が沈む、昼間の時間が短くなっていく。

これは、さびしいことである。

今年も半分を過ぎた。

朝、5時前に、もう、日が昇り始め、外が白み始め、夜は、7時を過ぎても、まだ明るい。

しかし、これから、梅雨、そして、7月、8月、と猛暑が起こる。

今年の初めは、ちょっと怪我をして、一カ月くらい、何も出来なかった。

一カ月くらいで、怪我は治ったが、そのあと、気温の日内変動が大きくなり、小説は書けなかった。

しかし、いつか、書けるように、なるだろうは、今までの経験で、確信していた。

それで、5月くらいから、小説が書けるようになった。

僕は、循環気質なので、体調が良いと、アイデアが、次々と沸いてくる。

なので、書ける時に、一気に、たくさんの小説を書き始めた。

しかし、また、暑くなってきて、小説を書けなくなったわけではないが、書くペースが落ちた。

なので、書ける時に、たくさんの小説を書いておいて、良かったと思っている。

嬉しいことには、僕には、スポーツ青春小説など、書きたくても書けない、だろうと思っていたが、書けたことが、嬉しい。

今、執筆中である。

その他にも、いくつも、書いている。

小説創作において、もっと、長く書こうと思えば、書けるのに、僕は、作品をたくさん、書きたいと思っているので、それが、僕のジレンマである。

まあ、あせらず、そうかといって、早く完成させたくもあるので、それが、僕のジレンマである。

しかし、あまり、凝り過ぎて、一作、に、2ヵ月、も、3カ月も、時間をかけたくはない、という気持ちの方が、強い。

哲学者の、メルロポンティ、が言っているように、小説家にとっては、過去の作品は、作者にとっては、過去の墓場なのである。

なので、過去に書いた作品など、小説家は、読んだりしない。

小説家が生きているのは、小説を書いている時だけなのである。

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