小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

ピコ太郎PPAP

2016-10-25 08:01:32 | Weblog
何か、You-Tube 、で、変な関連動画があらわれた。

数日前に、ニュースで見た、世界的に、流行っている、「ピコ太郎PPAP」、とかいう、やつだ。

もちろん、僕は、こんな、バカバカしいのは、絶対、見ない。

もちろん、僕も、一度は、見てみたい、小さな誘惑にかられる。

思わず、口ずさんでしまいたくなるような、単純な、歌詞とメロディーだ。

しかし、僕は、自分の意志で、見ないでいる。

こういうのは、バカげた(中毒性)がある。

(中毒性)というと、オーバーだが。

ちょうど、麻原彰晃の、「ショ、ショ、ショ、ショ、ショーコー。ショーコー。麻原ショーコー」、のメロディーと、同じようなものだ。

それは、自分で判断する意志がない、世間の流行に、受け身で、乗らされて、洗脳されてしまう、自我のない、人間が、好んで見たがる種類のものだ。

それによって、頭が冴え、勉強の効率が良くなったり、するのなら、いいが、あんなのは、むしろ害がある。

パチンコ、麻雀、スマホのピコピコゲーム。などのように、時間を無駄にするだけだ。

しかし、それが、人間性の一面でもあるのだ。

「大事は小事より起こる」、であり、小事に洗脳される者は、大事にも洗脳される、のであり、それが、ヒトラーを、無考えに、信奉してしまった、かつてのドイツ国民の心理に通じているのである。

これは、何らオーバーなことではない。

世間の人間は、ドリフター(漂流する者)なのである。

逆に、哲学者とは、世間の趨勢に対し、とどまって考える者、なのである。
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