なんて、大げさですが、ETCをつけてから遠出したがっていた残業キングにひっぱられ、出掛けてきました。
当初の予定では、岐阜の入院中のキング母を見舞い

そのまま東海北陸自動車道に乗り、富山へ

砺波のチューリップ祭り

へ行き、美味しいお寿司を食べて帰る。
というつもりでおりました。
ところが、病院へ付いて、挨拶をする間も与えられずキング母のワガママ炸裂
「美濃市の家へ洋服を取りに帰りたい

買い物も行かんと、着るシャツもないし、買い物連れてってよ。
そんで今日、キング兄の家へ泊まるわ」と
皆の返事も待たず、いきなり着替えだす母。
みんなの予定をまるきり無視したキング母のワガママに、
一緒に見舞いに行ったキング兄嫁も、私たちも唖然、ぼ~ぜん
とにかく、キング兄宅への外泊はあきらめてもらい、代わりに外出は私たちが付き合う羽目に・・・
母親思いのキングですが、楽しみにしていた予定を潰され、
けど、まるきり反省の無い身勝手な母に超ご機嫌ナナメ・・・

怒りたいのは、こっちの方だよ

~~と思いつつ、
険悪な親子の間でさらに振り回されるワタシ・・・
岐阜市と美濃市を往復し、義母の予定を終える頃には、もう夕方の5時頃

二人とも、もうそれだけでヘトヘトです。
が、しかし、もともと、車中泊で行くつもりだったので、
義母を病院へ戻すのはキング兄にまかせ、富山を目指すことに。
キング兄宅から近い『岐阜各務原』から東海北陸自動車道に乗りました。
ここから・・・キングの激走がはじまりました。
夕方の、富山方面へ向かう道は、そこそこ交通量はありますが、渋滞はありません。
逆に岐阜市方面へ向かう道は、白川から郡上辺りまで恐ろしいくらいの渋滞です。
想像以上の、対向車線の渋滞にびびるキングとワタシ。
帰りは、東海北陸自動車道を使うのはやめようと決めました。
富山までは順調で、8時くらいには着いたと思います。
キングは、基本的に『経験と勘』で道を走ります。
そう・・・地図を見ない人なのです。
「『砺波』は、北陸道へ入ってすぐだよ」と
私の注意を聞いていなかったようであっさり『砺波』をスルー

ガンガン北上します
ようやく、自分の間違いに気づいたキングですが、もう下道へ降りて砺波へ戻る元気はありません

そこで、この日はSAで車中泊することに・・・
泊まったSAは「有磯海SA」というのですが、いまNHKの大河ドラマで有名な
「魚津城」が近い場所です。
そのせいかSAでは、『天地人』グッズが並んでいます。
「そういえば、ちょうど今日は魚津城の戦いだなぁ・・・」
などと感慨にふけりながらうどんをすすり、ドロドロに疲れたこの日は眠りました。
翌日、もう北陸自動車道を北上するしかない私たちは、とりあえず上越まで

渋滞を考え、上越から南下し、中央道から愛知へ戻るとキングは決めました。
「え、て事は、一度も下へ降りずに帰るの?

」
「うん、しょうがない。渋滞が怖いからな」
「ああ・・・そうなんだ・・・

」
砺波をスルーした瞬間から、チューリップも、お寿司もあきらめていましたが、
よそでの観光も無くなった瞬間でした・・・
さて、そんなわけで、上越JCTで上信越自動車道へ入り、
中越で初めて渋滞に巻き込まれ、ヘトヘトになりながら長野自動車道へ。
さらに、長野自動車道から中央道へ

中央道は、車の数は多いものの、まずまず車は走っていて、まあ順調。
土岐JCT辺りで混雑はしましたが、たいした渋滞はなく東海環状道へ。
愛知から岐阜へ、岐阜から富山へ、富山から新潟、新潟から長野、
長野から岐阜へ、岐阜から愛知へ・・・・キングの計算によると約700キロ

本当に一度も高速から降りずに帰って来ました。
豊田南でようやく高速を降りる時、本当に料金が「1000円」と表示されるかドキドキ。
もちろん、「1000円」と表示されましたが

高速を激走してきた私たちは、もうドロドロに疲れていて、変なテンション

1000円の表示に大盛り上がりです
帰ってから改めて地図で確認して、その途方もない距離に苦笑です。
「結局・・・どこにも(観光に)行けなかったね

」というと
「まあ、またいつでも行けるよ」とキング。
キングは、とりあえず『遠く』に行けて満足な様子。
九州や島根など、車で遠出することにキングは抵抗がないのでしょうが、
持病持ちの私にはちょっとキツイので、もう少し余裕がある旅がしたいなぁ・・・
てか、せめて一つくらい観光地くらい行きたかったな。
まあ、とにかく疲れました

キングの連休最後の今日は、ゆっくりします