嵐のあと

昨夜のこと
ここ１０年で最強の台風と言われる、台風１８号が迫る中、
ひとり「シルシルミシル」の３時間スペシャルを楽しんでおりました。

その番組の中で、
「マンションやアパートのベランダの隣の部屋への隔てになっている薄い壁？
【非常の際には、ここを破って隣戸へ非難できます】は
どのくらいの力で破れるのでしょうか！？」
という質問がありました。

ちょうど、台風対策のためにベランダを片していた私は、
興味津々で見ていたのですが、意外に簡単に壁が壊れるのにビックリ
「へ～～～」と感心しておりました。
その翌日、その壁のもろさを本当に体験することになるとも知らず・・・

台風が去った今朝のこと、
ひどい風と、揺れ（体感的には震度３～４）でほとんど熟睡できなかった私は、
キングを送り出してようやくベランダの被害状況を確認することにしました。

はじめに目にはいったのは、昔買った名前も分からない植物ですが、
毎年夏にどこからともなく生えてきて、種を落としては生息範囲を広げている
赤いふの入った植物・・・
４０センチほどの背丈があったのですが、強風でちぎれ飛んでいました。
お～なんてこと！と思いつつそれを拾い上げ、
私はそのままの姿勢で止りました

「なんか、ベランダが広い？」

なんで～？と首をかしげつつ、しげしげとベランダを眺め、
次の瞬間、驚愕しました。

なんとあるはずのお隣のベランダとの間の壁が、ないのです

ひょえ～～～と叫びたいのをこらえつつ、壁のあった場所を確認すると、
無残にも割れた破片が、お隣のベランダに飛び散っています。
さらによく見ると、お隣さんのそのまたお隣さんとの境の壁も一部ありません。

どうやら・・・昨夜の強風で壊れ、吹き飛んだもよう・・・

マジか・・・と、しばし呆然としたものの、
急いでキングへ報告。

お隣さんを起こし、飛んでしまった我が家の物を回収させてもらい、
かなり動転しつつ大家さんへ

しかし台風のせいであちこちで停電、そして電話も不通・・・
大家さんへ連絡が取れたのは、お昼前の事でした

常日頃、すっごく運の悪い私。
いつかは大きな災害に巻き込まれ、痛い目にあうだろう！と
ほとんど確信のように考えていたのですが、本当にキタ～～～
しかも、昨日でみたばかりの、壁（パーテーション）のもろさを
まさに翌日実感しようとは・・・

自然ってすごいね・・・いや、私の運の悪さがすごいのか・・・