と、クラスの女子は、みんな、賛成した。
しかし哲也を可哀想と、思うと同時に、哲也を、いじめて楽しみたい、という気持ちも、言葉には、出さずとも、女子生徒には、みんな、あったのである。
「それじゃあ、哲也君。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。哲也は、
「はい。順子さま」
と言って、哲也は、犬のように、四つん這いで、這って、順子の前に行った。
「さあ。哲也。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子のスリッポンの皮靴に、口を近づけた。
そして舌を出して、ペロペロと、順子の皮靴を舐め出した。
「ふふふ。犬みたい。哲也君に、こんな趣味があった、なんて、知らなかったわ」
順子は、笑いながら言った。
皆は、呆然と、信じられない、といった、顔つきで、その光景を見ていた。
「哲也君。ちょっと、待って」
そう言って、順子は、椅子に座った。そして、皮靴を脱ぎ、靴下も脱いだ。
そして、膝組みして、素足になった右足を、哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。私の足指を一本、一本、丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、足指を、ペロペロと、舐め出した。
右足を哲也が、全部、舐めると、順子は、足を組み替えて、今度は、左足を哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。今度は、こっちの、足指を丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、左の足指を、ペロペロと、舐め出した。
「ふふふ。くすぐったいけれど、気持ちいいわ」
順子は、そう言って、笑った。
順子は、悪戯っぽい、くだけた性格で、男子生徒に、「さあ。私を女王様と、お呼び」などと、言って、いつも、ふざけていた。
「どう。哲也君。私の、足指は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。酸っぱいですけれど、順子さまの、足指を、舐められるのは、最高に幸せです」
そう哲也は、言った。
「じゃあ。哲也君。着ている物を、全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命じた。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、立ち上がって、服を脱ぎ出した。
ワイシャツを脱ぎ、ランニングシャツを脱ぎ、そして、ズボンを脱ぎ、ブリーフも、脱いで、丸裸になった。
哲也は、陰部を、両手で、しっかりと押さえて、座り込んでしまった。
皆は、信じられない、といった表情で、目を白黒させながら、丸裸になって、座り込んでいる哲也を見た。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。順子さま。恥ずかしいですけど、とても、気持ちいいです」
哲也は、顔を紅潮させて言った。
「ふふ。哲也君。私。あなたには、きっと、マゾの気があると、思っていたの。それで、哲也君を、いじめる、想像を、しょっちゅう、していたの」
順子は、笑って、そう言った。
「さあ。哲也君。次は、仰向けに寝なさい」
順子が言った。
言われて、哲也は、教室の床に、仰向けになった。
おちんちん、を、必死て、両手で隠して。
順子は、椅子から立ち上がった。
そして、ふふふ、と、笑って、哲也の顔に、右足を乗せて、哲也の顔を踏んだ。
順子は、グリグリと、足を揺すった。
それによって、哲也の顔は、苦しそうに歪んだ。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が聞いた。
「ああー。いいです。最高です。順子さま」
哲也は、そう言った。
順子は、しばし、楽しそうに、哲也の顔を、ペットをじゃらすように、足で、揺すった。
「哲也君。じゃあ、今度は、もっと、気持ちのいいことを、してあげるわ」
そう言って、順子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
順子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
皆は、順子の大胆さに、驚いて、目を丸くした。
順子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、順子の尻が、哲也の顔に触れた。
順子は、哲也の顔の上に、遠慮なく、体重を乗せて、腰かけた。
そして順子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。順子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
順子は、しばし、哲也の顔に乗せた、尻を、グリグリと揺すっていた。
「ふふふ。哲也君。じゃあ、もっと、いいことをしてあげるわ」
そう言って、順子は、立ち上がった。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
順子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
順子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
皆は、順子は、パンティーを脱いで、一体、何をする気なのかと、驚いている。
順子は、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
順子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
順子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
順子が言った。
「はい。わかりました。順子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、順子の股間から、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、順子の小水を飲んだ。
順子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
順子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
「どうだった。哲也君。私の、オシッコの味は?」
順子が悪戯っぽく、笑いながら聞いた。
「はい。しょっぱかったでしたが、でも、順子さまの、オシッコは、とても、美味しかったでした」
と、哲也は、答えた。
女子生徒達は、順子の大胆さ、やら、哲也の告白やらを、信じられない、と言った、表情で、唖然として見ていた。
哲也は、足をピッチリ閉じて、両手で、ギュッと、男の性器を必死に隠している。
「哲也君」
「はい。順子さま」
「そんな所を、隠していちゃダメじゃない。手をどけなさい」
順子が言った。
「は、はい」
そう従順に、言って、哲也は、陰部から、手を離した。
「さあ。哲也君。足を、もっと開いて、みんなに、恥ずかしい部分を見せなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「はい」
哲也は、足を開き出した。
哲也の、マラが丸見えになった。
それは、どんどん、天狗の鼻のように、怒張していった。
「ああっ」
哲也は、顔を、真っ赤にして、声を出した。
「ふふふ。哲也君。どう。みんなに、見られている気持ちは?」
順子が聞いた。
「は、恥ずかしいですけど、すごく気持ちいいです」
哲也は、顔を、真っ赤にして言った。
「じゃあ、皆に、して欲しいことを、お願いしなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「女子生徒の、皆さま。どうか、僕の裸を、うんと、見て下さい」
と哲也は、顔を真っ赤にして言った。
「ねえ。どうして、哲也君は、恥ずかしがっているのに、見て、なんて、言うの?」
女子生徒の一人が順子に聞いた。
「あなたは、マゾの心理が、わからないのね」
順子が言った。
「つまり、それが、マゾというものなのよ。マゾも、恥ずかしい、という感情は、持っているわ。というより、マゾは、人一倍、恥ずかしがり屋なのよ。でも、その、恥ずかしさ、を、ことさら、さらけ出して、みじめになることに、快感を、感じてしまうというのが、マゾの心理なのよ」
そう順子が説明した。
「ふーん。そうなの」
女生徒は、わかったような、わからないような、曖昧な返事をした。
「ねえ。哲也君。哲也君は、女子生徒、全員に、いじめられたいんでしょ?」
順子が聞いた。
「は、はい。そうです」
と、哲也が答えた。
「じゃあ、ちゃんと、自分の口で、そうお願いしなくちゃ」
「はい。わかりました」
そう言って、哲也は、回りを見回した。
「女子生徒、の、みなさま。どうか、ぼくを、うんと、いじめて下さい」
と、哲也は、あられもないことを、自分を見つめている女子生徒達に向かって言った。
順子は、ふふふ、と、笑いながら、哲也の顔を踏んだ。
順子が、哲也を、いじめているのを、見ているうちに、だんだん、女子生徒達も、興奮し出して、息が荒くなっていった。
「何だか、私も、哲也君を、いじめたくなってきちゃったわ」
陽子が鼻にかかった声で言った。
「ねえ。哲也君。顔を踏んでもいい?」
陽子が聞いた。
「踏んで下さい。陽子さま」
哲也が答えた。
「じゃあ・・・ちょっとだけ」
そう言って、陽子は、哲也の顔に足を乗せた。
「ああっ。何だか、気持ちが良くなってきたわ。私って、サドなのかしら?」
陽子が言った。
「人間には、多かれ少なかれ、サドの気があるのよ。でも、マゾの気のある人は、少ないのよ」
そう順子が説明した。
「ねえ。哲也君。私も、哲也君の、顔に、お尻を乗せてもいい?」
欲が出てきた陽子は、哲也に、そう聞いた。
「はい。喜んで。乗せて下さい。陽子さま」
そう哲也が答えた。
「じゃあ。ちょっと、目をつぶって」
陽子が言った。
「はい」
陽子に言われて、哲也は、目をギュッとつぶった。
陽子は、スカートのチャックを外して、スカートを、降ろし、下半身は、パンティーだけになると、哲也の顔を跨ぎ、順子のやったように、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
哲也の顔に、陽子の尻が触れると、陽子は、
「ああっ」
と、激しい声を上げた。
「どうしたの。陽子?」
順子が聞いた。
「だって、こんなこと、するの、生まれて初めてだもの」
陽子が言った。
「じゃあ、股間を、擦りつけるように、腰を動かしてみなさい。もっと、気持ちよくなるから」
順子に言われて、陽子は、哲也の顔に、尻をのせたまま、腰をゆっくりと、揺すった。
「ああっ。すごく、気持ちいいわー」
陽子が、喘ぎながら、言った。
それは、叫び声にも近かった。
「ごめんね。哲也君」
陽子は、哲也に謝った。
「いいんです。最高です。とても素敵な匂いです。陽子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
しばし、哲也の顔の上に、尻を乗せていた、陽子は、
「ごめんね。哲也君」
と言って、立ち上がった。
そして、スカートを履いた。
「ああ。すごく、気持ちよかったわ」
陽子は、上等の松坂牛を食べ終わった後の人のような、満足した口調で言った。
女達も、だんだん、緊張していた、気持ちが、リラックスしてきた。
「私にもやらせて」
「私にも」
女達は、だんだん、積極的になりだした。
「待って」
順子が制止した。
「お尻を、乗せなくても、マゾの男の子を、気持ちよくさせる方法は、いくらでもあるわ」
と、順子が言った。
「どんな方法?」
「たとえば、こうやって、爪を立てて、体を、スーとなぞるのよ」
そう言って、順子は、哲也の、脇腹を、スーとなぞった。
「ああー」
哲也が悲鳴をあげた。
「それと、乳首を、コリコリしてあげてみなさい。男も、女と同じように、乳首を刺激されると感じるのよ」
そう順子は説明して、哲也の乳首を、つまんだり、コリコリさせ出した。
哲也は、「ああー」と声を上げた。
だんだん、哲也の乳首は、尖り出した。
「ほんとだわ。尖ってきたわ」
女達は、新大陸を発見した、コロンブスのように、興味津々に、哲也を見た。
「じゃあ、誰か、4人で、哲也君の、手と足を、押さえて」
順子が言った。
すぐに、女子生徒のうち、4人が、出てきて、哲也の、両手、両足を、しっかりと、つかんだ。
哲也は、大の字になった。
「さあ。みんな。哲也君を、くすぐってあげなさい」
順子が言った。
女達は、大の字になっている、哲也の、体を、くすぐり出した。
「ああー」
哲也は、クラスの女子達に、弄ばれて、被虐の叫び声をあげた。
丸出しになった、哲也の性器は、天狗の鼻のように、激しく勃起していった。
「うわー。すごーい」
女達は、面白がって、哲也の体を、くすぐった。
順子は、筆を持ってきて、女生徒の一人に渡した。
「お尻の割れ目を、筆で、なぞって、あげなさい。すごく、興奮するから」
順子が言った。
言われて、女生徒は、哲也の、尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「ああー。ひいー」
哲也は、叫び声をあげた。
「ふふふ。哲也君。感じているのね」
女生徒は、そう言って、哲也の尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「じゅ、順子さん」
哲也は、哀れな目を、順子に向けた。
「なあに?」
「もう、我慢できないんです」
哲也は、切なそうな口調で言った。
「わかったわ」
順子は、ニヤリと笑った。
順子は、哲也の股間の前に、しゃがみこんで、勃起した哲也の、マラをしごき出した。
「さあ。みんな。いじめてあげなさい」
順子が言った。
皆は、哲也の顔を踏んだり、体を、くすぐったりした。
クチャクチャと音がし出した。
順子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のおちんちんの、亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって、初めて見たわ」
皆は、目を皿のようにして、言った。
「さあ。みんな。一旦、哲也君から離れて」
順子が言った。
言われて、皆は、哲也から離れた。
「男の子は、精液を出してしまうと、その後は、しばしの間、虚無状態になるのよ。精液を出し切った満足感に浸りたいのよ」
そう順子が説明した。
その通り、哲也は、グッタリとしていた。
しばしして、哲也は、ムクッと、起き上がった。そして、床に正座して、
「順子さま。皆さま。有難うございました」
と、深々と、頭を下げた。
「哲也君。どう。まだやる?」
順子が聞いた。
「いえ。もう遅いですし、皆様も、することがあるでしょうし、今日は、これで、終わりにさせて下さい」
と、哲也は、言って、みなの都合を優先させた。
「哲也君。どう。これで、妄想的な想像が解消されて、受験勉強に打ち込める?」
順子が聞いた。
「はい。でも、とても、気持ちよくて、もっと、もっと、みなさまに、いじめられたいです」
と、哲也は、言った。
「じゃあ。また、みんなで、いじめてあげましょう。みんなは、どう?」
順子が皆に聞いた。
「やりたいわ。私も、哲也君の顔にお尻を乗せたいわ。そして、私のオシッコを飲ませたいわ」
「私も、そうよ」
「私も」
皆が賛同した。
皆は、もう、ためらいを、完全に、捨てきって、完全に積極的になっていた。
「では。明日の放課後、残って、また、みんなで、いじめてくれますか?」
哲也が聞いた。
「いいわよ」
「やろう。やろう」
皆は、この悪戯を、やりたくて、ウズウズしている、といった様子だった。
「じゃあ、明日の放課後ね」
と、順子が言った。
「よろしくお願いします」
そう言って、哲也は、パンツを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
「じゃあ。哲也君。明日の放課後ねー」
と言って、女子生徒達は、教室を出ていった。
(哲也め。ざまあみろ。明日の放課後を、思い知れ)
そう、哲也(の姿をした京子)は、心の中で、意地悪く、思った。
哲也の姿をした京子は、急いで、体育館に行った。
体育館には、誰もいなかった。
哲也の姿をした京子は、倉庫を開けた。
制服を着た京子が、猿轡され、柱に縛りつけられていた。
哲也(の姿をした京子)は、すぐに、京子(の姿をした哲也)に、駆け寄った。
そして、猿轡をとった。
「京子さん。どうしたんですか。こんなに遅くなって。何をしていたんですか?」
哲也が聞いた。
「別に、何もしていないわよ。それより、もう、早く帰りなさい。私が、遅くなると、私の両親が心配すから」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、京子(の姿をした哲也)の縄を解いた。
「それより、今日の夜中の、11時30分で、ちょうど、二日になるわ。お釈迦は、ウソは、言わないでしょうから、きっと、今日の夜中の、11時30分に、私とあなたは、元の体にもどれるはずよ。さあ。早く帰りなさい」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、体育館を出ていった。
縄を解かれた京子も、哲也のあとについて、体育館を出た。
○
「ただいまー」
そう言って、京子(の姿をした哲也)は、京子の家に入っていった。
「おかえり。京子」
と、言って、京子の母親が、出てきた。
「遅かったわね。何かあったの?」
母親が聞いた。
「いや。別に」
と、京子(の姿をした哲也)は、素っ気なく言った。
夕食を食べると、京子(の姿をした哲也)は、部屋に入った。
それから、風呂に入った。
そして、ともかく机に向かって、今日の授業の復習した。
しかし、京子の体で、いられるのは、今日の、11時30分までだと思うと、京子(の姿をした哲也)は、ベッドに、ゴロンと横たわり、乳房を揉みながら、パンティーに手を入れて、オナニーした。
だんだん、気持ちよくなってきた。
一方。
哲也(の姿をした京子)も、哲也の家に帰り、ご飯を食べ、風呂に入り、机について、勉強した。
そして、11時になると、パジャマに着替え、ベッドに乗り、布団に入った。
そして、電灯を消した。
二人は、ともに、11時30分を待った。
やがて、時計の長針が、真下に降りてきて、カチリと、11時30分を、指した。
哲也(の姿をした京子)の部屋の中に、いつの間にか、金色に輝くものが、現れた。
それは、薄目をした、お釈迦さま、だった。
「京子よ。男と女は、仲良うせにゃあかん。いがみ合っていては、いいことは、何もないぞ。それを決して、忘れるではないぞ」
そう言うや、金色に輝く、お釈迦さま、は、スーと姿を消していった。
京子が、はっと、気づくと、京子は、自分の部屋にいた。
急いで、鏡を見た。
間違いなく、自分の顔になっていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。
間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
「やった。やっと、自分の体にもどれた」
そう言って、京子は、小躍りして喜んだ。
京子は、急いで、スマートフォンで、哲也に電話してみた。
「もしもし・・・哲也」
「はい」
「私は、自分の体にもどれたわ。あなたは?」
「オレも、自分の体にもどれたよ」
「そう。よかったわね。やっぱり、お釈迦さまの言った通りね」
そう言って、京子は、電話を切った。
睡魔が襲ってきて、京子は、眠りに就いた。
「水曜日」
水曜日の朝である。
「ふあーあ。あー。よく寝た」
京子は、目を覚まして、大きく伸びをした。
京子は、自分が、ちゃんと、自分の体にもどれていることを、確かめるために、急いで、鏡を見た。間違いなく、鏡には、自分の顔が写っていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
京子は、パジャマを脱いで、裸になって、等身大の、姿見の鏡の前に立った。
そして、体中を、隈なく点検した。
頭の先から、足の先まで。
それは、間違いなく自分の体だった。
京子は、自分の体に、もどれたことを、再び実感して、ほっとした。
「京子―。朝ごはんよー。降りてらっしゃい」
母親の声が階下から聞こえた。
京子は、着替えて、階下の食卓についた。
朝食は、厚切りトーストとスクランブルエッグとツナサラダと紅茶だった。
京子に、ある不安が閃いた。
昨日、と、一昨日、哲也は、空とぼけて、京子を演じていたのだ。
しかも、学校では、さんざん、自分を貶める悪戯をしていたのだ。
家でも、何か、哲也は、悪さをしていないかと、京子は、疑った。
それで、母親に聞いてみた。
「ねえ。お母さん。昨日、と、一昨日。私、何か変なことした?」
と、京子は、母親に聞いた。
京子の母親は、微笑して、
「何ですか。自分がしたこと、くらい、知っているでしょう」
と、母親は笑って言った。
「そうだけど。一昨日、熱を出して、眠気のある風邪薬を飲んだため、頭が、ボーとしてしまって、昨日も、頭が、少し、ボーとして、何をしたか、忘れちゃったの」
京子は、そう言った。
「別に、変なことなんか、してないわ。ただ・・・」
と、言って、母親は、娘を見つめた。
「ただ、なあに?」
「ただ。あなたは、トーストは、いつも、バターだけで食べるのに、一昨日の朝食は、苺ジャムを、つけて食べたので、どうしてなのかなって、疑問に思ったわ。それと・・・」
「それと、なあに?」
「それと。一昨日に、私が、風呂に入っている時に、あなたが、入ってきて、ちょっと、吃驚しちゃったわ。しかも、丁寧に、私の体を洗ってくれて。どうしてかな。って疑問に思ったわ。どういう気の変わりようなの?」
(哲也め。そんなこと、したのか)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
「それと・・・」
母親は、言いかけた。
「それと、なあに?」
京子は、母親に、話の続きを催促した。
「それと、風呂の後、いきなり、マッサージすると言って、寝室に入ってきたから、びっくりしちゃったわ。気持ちよかったけれど・・・」
(おのれ。哲也め。そんなこと、したのか。許さん)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
食事が終わると、京子は、セーラー服を着て、スカートを履いた。
昨日、一日、慣れない、男の制服を着ていたので、慣れた、いつもの服を着れて、京子は、ほっとした気分になった。
京子は、カバンを持って、階下に降りた。
母親は、掃除機で、床を掃除していた。
「行ってきまーす」
そう言って、京子は、家を出た。
「行ってらっしゃーい」
そう母親が、笑顔で、言って、手を振った。
○
京子は、学校についた。
京子が、教室に入ると、哲也は、まだ来ていなかった。
「京子。おはよう」
そう言って、順子が、京子の机にやって来た。
「おはよう。順子」
京子も挨拶した。
「あなた。昨日。昼休みから、午後、いなくなっちゃったわね。早退したの?」
順子が聞いた。
「ええ。昨日の昼から、ちょっと、熱が出で、家に帰って、寝てたの」
京子が答えた。
「もう、熱は下がった?」
順子が聞いた。
「ええ。風邪薬を飲んで、一晩、寝たら、すっかり、よくなったわ」
「じゃあ、今日の放課後は、空いてる?」
「空いてるわよ。でも、なぜ?」
「放課後、残って欲しいの。とても、面白いことが、出来るわよ」
「面白いことって、何?」
京子が聞いた。
「それは秘密。放課後になれば、わかるわ」
そう言って、順子は、去っていった。
昨日、さんざん、いじめられた順子では、あるが、いじめられたのは、哲也であって、自分ではない、ので、京子は、何とも思っていなかった。
「ふふ。京子のヌードデッサン、今日もやりたいな。もっと、色々なポーズで」
男子生徒の一人が、京子に近寄ってきて言った。
京子は、あわてて、立ち上がった。
「みなさーん」
と、京子は、クラスの生徒に呼びかけた。
皆は、ポカンとしている。
「みなさんに、大切な知らせがあります」
「何?」
「私のヌードデッサンは、未来永劫、禁止になりました」
「ええっ。どうして?」
「美術の先生が、知ってしまったのよ。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったの。それに、私も、やっぱり、死んでも、やりたくなくなっちゃったの」
京子が言った。
「ちぇっ。残念。でも、どうして、やりたくなくなっちゃったの?」
男子生徒の一人が聞いた。
「女心は、秋の空のように、変わりやすいものなのよ」
そう京子が言った。
その時。
ガラリと、教室の戸が開いた。
哲也が入ってきた。
女子生徒たちの視線が、一斉に哲也に向かった。
皆、嬉しそうな、笑顔だった。
ニヤニヤ笑っていた。
「おはよう。哲也君」
「おはよう。哲也君」
女生徒たちは、嬉しそうに、哲也に挨拶した。
「お、おはよう」
哲也は、首を傾げながら、一応、挨拶して、自分の席に着いた。
哲也には、なぜ、女子生徒たちが、嬉しそうに、挨拶してくるのか、わからなかった。
順子が哲也の席にやって来た。
「ふふふ。哲也君。昨日は、楽しかったわ。興奮で眠れなかったわ。今日の放課後も、すごく楽しみだわ」
順子が言った。
「えっ。一体、何のこと?」
哲也が聞き返した。
「何とぼけてるのよ。あっ。そうか。男子がいるから、恥ずかしいのね。ごめん」
そう言って、順子は、去っていった。
男子生徒の一人が哲也の所にやって来た。
「おい。哲也。京子の、ヌードデッサンが出来なくなってしまったぞ」
と、彼は言った。
「ええっ。どうして?」
「さっき、京子が言ったんだ。美術の先生が、知ってしまったんだって。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったらしいんだ。それと、京子も、なせか、やりたくなくなったんだって」
「そう。それは、残念だな」
京子は、それを聞いて、怒り心頭に発した。
(あれだけ、悪事を働きながら、まだ反省してないなんて。絶対、許せない。だが、まあ、いいか。今日の放課後を思い知れ)
京子は、心の中で、そう呟いた。
その時。
キーン・コーン・カーン・コーン。
始業のベルが鳴った。
ガラリと、教室の戸が開いて、一時間目の、英語の教師が入ってきた。
「起立」
「礼」
「着席」
こうして、優等生には楽しいが、勉強嫌いな生徒には、つまらない授業が始まった。
○
さて。時間が経って、退屈な午前の授業が終わった。
そして昼休みになった。
そして昼休みも終わって退屈な午後の授業が始まった。
そして、時間が経って、退屈な午後の授業も終わった。
キーン・コーン・カーン・コーン。
終業のベルが鳴った。
○
「じゃあ。男子生徒は、帰って。女子生徒は、みんな、残って」
順子が言った。
言われて、男達は、教室を出ていった。
女子生徒だけが、残った。
哲也も、帰ろうとして席を立った。
すると、順子が哲也を引き止めた。
「哲也君は残らなくちゃダメじゃない」
と順子が言った。
哲也は、わけがわからず、教室に残った。
クラスの女子生徒、全員が、ニコニコ笑いながら、哲也を取り巻いている。
哲也は、何が何だか、訳が分からなかって、不安になった。
「一体、何をするの?」
京子が、順子に聞いた。
「京子は、昨日、いなかったわね。説明するわ。哲也君はね、昨日、自分は、マゾで、私達、みんなに、いじめて下さい、って頼んだの。そういう想像ばかりして、毎日、オナニーばかりしてしまうから、勉強が手につかない、って言ったの。それで、私達が、いじめてあげたの。そして、一回だけでは、満足できないから、今日の、放課後に、もう一回、虐めて下さい、っていったのよ」
と、順子が言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか)
哲也は、心の中で、叫んだ。
「ふーん。信じられないわ。それで、具体的に、どんなことをしたの?」
京子が、順子に聞いた。
「顔を踏まれたり、私や、陽子の、オシッコを飲んだり、丸裸になって、みんなに、くすぐられて、射精までしたのよ」
と、順子が笑いながら言った。
「ふーん。信じられないわ。哲也君に、そういう趣味があったなんて」
と、京子が、そらとぼけた様子で言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか。しかも、のうのうと、そらとぼけて)
哲也は、心の中で、叫び出したい気持ちだった。
「さあ。哲也君。着ている物を全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命令的な口調で言った。
「い、いえ。やっぱり、昨日、考え直して、やっばり、昨日のようなことは、するべきでは、ないと、考えが変わったんです。だから、もういいです」
と、哲也が言った。
「ふふふ。哲也君。恥ずかしがっているのね。あるいは、わざと嫌がるフリをして、私達を興奮させたい。という趣向なのね。わかったわ。みんな。哲也君を脱がしちゃいましょう」
と、順子が言った。
女子生徒たちは、わっと、哲也に襲いかかった。
そして、哲也の服を脱がせ出した。
「や、やめてー」
哲也は、叫んだ。
しかし、女子生徒たちは、やめない。
「ふふふ。確かに、嫌がるのを、無理矢理、脱がすのも、興奮するわね。哲也君って、乱暴に、強姦されたい願望があるのね。哲也君って、そうとうなハード・マゾなのね」
と、一人の女子生徒が言った。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
100m走で、女子に負けてしまったほどである。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
哲也は、女子生徒たちに、取り押さえられて、見る見るうちに、着ている物を全部、脱がされて、丸裸にされてしまった。
「ふふふ。哲也君。縄をもってきて、あげたわよ」
順子がそう言って、カバンから、縄を取り出した。
そして、それを、女子の一人に渡した。
女子たちは、哲也の両手を背中に廻して、手首を重ね合わせ、手首をギュッと縛り上げた。
そして、その縄尻を、机の脚の一つに、カッチリと、結びつけた。
1mくらいの、ゆとりを、もたせて。
そして、その机の上に、一人の女生徒が乗った。
彼女は、ふふふ、と、笑った。
これで、もう、哲也は、逃げられなく、なってしまった。
哲也は、クナクナと、その場に座り込んだ。
しかし、丸裸で、後ろ手に縛られているので、性器を隠せない。
クラスの女生徒達は、そんな、哲也を、取り囲んで、楽しそうに見ている。
「お願い。見ないで」
哲也は、耐えられなくなって、叫んだ。
しかし、女子生徒達は、どこ吹く風と、相手にしない。
「ふふふ。マゾのやめて、は、やって、の裏返しよ。哲也君は、私達を興奮させるために、嫌がっているフリをしているのよ」
そう順子が言った。
「そうね。哲也君が嫌がると、余計、いじめたくなっちゃうわ。私、興奮してきちゃった」
そう、一人の女生徒が言った。
「私もそうよ」
「私も、興奮してきちゃったわ」
女子生徒達は、口々に好き勝手なことを言った。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
女生徒の一人が聞いた。
「は、恥ずかしいです。死にたいほど」
哲也が言った。
「今日は、誰が、哲也君をいじめたい?」
順子が皆に聞いた。
「順子。私にやらせてくれない?」
紀子が言った。
「いいわよ。でも、どうして?」
順子が、笑いながら聞いた。
「実は、私も、順子と同じように、哲也君をいじめたくて、仕方がなかったの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
そう言って、紀子は、哲也の背後に座った。
そして、哲也の背中に、ピッタリと、くっついた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。紀子さん。やめて下さい」
哲也は、悲鳴を上げた。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、太腿を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし、言葉とは、裏腹に、哲也の、マラは、天狗の鼻のように、勃起し出した。
「ふふふ。哲也君。やっぱり、気持ちがいいのね」
そう言って、紀子は、哲也の体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったりした。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げ続けた。
「さあ。哲也君。床に仰向けになって」
紀子が言った。
哲也は、仕方なく、床に仰向けになった。
哲也は、後ろ手に、縛られているので、起き上がることが、出来ない。
紀子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔を跨ぎ、膝を曲げていき、パンティーに包まれた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、昨日、順子がやったように、紀子は、哲也の顔の上に乗せた腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー」
紀子が、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばしの間、紀子は、尻を揺すって、快感に浸っていた。
「も、もう、やめて下さい。紀子さん」
哲也が言った。
「ごめんね。哲也君。私だけ楽しんじゃって。じゃあ。今度は、哲也君を気持ちよくさせてあげるわ」
そう言って、紀子は、哲也の顔から尻をどけた。
そして、スカートを履いた。
哲也は、勃起した、マラを、皆に見られないように、腰と膝を曲げ、足をピッチリ閉じ合せて、海老のように、縮こまっていた。
そのため、哲也の、尻は、パックリと、開き、丸見えになっていた。
紀子は、ポケットから、毛筆を取り出した。
そして、哲也の、パックリと、開いた、丸見えの、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞった。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
そして、瞬時に、キュッと、尻を閉じ合せようとした。
しかし、そのため、哲也は、縮こまる姿勢が、とれなくなり、逆に、反射的に、体が反ってしまった。
そのため、天狗の鼻のように、怒張した、マラが、丸見えになってしまった。
紀子は、意地悪く、ふふふ、と、笑った。
そして、紀子は、毛筆で、哲也の、尻や、脇腹や、足の裏、など、ありとあらゆる所を、スーと、刷いた。
「ああー」
哲也は、眉を寄せて、苦しげな表情で、悲鳴を上げた。
それを、見ていた、女子生徒達は、皆、だんだん、ハアハアと、息が荒くなって、いった。
なかには、息を荒くしながら、スカートの中に手を入れて、まさぐる女生徒もいた。
「私も、もう、我慢できないわ」
「私も」
そう言って、女子生徒達は、わっと、一気に、哲也に、飛びかかった。
そして、哲也の体を、思う存分、触ったり、くすぐったりした。
「ああー。やめてー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし彼女らは、もう、恥じらいを完全に、捨てていた。
二人の女生徒が、それぞれ、哲也の、足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
しかも、女は、二人がかりである。
哲也の足は、大きく、あられもなく、開かれた。
股間には、天狗の鼻のように、激しく、そそり立って、勃起した、マラが、天上に向かっている。
他の女子たちも、哲也の体を、触ったり、くすぐったり、し出した。
紀子は、毛筆で、哲也の尻の割れ目をスーと、なぞった。
「ああー」
哲也は、激しい悲鳴を上げた。
激しい刺激の、つらさに、哲也が、尻の割れ目を、閉じようとすると、哲也の足首を、持ってる二人の女生徒が、それを阻止した。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
紀子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のマラの亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって。昨日も見たけど、ほんと。すごいのね」
女達は感心したような口調で言った。
「どう。哲也君。気持ちよかった?」
紀子が、笑いながら聞いた。
だか、哲也は、黙っている。
しばし、哲也は、グッタリしていた。
「誰か、他に、やりたい人はいない?」
しばしして、順子が聞いた。
「私。やりたいわ」
そう、凜子が名乗り出た。
「実は、私も、哲也君をいじめたいと、思っていたの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
凜子が言った。
「ねえ。哲也君。いじめても、いい?」
凜子が哲也に聞いた。
「もう、どうとでも、好きにして」
哲也は、捨て鉢な口調で言った。
哲也は、心も、すでに、捨て鉢になっていた。
「じゃあ。お言葉に甘えて・・・」
そう言って、凜子は、哲也の、乳首をコリコリしたり、体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったり、し出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
「ふふ。射精した、直後は、刺激しても、射精は、起こらないのよ。これを、絶対不応期というの。でも、時間が、経てば、また、すぐに、精子が、作られ出すのよ。ましてや哲也君のように、若い、性欲、真っ盛りの年頃なら、射精後、5分も、すれば、また、精子が、どんどん、つくられていくのよ」
そう、凜子が説明した。
「さあ。みんなも、手伝って」
凜子が言った。
言われて、女子達は、また、わらわらと、砂糖に群がる蟻のように、哲也の体を、触ったり、揉んだり、くすぐったりし出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、勃起し出した。
「本当だわ。哲也君って、すごく、性欲、旺盛、というか、スケベなのね」
一人が言った。
凜子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔をまたぎ、パンティーで覆われた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、凜子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、歪んで、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー。哲也君。ゴメンね」
凜子は、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばししてから、凜子は、立ち上がった。
そして、哲也の股間の方へ行って、しゃがみ込んだ。
そして、女生徒たちを見た。
「さあ。哲也君の足を、大きく開かせて」
凜子が、女生徒を見て、言った。
言われて、さっき、哲也の足を開いていた、二人の女生徒が、また、やって来た。
二人は、それぞれ、哲也の、右の足首と、左の足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、丸見えになり、天狗の鼻のように、激しく、勃起し出した。
凜子は、哲也の金玉を、やさしく揉んだり、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞったりした。
「ふふふ。哲也君。どう。気持ちいい?」
凜子が聞いた。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
凜子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
凜子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めていった。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也の亀頭の先から、白濁した精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「次は、誰がやる?」
順子が聞いた。
「私がやるわ」
京子が言った。
「あら。京子。あなたみたいな真面目な人でも、やっぱり、エッチな心はあるのね」
そう、順子が言った。
「ねえ。みんな。皆が、みていると、恥ずかしいわ。みんな、教室を出てくれない?」
京子が言った。
「わかったわ。じゃあ、この後は、京子の、プライベート調教なのね。じゃあ、私達、家に帰るわ」
みんなー、帰りましょうー、と、順子が言って、皆は、カバンを持って、ゾロゾロと教室を出ていった。
○
あとには、裸の哲也と、京子が、二人、誰もいない、ガランとした教室に残された。
京子は、哲也の前に、腰を降ろした。
「哲也君。ごめんね。意地悪、しちゃって」
そう言ってから、京子は、哲也の服を持ってきた。
「ひどいよ。京子。オレ。もう、学校に、来れないよ」
そう哲也は、泣きながら言った。
「でも。あなたが、私の体になれたのを、いいことに、助平君や、不良生徒たちに、マゾだと言って、悪戯させたり、ヌードデッサンのモデルになったり、したことを、知って、物凄く頭にきちゃったの。それと、今朝、お母さんに聞いて知ったけど、あなた。私の、お母さんと、風呂に入ったり、お母さんに、マッサージしたりしたでしょ」
京子が言った。
「そうだね。僕が、悪戯したのが、いけなかったんだね。ゴメンね」
哲也が言った。
「じゃあ。これで、おあいこに、しましょう。皆には、私から、やめるように、強く言っておくわ。やめないと、先生に言いつけるって、厳しく言っておくわ」
そう言って、京子は、哲也の縄を解こうとした。
「待って」
哲也が制止した。
「なあに?」
「皆に、いじめられるのは、死ぬほど、恥ずかしかったけど、本当は、僕は、マゾの気もあって、ああされることを、想像したこともあるんだ。さっき、いじめられているうちに、マゾの快感を感じ出しちゃったんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふ、そうなの」
と、京子が笑った。
「ねえ。京子」
哲也があらたまった口調で呼びかけた。
「なあに?」
「君に悪戯した、罰として、僕をいじめてくれない?僕は、本当は、君にも、いじめられることを、想像して、オナニーしたこともあるんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふふ。そうなの。わかったわ」
京子が言った。
哲也は、京子に向かって、
「さあ。好きにして」
と言った。
「わかったわ」
そう言って、京子は、後ろ手に縛られた哲也の、背後に座って、哲也の背中に、ピッタリと、体を、くっつけた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。京子さま。気持ちいいです」
哲也は、悲鳴を上げた。
「哲也君。私も、顔の上に乗ってもいい?」
京子が聞いた。
「はい。乗って下さい」
哲也が答えた。
「それじゃあ、乗らせてもらうわ」
そう言って、京子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
京子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
「哲也君。仰向けに寝て」
京子が言った。
「はい」
哲也は、言われたように、仰向けに寝た。
京子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、パンティーに包まれた京子の大きな尻が、哲也の顔に触れた。
京子は、哲也の顔の上に腰かけた。
そして京子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それは、四天王に踏まれている餓鬼のようだった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
京子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。京子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
「ふふふ。じゃあ、私のオシッコも、飲みたい?」
京子が聞いた。
「はい」
哲也が言った。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
京子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
京子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
そして、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
京子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
京子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
京子が言った。
「はい。わかりました。京子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、京子のアソコから、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、京子の小水を飲んだ。
京子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
京子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
そこには、ちゃんと、スカートを履いた京子がいた。
「さあ。哲也君。服を着て」
そう言って、京子は、哲也の、後ろ手の、手首の縄を解いた。
これで、哲也は、やっと自由になれた。
「ありがとう」
そう言って、哲也は、ブリーフを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
嫌い合っていた、二人は、いつの間にか、仲良くなっていた。
「やっぱり、僕たちが、嫌い合っていたのを、お釈迦さまが、仲良くさせようと、したんだね」
哲也が言った。
「そうね。これから、クラスでは、恥ずかしいけれど、私達が、仲良くなれたことの方が、ずっと、良いことだと思うわ」
京子が言った。
「京子ちゃん。実を言うと、僕は、君をおとしめたいという、思いだけじゃなかったんだ。君の体になれたことを、いいことに、女の快感を味わっていたんだ。どうせ、他人の体なんだからって思って」
「哲也君。私もよ。私も、昨日、クラスの女子達、みんなに、いじめられた時、マゾの男の快感にも浸っていたわ」
京子が言った。
「きっと。お釈迦さまは、他人の苦しみを、味あわせることで、僕たちに、他人の苦しみを、理解できる人間にしようと、したんじゃないかな?」
「そうね。私も、きっと、そうだと思うわ」
それから、二人は、全く口も利かなかったほどの悪い仲だったのに、それ以来、とても仲良くなって、一緒に勉強するようにも、なった。
そして。二人は、翌年、ともに、現役で、東大理科三類に、合格した。
そして、二人は、大学一年の初夏に、結婚した。
平成27年10月22日(水)擱筆
しかし哲也を可哀想と、思うと同時に、哲也を、いじめて楽しみたい、という気持ちも、言葉には、出さずとも、女子生徒には、みんな、あったのである。
「それじゃあ、哲也君。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。哲也は、
「はい。順子さま」
と言って、哲也は、犬のように、四つん這いで、這って、順子の前に行った。
「さあ。哲也。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子のスリッポンの皮靴に、口を近づけた。
そして舌を出して、ペロペロと、順子の皮靴を舐め出した。
「ふふふ。犬みたい。哲也君に、こんな趣味があった、なんて、知らなかったわ」
順子は、笑いながら言った。
皆は、呆然と、信じられない、といった、顔つきで、その光景を見ていた。
「哲也君。ちょっと、待って」
そう言って、順子は、椅子に座った。そして、皮靴を脱ぎ、靴下も脱いだ。
そして、膝組みして、素足になった右足を、哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。私の足指を一本、一本、丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、足指を、ペロペロと、舐め出した。
右足を哲也が、全部、舐めると、順子は、足を組み替えて、今度は、左足を哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。今度は、こっちの、足指を丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、左の足指を、ペロペロと、舐め出した。
「ふふふ。くすぐったいけれど、気持ちいいわ」
順子は、そう言って、笑った。
順子は、悪戯っぽい、くだけた性格で、男子生徒に、「さあ。私を女王様と、お呼び」などと、言って、いつも、ふざけていた。
「どう。哲也君。私の、足指は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。酸っぱいですけれど、順子さまの、足指を、舐められるのは、最高に幸せです」
そう哲也は、言った。
「じゃあ。哲也君。着ている物を、全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命じた。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、立ち上がって、服を脱ぎ出した。
ワイシャツを脱ぎ、ランニングシャツを脱ぎ、そして、ズボンを脱ぎ、ブリーフも、脱いで、丸裸になった。
哲也は、陰部を、両手で、しっかりと押さえて、座り込んでしまった。
皆は、信じられない、といった表情で、目を白黒させながら、丸裸になって、座り込んでいる哲也を見た。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。順子さま。恥ずかしいですけど、とても、気持ちいいです」
哲也は、顔を紅潮させて言った。
「ふふ。哲也君。私。あなたには、きっと、マゾの気があると、思っていたの。それで、哲也君を、いじめる、想像を、しょっちゅう、していたの」
順子は、笑って、そう言った。
「さあ。哲也君。次は、仰向けに寝なさい」
順子が言った。
言われて、哲也は、教室の床に、仰向けになった。
おちんちん、を、必死て、両手で隠して。
順子は、椅子から立ち上がった。
そして、ふふふ、と、笑って、哲也の顔に、右足を乗せて、哲也の顔を踏んだ。
順子は、グリグリと、足を揺すった。
それによって、哲也の顔は、苦しそうに歪んだ。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が聞いた。
「ああー。いいです。最高です。順子さま」
哲也は、そう言った。
順子は、しばし、楽しそうに、哲也の顔を、ペットをじゃらすように、足で、揺すった。
「哲也君。じゃあ、今度は、もっと、気持ちのいいことを、してあげるわ」
そう言って、順子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
順子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
皆は、順子の大胆さに、驚いて、目を丸くした。
順子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、順子の尻が、哲也の顔に触れた。
順子は、哲也の顔の上に、遠慮なく、体重を乗せて、腰かけた。
そして順子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。順子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
順子は、しばし、哲也の顔に乗せた、尻を、グリグリと揺すっていた。
「ふふふ。哲也君。じゃあ、もっと、いいことをしてあげるわ」
そう言って、順子は、立ち上がった。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
順子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
順子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
皆は、順子は、パンティーを脱いで、一体、何をする気なのかと、驚いている。
順子は、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
順子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
順子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
順子が言った。
「はい。わかりました。順子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、順子の股間から、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、順子の小水を飲んだ。
順子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
順子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
「どうだった。哲也君。私の、オシッコの味は?」
順子が悪戯っぽく、笑いながら聞いた。
「はい。しょっぱかったでしたが、でも、順子さまの、オシッコは、とても、美味しかったでした」
と、哲也は、答えた。
女子生徒達は、順子の大胆さ、やら、哲也の告白やらを、信じられない、と言った、表情で、唖然として見ていた。
哲也は、足をピッチリ閉じて、両手で、ギュッと、男の性器を必死に隠している。
「哲也君」
「はい。順子さま」
「そんな所を、隠していちゃダメじゃない。手をどけなさい」
順子が言った。
「は、はい」
そう従順に、言って、哲也は、陰部から、手を離した。
「さあ。哲也君。足を、もっと開いて、みんなに、恥ずかしい部分を見せなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「はい」
哲也は、足を開き出した。
哲也の、マラが丸見えになった。
それは、どんどん、天狗の鼻のように、怒張していった。
「ああっ」
哲也は、顔を、真っ赤にして、声を出した。
「ふふふ。哲也君。どう。みんなに、見られている気持ちは?」
順子が聞いた。
「は、恥ずかしいですけど、すごく気持ちいいです」
哲也は、顔を、真っ赤にして言った。
「じゃあ、皆に、して欲しいことを、お願いしなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「女子生徒の、皆さま。どうか、僕の裸を、うんと、見て下さい」
と哲也は、顔を真っ赤にして言った。
「ねえ。どうして、哲也君は、恥ずかしがっているのに、見て、なんて、言うの?」
女子生徒の一人が順子に聞いた。
「あなたは、マゾの心理が、わからないのね」
順子が言った。
「つまり、それが、マゾというものなのよ。マゾも、恥ずかしい、という感情は、持っているわ。というより、マゾは、人一倍、恥ずかしがり屋なのよ。でも、その、恥ずかしさ、を、ことさら、さらけ出して、みじめになることに、快感を、感じてしまうというのが、マゾの心理なのよ」
そう順子が説明した。
「ふーん。そうなの」
女生徒は、わかったような、わからないような、曖昧な返事をした。
「ねえ。哲也君。哲也君は、女子生徒、全員に、いじめられたいんでしょ?」
順子が聞いた。
「は、はい。そうです」
と、哲也が答えた。
「じゃあ、ちゃんと、自分の口で、そうお願いしなくちゃ」
「はい。わかりました」
そう言って、哲也は、回りを見回した。
「女子生徒、の、みなさま。どうか、ぼくを、うんと、いじめて下さい」
と、哲也は、あられもないことを、自分を見つめている女子生徒達に向かって言った。
順子は、ふふふ、と、笑いながら、哲也の顔を踏んだ。
順子が、哲也を、いじめているのを、見ているうちに、だんだん、女子生徒達も、興奮し出して、息が荒くなっていった。
「何だか、私も、哲也君を、いじめたくなってきちゃったわ」
陽子が鼻にかかった声で言った。
「ねえ。哲也君。顔を踏んでもいい?」
陽子が聞いた。
「踏んで下さい。陽子さま」
哲也が答えた。
「じゃあ・・・ちょっとだけ」
そう言って、陽子は、哲也の顔に足を乗せた。
「ああっ。何だか、気持ちが良くなってきたわ。私って、サドなのかしら?」
陽子が言った。
「人間には、多かれ少なかれ、サドの気があるのよ。でも、マゾの気のある人は、少ないのよ」
そう順子が説明した。
「ねえ。哲也君。私も、哲也君の、顔に、お尻を乗せてもいい?」
欲が出てきた陽子は、哲也に、そう聞いた。
「はい。喜んで。乗せて下さい。陽子さま」
そう哲也が答えた。
「じゃあ。ちょっと、目をつぶって」
陽子が言った。
「はい」
陽子に言われて、哲也は、目をギュッとつぶった。
陽子は、スカートのチャックを外して、スカートを、降ろし、下半身は、パンティーだけになると、哲也の顔を跨ぎ、順子のやったように、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
哲也の顔に、陽子の尻が触れると、陽子は、
「ああっ」
と、激しい声を上げた。
「どうしたの。陽子?」
順子が聞いた。
「だって、こんなこと、するの、生まれて初めてだもの」
陽子が言った。
「じゃあ、股間を、擦りつけるように、腰を動かしてみなさい。もっと、気持ちよくなるから」
順子に言われて、陽子は、哲也の顔に、尻をのせたまま、腰をゆっくりと、揺すった。
「ああっ。すごく、気持ちいいわー」
陽子が、喘ぎながら、言った。
それは、叫び声にも近かった。
「ごめんね。哲也君」
陽子は、哲也に謝った。
「いいんです。最高です。とても素敵な匂いです。陽子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
しばし、哲也の顔の上に、尻を乗せていた、陽子は、
「ごめんね。哲也君」
と言って、立ち上がった。
そして、スカートを履いた。
「ああ。すごく、気持ちよかったわ」
陽子は、上等の松坂牛を食べ終わった後の人のような、満足した口調で言った。
女達も、だんだん、緊張していた、気持ちが、リラックスしてきた。
「私にもやらせて」
「私にも」
女達は、だんだん、積極的になりだした。
「待って」
順子が制止した。
「お尻を、乗せなくても、マゾの男の子を、気持ちよくさせる方法は、いくらでもあるわ」
と、順子が言った。
「どんな方法?」
「たとえば、こうやって、爪を立てて、体を、スーとなぞるのよ」
そう言って、順子は、哲也の、脇腹を、スーとなぞった。
「ああー」
哲也が悲鳴をあげた。
「それと、乳首を、コリコリしてあげてみなさい。男も、女と同じように、乳首を刺激されると感じるのよ」
そう順子は説明して、哲也の乳首を、つまんだり、コリコリさせ出した。
哲也は、「ああー」と声を上げた。
だんだん、哲也の乳首は、尖り出した。
「ほんとだわ。尖ってきたわ」
女達は、新大陸を発見した、コロンブスのように、興味津々に、哲也を見た。
「じゃあ、誰か、4人で、哲也君の、手と足を、押さえて」
順子が言った。
すぐに、女子生徒のうち、4人が、出てきて、哲也の、両手、両足を、しっかりと、つかんだ。
哲也は、大の字になった。
「さあ。みんな。哲也君を、くすぐってあげなさい」
順子が言った。
女達は、大の字になっている、哲也の、体を、くすぐり出した。
「ああー」
哲也は、クラスの女子達に、弄ばれて、被虐の叫び声をあげた。
丸出しになった、哲也の性器は、天狗の鼻のように、激しく勃起していった。
「うわー。すごーい」
女達は、面白がって、哲也の体を、くすぐった。
順子は、筆を持ってきて、女生徒の一人に渡した。
「お尻の割れ目を、筆で、なぞって、あげなさい。すごく、興奮するから」
順子が言った。
言われて、女生徒は、哲也の、尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「ああー。ひいー」
哲也は、叫び声をあげた。
「ふふふ。哲也君。感じているのね」
女生徒は、そう言って、哲也の尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「じゅ、順子さん」
哲也は、哀れな目を、順子に向けた。
「なあに?」
「もう、我慢できないんです」
哲也は、切なそうな口調で言った。
「わかったわ」
順子は、ニヤリと笑った。
順子は、哲也の股間の前に、しゃがみこんで、勃起した哲也の、マラをしごき出した。
「さあ。みんな。いじめてあげなさい」
順子が言った。
皆は、哲也の顔を踏んだり、体を、くすぐったりした。
クチャクチャと音がし出した。
順子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のおちんちんの、亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって、初めて見たわ」
皆は、目を皿のようにして、言った。
「さあ。みんな。一旦、哲也君から離れて」
順子が言った。
言われて、皆は、哲也から離れた。
「男の子は、精液を出してしまうと、その後は、しばしの間、虚無状態になるのよ。精液を出し切った満足感に浸りたいのよ」
そう順子が説明した。
その通り、哲也は、グッタリとしていた。
しばしして、哲也は、ムクッと、起き上がった。そして、床に正座して、
「順子さま。皆さま。有難うございました」
と、深々と、頭を下げた。
「哲也君。どう。まだやる?」
順子が聞いた。
「いえ。もう遅いですし、皆様も、することがあるでしょうし、今日は、これで、終わりにさせて下さい」
と、哲也は、言って、みなの都合を優先させた。
「哲也君。どう。これで、妄想的な想像が解消されて、受験勉強に打ち込める?」
順子が聞いた。
「はい。でも、とても、気持ちよくて、もっと、もっと、みなさまに、いじめられたいです」
と、哲也は、言った。
「じゃあ。また、みんなで、いじめてあげましょう。みんなは、どう?」
順子が皆に聞いた。
「やりたいわ。私も、哲也君の顔にお尻を乗せたいわ。そして、私のオシッコを飲ませたいわ」
「私も、そうよ」
「私も」
皆が賛同した。
皆は、もう、ためらいを、完全に、捨てきって、完全に積極的になっていた。
「では。明日の放課後、残って、また、みんなで、いじめてくれますか?」
哲也が聞いた。
「いいわよ」
「やろう。やろう」
皆は、この悪戯を、やりたくて、ウズウズしている、といった様子だった。
「じゃあ、明日の放課後ね」
と、順子が言った。
「よろしくお願いします」
そう言って、哲也は、パンツを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
「じゃあ。哲也君。明日の放課後ねー」
と言って、女子生徒達は、教室を出ていった。
(哲也め。ざまあみろ。明日の放課後を、思い知れ)
そう、哲也(の姿をした京子)は、心の中で、意地悪く、思った。
哲也の姿をした京子は、急いで、体育館に行った。
体育館には、誰もいなかった。
哲也の姿をした京子は、倉庫を開けた。
制服を着た京子が、猿轡され、柱に縛りつけられていた。
哲也(の姿をした京子)は、すぐに、京子(の姿をした哲也)に、駆け寄った。
そして、猿轡をとった。
「京子さん。どうしたんですか。こんなに遅くなって。何をしていたんですか?」
哲也が聞いた。
「別に、何もしていないわよ。それより、もう、早く帰りなさい。私が、遅くなると、私の両親が心配すから」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、京子(の姿をした哲也)の縄を解いた。
「それより、今日の夜中の、11時30分で、ちょうど、二日になるわ。お釈迦は、ウソは、言わないでしょうから、きっと、今日の夜中の、11時30分に、私とあなたは、元の体にもどれるはずよ。さあ。早く帰りなさい」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、体育館を出ていった。
縄を解かれた京子も、哲也のあとについて、体育館を出た。
○
「ただいまー」
そう言って、京子(の姿をした哲也)は、京子の家に入っていった。
「おかえり。京子」
と、言って、京子の母親が、出てきた。
「遅かったわね。何かあったの?」
母親が聞いた。
「いや。別に」
と、京子(の姿をした哲也)は、素っ気なく言った。
夕食を食べると、京子(の姿をした哲也)は、部屋に入った。
それから、風呂に入った。
そして、ともかく机に向かって、今日の授業の復習した。
しかし、京子の体で、いられるのは、今日の、11時30分までだと思うと、京子(の姿をした哲也)は、ベッドに、ゴロンと横たわり、乳房を揉みながら、パンティーに手を入れて、オナニーした。
だんだん、気持ちよくなってきた。
一方。
哲也(の姿をした京子)も、哲也の家に帰り、ご飯を食べ、風呂に入り、机について、勉強した。
そして、11時になると、パジャマに着替え、ベッドに乗り、布団に入った。
そして、電灯を消した。
二人は、ともに、11時30分を待った。
やがて、時計の長針が、真下に降りてきて、カチリと、11時30分を、指した。
哲也(の姿をした京子)の部屋の中に、いつの間にか、金色に輝くものが、現れた。
それは、薄目をした、お釈迦さま、だった。
「京子よ。男と女は、仲良うせにゃあかん。いがみ合っていては、いいことは、何もないぞ。それを決して、忘れるではないぞ」
そう言うや、金色に輝く、お釈迦さま、は、スーと姿を消していった。
京子が、はっと、気づくと、京子は、自分の部屋にいた。
急いで、鏡を見た。
間違いなく、自分の顔になっていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。
間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
「やった。やっと、自分の体にもどれた」
そう言って、京子は、小躍りして喜んだ。
京子は、急いで、スマートフォンで、哲也に電話してみた。
「もしもし・・・哲也」
「はい」
「私は、自分の体にもどれたわ。あなたは?」
「オレも、自分の体にもどれたよ」
「そう。よかったわね。やっぱり、お釈迦さまの言った通りね」
そう言って、京子は、電話を切った。
睡魔が襲ってきて、京子は、眠りに就いた。
「水曜日」
水曜日の朝である。
「ふあーあ。あー。よく寝た」
京子は、目を覚まして、大きく伸びをした。
京子は、自分が、ちゃんと、自分の体にもどれていることを、確かめるために、急いで、鏡を見た。間違いなく、鏡には、自分の顔が写っていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
京子は、パジャマを脱いで、裸になって、等身大の、姿見の鏡の前に立った。
そして、体中を、隈なく点検した。
頭の先から、足の先まで。
それは、間違いなく自分の体だった。
京子は、自分の体に、もどれたことを、再び実感して、ほっとした。
「京子―。朝ごはんよー。降りてらっしゃい」
母親の声が階下から聞こえた。
京子は、着替えて、階下の食卓についた。
朝食は、厚切りトーストとスクランブルエッグとツナサラダと紅茶だった。
京子に、ある不安が閃いた。
昨日、と、一昨日、哲也は、空とぼけて、京子を演じていたのだ。
しかも、学校では、さんざん、自分を貶める悪戯をしていたのだ。
家でも、何か、哲也は、悪さをしていないかと、京子は、疑った。
それで、母親に聞いてみた。
「ねえ。お母さん。昨日、と、一昨日。私、何か変なことした?」
と、京子は、母親に聞いた。
京子の母親は、微笑して、
「何ですか。自分がしたこと、くらい、知っているでしょう」
と、母親は笑って言った。
「そうだけど。一昨日、熱を出して、眠気のある風邪薬を飲んだため、頭が、ボーとしてしまって、昨日も、頭が、少し、ボーとして、何をしたか、忘れちゃったの」
京子は、そう言った。
「別に、変なことなんか、してないわ。ただ・・・」
と、言って、母親は、娘を見つめた。
「ただ、なあに?」
「ただ。あなたは、トーストは、いつも、バターだけで食べるのに、一昨日の朝食は、苺ジャムを、つけて食べたので、どうしてなのかなって、疑問に思ったわ。それと・・・」
「それと、なあに?」
「それと。一昨日に、私が、風呂に入っている時に、あなたが、入ってきて、ちょっと、吃驚しちゃったわ。しかも、丁寧に、私の体を洗ってくれて。どうしてかな。って疑問に思ったわ。どういう気の変わりようなの?」
(哲也め。そんなこと、したのか)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
「それと・・・」
母親は、言いかけた。
「それと、なあに?」
京子は、母親に、話の続きを催促した。
「それと、風呂の後、いきなり、マッサージすると言って、寝室に入ってきたから、びっくりしちゃったわ。気持ちよかったけれど・・・」
(おのれ。哲也め。そんなこと、したのか。許さん)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
食事が終わると、京子は、セーラー服を着て、スカートを履いた。
昨日、一日、慣れない、男の制服を着ていたので、慣れた、いつもの服を着れて、京子は、ほっとした気分になった。
京子は、カバンを持って、階下に降りた。
母親は、掃除機で、床を掃除していた。
「行ってきまーす」
そう言って、京子は、家を出た。
「行ってらっしゃーい」
そう母親が、笑顔で、言って、手を振った。
○
京子は、学校についた。
京子が、教室に入ると、哲也は、まだ来ていなかった。
「京子。おはよう」
そう言って、順子が、京子の机にやって来た。
「おはよう。順子」
京子も挨拶した。
「あなた。昨日。昼休みから、午後、いなくなっちゃったわね。早退したの?」
順子が聞いた。
「ええ。昨日の昼から、ちょっと、熱が出で、家に帰って、寝てたの」
京子が答えた。
「もう、熱は下がった?」
順子が聞いた。
「ええ。風邪薬を飲んで、一晩、寝たら、すっかり、よくなったわ」
「じゃあ、今日の放課後は、空いてる?」
「空いてるわよ。でも、なぜ?」
「放課後、残って欲しいの。とても、面白いことが、出来るわよ」
「面白いことって、何?」
京子が聞いた。
「それは秘密。放課後になれば、わかるわ」
そう言って、順子は、去っていった。
昨日、さんざん、いじめられた順子では、あるが、いじめられたのは、哲也であって、自分ではない、ので、京子は、何とも思っていなかった。
「ふふ。京子のヌードデッサン、今日もやりたいな。もっと、色々なポーズで」
男子生徒の一人が、京子に近寄ってきて言った。
京子は、あわてて、立ち上がった。
「みなさーん」
と、京子は、クラスの生徒に呼びかけた。
皆は、ポカンとしている。
「みなさんに、大切な知らせがあります」
「何?」
「私のヌードデッサンは、未来永劫、禁止になりました」
「ええっ。どうして?」
「美術の先生が、知ってしまったのよ。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったの。それに、私も、やっぱり、死んでも、やりたくなくなっちゃったの」
京子が言った。
「ちぇっ。残念。でも、どうして、やりたくなくなっちゃったの?」
男子生徒の一人が聞いた。
「女心は、秋の空のように、変わりやすいものなのよ」
そう京子が言った。
その時。
ガラリと、教室の戸が開いた。
哲也が入ってきた。
女子生徒たちの視線が、一斉に哲也に向かった。
皆、嬉しそうな、笑顔だった。
ニヤニヤ笑っていた。
「おはよう。哲也君」
「おはよう。哲也君」
女生徒たちは、嬉しそうに、哲也に挨拶した。
「お、おはよう」
哲也は、首を傾げながら、一応、挨拶して、自分の席に着いた。
哲也には、なぜ、女子生徒たちが、嬉しそうに、挨拶してくるのか、わからなかった。
順子が哲也の席にやって来た。
「ふふふ。哲也君。昨日は、楽しかったわ。興奮で眠れなかったわ。今日の放課後も、すごく楽しみだわ」
順子が言った。
「えっ。一体、何のこと?」
哲也が聞き返した。
「何とぼけてるのよ。あっ。そうか。男子がいるから、恥ずかしいのね。ごめん」
そう言って、順子は、去っていった。
男子生徒の一人が哲也の所にやって来た。
「おい。哲也。京子の、ヌードデッサンが出来なくなってしまったぞ」
と、彼は言った。
「ええっ。どうして?」
「さっき、京子が言ったんだ。美術の先生が、知ってしまったんだって。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったらしいんだ。それと、京子も、なせか、やりたくなくなったんだって」
「そう。それは、残念だな」
京子は、それを聞いて、怒り心頭に発した。
(あれだけ、悪事を働きながら、まだ反省してないなんて。絶対、許せない。だが、まあ、いいか。今日の放課後を思い知れ)
京子は、心の中で、そう呟いた。
その時。
キーン・コーン・カーン・コーン。
始業のベルが鳴った。
ガラリと、教室の戸が開いて、一時間目の、英語の教師が入ってきた。
「起立」
「礼」
「着席」
こうして、優等生には楽しいが、勉強嫌いな生徒には、つまらない授業が始まった。
○
さて。時間が経って、退屈な午前の授業が終わった。
そして昼休みになった。
そして昼休みも終わって退屈な午後の授業が始まった。
そして、時間が経って、退屈な午後の授業も終わった。
キーン・コーン・カーン・コーン。
終業のベルが鳴った。
○
「じゃあ。男子生徒は、帰って。女子生徒は、みんな、残って」
順子が言った。
言われて、男達は、教室を出ていった。
女子生徒だけが、残った。
哲也も、帰ろうとして席を立った。
すると、順子が哲也を引き止めた。
「哲也君は残らなくちゃダメじゃない」
と順子が言った。
哲也は、わけがわからず、教室に残った。
クラスの女子生徒、全員が、ニコニコ笑いながら、哲也を取り巻いている。
哲也は、何が何だか、訳が分からなかって、不安になった。
「一体、何をするの?」
京子が、順子に聞いた。
「京子は、昨日、いなかったわね。説明するわ。哲也君はね、昨日、自分は、マゾで、私達、みんなに、いじめて下さい、って頼んだの。そういう想像ばかりして、毎日、オナニーばかりしてしまうから、勉強が手につかない、って言ったの。それで、私達が、いじめてあげたの。そして、一回だけでは、満足できないから、今日の、放課後に、もう一回、虐めて下さい、っていったのよ」
と、順子が言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか)
哲也は、心の中で、叫んだ。
「ふーん。信じられないわ。それで、具体的に、どんなことをしたの?」
京子が、順子に聞いた。
「顔を踏まれたり、私や、陽子の、オシッコを飲んだり、丸裸になって、みんなに、くすぐられて、射精までしたのよ」
と、順子が笑いながら言った。
「ふーん。信じられないわ。哲也君に、そういう趣味があったなんて」
と、京子が、そらとぼけた様子で言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか。しかも、のうのうと、そらとぼけて)
哲也は、心の中で、叫び出したい気持ちだった。
「さあ。哲也君。着ている物を全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命令的な口調で言った。
「い、いえ。やっぱり、昨日、考え直して、やっばり、昨日のようなことは、するべきでは、ないと、考えが変わったんです。だから、もういいです」
と、哲也が言った。
「ふふふ。哲也君。恥ずかしがっているのね。あるいは、わざと嫌がるフリをして、私達を興奮させたい。という趣向なのね。わかったわ。みんな。哲也君を脱がしちゃいましょう」
と、順子が言った。
女子生徒たちは、わっと、哲也に襲いかかった。
そして、哲也の服を脱がせ出した。
「や、やめてー」
哲也は、叫んだ。
しかし、女子生徒たちは、やめない。
「ふふふ。確かに、嫌がるのを、無理矢理、脱がすのも、興奮するわね。哲也君って、乱暴に、強姦されたい願望があるのね。哲也君って、そうとうなハード・マゾなのね」
と、一人の女子生徒が言った。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
100m走で、女子に負けてしまったほどである。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
哲也は、女子生徒たちに、取り押さえられて、見る見るうちに、着ている物を全部、脱がされて、丸裸にされてしまった。
「ふふふ。哲也君。縄をもってきて、あげたわよ」
順子がそう言って、カバンから、縄を取り出した。
そして、それを、女子の一人に渡した。
女子たちは、哲也の両手を背中に廻して、手首を重ね合わせ、手首をギュッと縛り上げた。
そして、その縄尻を、机の脚の一つに、カッチリと、結びつけた。
1mくらいの、ゆとりを、もたせて。
そして、その机の上に、一人の女生徒が乗った。
彼女は、ふふふ、と、笑った。
これで、もう、哲也は、逃げられなく、なってしまった。
哲也は、クナクナと、その場に座り込んだ。
しかし、丸裸で、後ろ手に縛られているので、性器を隠せない。
クラスの女生徒達は、そんな、哲也を、取り囲んで、楽しそうに見ている。
「お願い。見ないで」
哲也は、耐えられなくなって、叫んだ。
しかし、女子生徒達は、どこ吹く風と、相手にしない。
「ふふふ。マゾのやめて、は、やって、の裏返しよ。哲也君は、私達を興奮させるために、嫌がっているフリをしているのよ」
そう順子が言った。
「そうね。哲也君が嫌がると、余計、いじめたくなっちゃうわ。私、興奮してきちゃった」
そう、一人の女生徒が言った。
「私もそうよ」
「私も、興奮してきちゃったわ」
女子生徒達は、口々に好き勝手なことを言った。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
女生徒の一人が聞いた。
「は、恥ずかしいです。死にたいほど」
哲也が言った。
「今日は、誰が、哲也君をいじめたい?」
順子が皆に聞いた。
「順子。私にやらせてくれない?」
紀子が言った。
「いいわよ。でも、どうして?」
順子が、笑いながら聞いた。
「実は、私も、順子と同じように、哲也君をいじめたくて、仕方がなかったの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
そう言って、紀子は、哲也の背後に座った。
そして、哲也の背中に、ピッタリと、くっついた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。紀子さん。やめて下さい」
哲也は、悲鳴を上げた。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、太腿を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし、言葉とは、裏腹に、哲也の、マラは、天狗の鼻のように、勃起し出した。
「ふふふ。哲也君。やっぱり、気持ちがいいのね」
そう言って、紀子は、哲也の体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったりした。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げ続けた。
「さあ。哲也君。床に仰向けになって」
紀子が言った。
哲也は、仕方なく、床に仰向けになった。
哲也は、後ろ手に、縛られているので、起き上がることが、出来ない。
紀子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔を跨ぎ、膝を曲げていき、パンティーに包まれた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、昨日、順子がやったように、紀子は、哲也の顔の上に乗せた腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー」
紀子が、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばしの間、紀子は、尻を揺すって、快感に浸っていた。
「も、もう、やめて下さい。紀子さん」
哲也が言った。
「ごめんね。哲也君。私だけ楽しんじゃって。じゃあ。今度は、哲也君を気持ちよくさせてあげるわ」
そう言って、紀子は、哲也の顔から尻をどけた。
そして、スカートを履いた。
哲也は、勃起した、マラを、皆に見られないように、腰と膝を曲げ、足をピッチリ閉じ合せて、海老のように、縮こまっていた。
そのため、哲也の、尻は、パックリと、開き、丸見えになっていた。
紀子は、ポケットから、毛筆を取り出した。
そして、哲也の、パックリと、開いた、丸見えの、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞった。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
そして、瞬時に、キュッと、尻を閉じ合せようとした。
しかし、そのため、哲也は、縮こまる姿勢が、とれなくなり、逆に、反射的に、体が反ってしまった。
そのため、天狗の鼻のように、怒張した、マラが、丸見えになってしまった。
紀子は、意地悪く、ふふふ、と、笑った。
そして、紀子は、毛筆で、哲也の、尻や、脇腹や、足の裏、など、ありとあらゆる所を、スーと、刷いた。
「ああー」
哲也は、眉を寄せて、苦しげな表情で、悲鳴を上げた。
それを、見ていた、女子生徒達は、皆、だんだん、ハアハアと、息が荒くなって、いった。
なかには、息を荒くしながら、スカートの中に手を入れて、まさぐる女生徒もいた。
「私も、もう、我慢できないわ」
「私も」
そう言って、女子生徒達は、わっと、一気に、哲也に、飛びかかった。
そして、哲也の体を、思う存分、触ったり、くすぐったりした。
「ああー。やめてー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし彼女らは、もう、恥じらいを完全に、捨てていた。
二人の女生徒が、それぞれ、哲也の、足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
しかも、女は、二人がかりである。
哲也の足は、大きく、あられもなく、開かれた。
股間には、天狗の鼻のように、激しく、そそり立って、勃起した、マラが、天上に向かっている。
他の女子たちも、哲也の体を、触ったり、くすぐったり、し出した。
紀子は、毛筆で、哲也の尻の割れ目をスーと、なぞった。
「ああー」
哲也は、激しい悲鳴を上げた。
激しい刺激の、つらさに、哲也が、尻の割れ目を、閉じようとすると、哲也の足首を、持ってる二人の女生徒が、それを阻止した。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
紀子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のマラの亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって。昨日も見たけど、ほんと。すごいのね」
女達は感心したような口調で言った。
「どう。哲也君。気持ちよかった?」
紀子が、笑いながら聞いた。
だか、哲也は、黙っている。
しばし、哲也は、グッタリしていた。
「誰か、他に、やりたい人はいない?」
しばしして、順子が聞いた。
「私。やりたいわ」
そう、凜子が名乗り出た。
「実は、私も、哲也君をいじめたいと、思っていたの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
凜子が言った。
「ねえ。哲也君。いじめても、いい?」
凜子が哲也に聞いた。
「もう、どうとでも、好きにして」
哲也は、捨て鉢な口調で言った。
哲也は、心も、すでに、捨て鉢になっていた。
「じゃあ。お言葉に甘えて・・・」
そう言って、凜子は、哲也の、乳首をコリコリしたり、体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったり、し出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
「ふふ。射精した、直後は、刺激しても、射精は、起こらないのよ。これを、絶対不応期というの。でも、時間が、経てば、また、すぐに、精子が、作られ出すのよ。ましてや哲也君のように、若い、性欲、真っ盛りの年頃なら、射精後、5分も、すれば、また、精子が、どんどん、つくられていくのよ」
そう、凜子が説明した。
「さあ。みんなも、手伝って」
凜子が言った。
言われて、女子達は、また、わらわらと、砂糖に群がる蟻のように、哲也の体を、触ったり、揉んだり、くすぐったりし出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、勃起し出した。
「本当だわ。哲也君って、すごく、性欲、旺盛、というか、スケベなのね」
一人が言った。
凜子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔をまたぎ、パンティーで覆われた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、凜子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、歪んで、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー。哲也君。ゴメンね」
凜子は、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばししてから、凜子は、立ち上がった。
そして、哲也の股間の方へ行って、しゃがみ込んだ。
そして、女生徒たちを見た。
「さあ。哲也君の足を、大きく開かせて」
凜子が、女生徒を見て、言った。
言われて、さっき、哲也の足を開いていた、二人の女生徒が、また、やって来た。
二人は、それぞれ、哲也の、右の足首と、左の足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、丸見えになり、天狗の鼻のように、激しく、勃起し出した。
凜子は、哲也の金玉を、やさしく揉んだり、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞったりした。
「ふふふ。哲也君。どう。気持ちいい?」
凜子が聞いた。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
凜子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
凜子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めていった。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也の亀頭の先から、白濁した精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「次は、誰がやる?」
順子が聞いた。
「私がやるわ」
京子が言った。
「あら。京子。あなたみたいな真面目な人でも、やっぱり、エッチな心はあるのね」
そう、順子が言った。
「ねえ。みんな。皆が、みていると、恥ずかしいわ。みんな、教室を出てくれない?」
京子が言った。
「わかったわ。じゃあ、この後は、京子の、プライベート調教なのね。じゃあ、私達、家に帰るわ」
みんなー、帰りましょうー、と、順子が言って、皆は、カバンを持って、ゾロゾロと教室を出ていった。
○
あとには、裸の哲也と、京子が、二人、誰もいない、ガランとした教室に残された。
京子は、哲也の前に、腰を降ろした。
「哲也君。ごめんね。意地悪、しちゃって」
そう言ってから、京子は、哲也の服を持ってきた。
「ひどいよ。京子。オレ。もう、学校に、来れないよ」
そう哲也は、泣きながら言った。
「でも。あなたが、私の体になれたのを、いいことに、助平君や、不良生徒たちに、マゾだと言って、悪戯させたり、ヌードデッサンのモデルになったり、したことを、知って、物凄く頭にきちゃったの。それと、今朝、お母さんに聞いて知ったけど、あなた。私の、お母さんと、風呂に入ったり、お母さんに、マッサージしたりしたでしょ」
京子が言った。
「そうだね。僕が、悪戯したのが、いけなかったんだね。ゴメンね」
哲也が言った。
「じゃあ。これで、おあいこに、しましょう。皆には、私から、やめるように、強く言っておくわ。やめないと、先生に言いつけるって、厳しく言っておくわ」
そう言って、京子は、哲也の縄を解こうとした。
「待って」
哲也が制止した。
「なあに?」
「皆に、いじめられるのは、死ぬほど、恥ずかしかったけど、本当は、僕は、マゾの気もあって、ああされることを、想像したこともあるんだ。さっき、いじめられているうちに、マゾの快感を感じ出しちゃったんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふ、そうなの」
と、京子が笑った。
「ねえ。京子」
哲也があらたまった口調で呼びかけた。
「なあに?」
「君に悪戯した、罰として、僕をいじめてくれない?僕は、本当は、君にも、いじめられることを、想像して、オナニーしたこともあるんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふふ。そうなの。わかったわ」
京子が言った。
哲也は、京子に向かって、
「さあ。好きにして」
と言った。
「わかったわ」
そう言って、京子は、後ろ手に縛られた哲也の、背後に座って、哲也の背中に、ピッタリと、体を、くっつけた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。京子さま。気持ちいいです」
哲也は、悲鳴を上げた。
「哲也君。私も、顔の上に乗ってもいい?」
京子が聞いた。
「はい。乗って下さい」
哲也が答えた。
「それじゃあ、乗らせてもらうわ」
そう言って、京子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
京子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
「哲也君。仰向けに寝て」
京子が言った。
「はい」
哲也は、言われたように、仰向けに寝た。
京子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、パンティーに包まれた京子の大きな尻が、哲也の顔に触れた。
京子は、哲也の顔の上に腰かけた。
そして京子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それは、四天王に踏まれている餓鬼のようだった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
京子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。京子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
「ふふふ。じゃあ、私のオシッコも、飲みたい?」
京子が聞いた。
「はい」
哲也が言った。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
京子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
京子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
そして、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
京子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
京子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
京子が言った。
「はい。わかりました。京子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、京子のアソコから、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、京子の小水を飲んだ。
京子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
京子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
そこには、ちゃんと、スカートを履いた京子がいた。
「さあ。哲也君。服を着て」
そう言って、京子は、哲也の、後ろ手の、手首の縄を解いた。
これで、哲也は、やっと自由になれた。
「ありがとう」
そう言って、哲也は、ブリーフを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
嫌い合っていた、二人は、いつの間にか、仲良くなっていた。
「やっぱり、僕たちが、嫌い合っていたのを、お釈迦さまが、仲良くさせようと、したんだね」
哲也が言った。
「そうね。これから、クラスでは、恥ずかしいけれど、私達が、仲良くなれたことの方が、ずっと、良いことだと思うわ」
京子が言った。
「京子ちゃん。実を言うと、僕は、君をおとしめたいという、思いだけじゃなかったんだ。君の体になれたことを、いいことに、女の快感を味わっていたんだ。どうせ、他人の体なんだからって思って」
「哲也君。私もよ。私も、昨日、クラスの女子達、みんなに、いじめられた時、マゾの男の快感にも浸っていたわ」
京子が言った。
「きっと。お釈迦さまは、他人の苦しみを、味あわせることで、僕たちに、他人の苦しみを、理解できる人間にしようと、したんじゃないかな?」
「そうね。私も、きっと、そうだと思うわ」
それから、二人は、全く口も利かなかったほどの悪い仲だったのに、それ以来、とても仲良くなって、一緒に勉強するようにも、なった。
そして。二人は、翌年、ともに、現役で、東大理科三類に、合格した。
そして、二人は、大学一年の初夏に、結婚した。
平成27年10月22日(水)擱筆