小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

警察の捜査(の実態)

2014-01-10 16:06:34 | Weblog
ちょっと前に、ネットの成りすまし犯罪が行われた。ことは記憶に新しい。IPアドレスまで、他人になりすましてしまう犯罪である。

IPアドレスは、ほとんど完全なパソコン所有者の同定の証拠である。しかし、「絶対」ということは、決して言えない。し、言ってはならない。パソコンの所有者であっても、所有者の知らない間に、兄弟や友達や親や知人が、パソコンを使ってしまうことだって十分、あり得るのである。さらには、本人が留守の間に真犯人が入ってきて、パソコンを操作する、ということだってあり得るのだ。犯罪者というのは、悪いことをする人間なのだから、そういうことをする人間だって、いる可能性は十分あるのである。さらには、今ではIPアドレスがパソコン所有者の背番号であることくらい、ほとんど誰でも知っている。プロバイダと契約した時にIPアドレスを知らされるし、インターネットを使い出して三ヶ月以内には、ほとんどの人がIPアドレスが自分のパソコンの背番号であることは理解する。だから、そんな、すぐばれる幼稚な犯罪などまずしないのではないか、と疑うべきなのである。私もパソコンを使い出してから、そうとうな期間になるが、いまだにパソコン音痴である。しかし、IPアドレスの意味は、パソコンを使い出して、一週間以内に、その意味がわかった。パソコンには難しい知識が無限にあるが、IPアドレスなどというものは、誰でも知ってるパソコン用語、基本知識である。

警察は、バカの一つ覚えの、IPアドレスこそ、絶対的な証拠、として、そのIPアドレスのパソコンの所有者から、四人の容疑者を調べ、警察署に連れてって尋問した。

そのうち、なんと二人が数日で犯行を認めているのである。犯行に全く関与してない無実なのに。

「無実の人間が、自分がやってもいない犯罪を数日で認める」?

こんなバカなことは、常識的に考えて、あり得るはずはないはずである。

しかし、実際には、それが平然と行われているのである。

これからして、警察の取り調べが、どんなものだか、十分、推測できる。

つまり、ずさんな、恫喝的な、決めつけの、精神的拷問によって、被疑者の精神状態をおかしくして、被疑者に、ただただ、もう、この苦しい取り調べから解放されて楽になりたい、という精神状態にしてしまうのである。

ヤツラの取り調べは、「てめえ、このやろー、お前がやったんだろ、しらばっくれても、わかってんだそ、いい加減、白状しろ」と机をぶっ叩き、被疑者の襟首を掴む、だけである。ヤツラは国家権力を傘にきて、威張り散らすだけの知性のカケラもない白痴集団である。

こんな、取り調べ方法だから、日本には、数限りない冤罪が出来てしまうのである。し、これからも、警察は冤罪をつくり続ける。

警察とは、冤罪作成組織である。
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