ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

スカッとさわやか・・な朝は久しからずや!

2022-06-22 22:38:01 | 間質性肺炎


 月曜日は国立病院の受診日でした。
 間質性肺炎の治療で2年と8カ月飲み続けたステロイド薬とも今年の3月についにお別れをして、それからの無治療期間の経過を見るのであります。

 この3カ月間、ずっと調子は良かったのですが、雨の日が多くなってから、どうも息苦しかったり怠かったりと言う日が増えて来ましたね。
 同病の方のブログを拝見すると、やっぱりこの時期は気圧の変化の関係で辛いことが多いようです。

 それと関連があるのかどうかは分かりませんが、最近、足や手の関節にも違和感があります。
 特に朝起きた時、体を起こして立ち上がろうとすると膝や足首が軽く固まり強張るような感じ。
 手の指もグーパーで握ったり広げたりすると同じくです。

 なので階段を降りる時は踏み外さないように手すりを頼りにそろりそろりと慎重に降りるようにしています。
 でも、下に降りていろいろ動き出すとそれほど感じなくなるんですよね。
 これってどうなんでしょう?
 普通の人でも年を取るとこんなことってあるのでしょうか?
 オジサンはまだ老人初心者なので分かりません。😅

 「関節が強張る」をググってみると先ず「リウマチ」がヒットします。
 実は私のように原因不明の間質性肺炎の場合、数年経ってからもともとの原因であった「膠原病」が姿を現す場合も多いのだとか・・・。
 その場合は膠原病と間質性肺炎と両方の治療を並行してやっていくことになります。

 なので今回の診察はちょっと怖かったのですが、レントゲン写真では肺の様子は前回と変わらずで少しほっとしました。
 今回は血液検査は無かったのですが、私の話を聞いて膠原病全般の抗体検査を追加することになりました。



 結果はまた3か月後ということで、あまり緊急を要するということでも無いようです。
 その頃は秋・・
 温泉や山登りやらいろいろと良い季節ですね。
 のんびりといろいろと楽しみたいなと思っているオジサンなのでした。







ステロイドがゼロになった日!

2022-03-31 23:47:33 | 間質性肺炎


 こんばんは。
 世間では年度末で何かと慌ただしいようなのですが、すでに引退しているオジサンは毎日家の中で黙々と粛々とさびしく生きておるのであります。

 でも、やっぱり今思うと人と人のコミュニケーションは大切だなあと思いますね。
 自分にとって大事な人、そうでもない人、大好きな人、大嫌いな人、みんなが集まってひとつの社会を形成しており、その中で生活していくことで怒りや悲しみや喜びの感情が発生し、良くも悪くも充実した日々を送ることができていたんだなあ・・・。
 家にひとりでいても感情の変化はあまりなく、このままボケていってしまうのではないかと・・。
 なあんつぁって・・ご心配なく、それほど思い悩んでいる訳では無いですよ。

 さて、前置きはこのくらいにして・・(前置きだったんかい!)

 昨日は呼吸器内科の受診日でした。
 今回は血液検査や胸部レントゲンに加えて1年ぶりにCTや肺機能検査もあったので、診察にたどり着くまで5時間近くかかりました。
 3年以上も患者をやっているとこれも慣れたもので、採血後にはいそいそと売店に行き誰もいない食堂でゆったりと朝食をとり、待合室に帰るとバッグからスマホを取り出しニュースやブログを読み、ゲームをしたり、たまにはダウンロードしていた映画を見たりと、あまり退屈しないで過ごせるのであります。




 そして今回の結果ですが・・・
 前回と変わらず(悪化はしていないという意味)でした。

 他の間質性肺炎の方のブログを読むと、ステロイドに加えて免疫抑制剤や高価な抗線維化薬なども使っている方も多いですが、私の場合は非特異性間質性肺炎(NSIP)というステロイドが比較的効きやすいタイプでした。
 ステロイド単独1日35㎎投与から始まり、様子を見ながら徐々に徐々に減薬していき、この4か月間は最後の段階で0.25㎎を服用してきました。

 そして今回の検査結果を受けて、服薬開始から2年9か月で脱ステロイド、つまり薬がゼロになり治療終了という記念日になったのであります。
 まあ、残念ながら間質性肺炎という病気は肺の組織が線維化して固くなっていくという病気なので、私の肺も初診時にすでに炎症を起こしていた部分は元にもどりませんでしたが、頑張って持ちこたえてくれた無事な部分で普通に生活をしております。

 また、この病気は感染症などが原因で急激に悪化して重篤な状態になることもあると言われているのでこれからも安心はできません。

 でも、通院しだして初めて薬局の前を素通りすることができた昨日は青い空を見上げながら、ただ普通に歩けていること、普通に生活できていることに改めて感謝しながら家までの4㎞の帰り道を歩いて帰ったオジサンなのでした。



わざわざ花見に行かなくてもすぐ近くでも桜満開でした。

(参考)これまでの経過
 2018年の11月
  咳が続くので罹りつけ医を受診すると、国立病院を紹介され間質性肺炎と診断されるも酷くは無いので経過観察ということになる。
  その後、徐々に肺の炎症が拡がり、マーカーのKL-6が4,574まで上昇。
 2019年3月に気管支鏡検査、4月に外科手術による肺生検実施。
 2019年の6月に入院し治療開始。
  ステロイドとその副作用を防ぐために複数の薬を飲むだけの日々。
  薬効あり、徐々に薬を減らして7月末に25㎎で退院。
 2020年3月に退職。
 ※65歳まであと3年は働けたが、医療関係の職場は当時拡大中であったコロナの直撃を受ける危険があるので体を案じてやむなく退職。
  以後は仕事を続ける妻のサポートにまわり、家事全般をしながらの毎日。
  1,2か月ごとに受診し、様子を見ながらステロイドを減薬。

 2022年3月
  治療開始から2年9カ月。
  血液検査、胸部画像、肺機能検査等により普通の状態をほぼ維持しており、KL―6は700台まで低下。
  今回の検査結果をもって治療中止。
  もちろん、完治ということではなくこれからも定期観察が必要。

新年初の呼吸器内科受診

2022-01-20 23:45:55 | 間質性肺炎


 年が明けて初めての呼吸器内科受診でした。
 いつものように自転車で行くと言ったら、「こんな寒いのに乗せていくわよ。」と妻が言うので便乗しました。
 幸いなことに国立病院は妻の職場へ行く国道沿いにあるのです。

 車内でコロナのことや家の塗装のことなど話していたら妻が赤信号で停まると同時に「あ!」と小さく叫びました。「どした?」と見る私。
 病院をかなり通り過ぎていたのに二人とも気づかなかったのでした。

「この先でUターンするから・・」と本当に申し訳なそうに言うけれど、道も混んでるし信号も青になりそうだったのでさっとドアを開けて外に出る。
 自分ではフーテンの寅さんのラストみたいに「なあに、良いってことよ。達者で暮らすんだぜ!」みたいにカッコよく降りたつもりだったけれど、後ろの車の皆様は「まあ寒いのにこんなところで降ろさちゃって可哀そうに・・」みたいな目で見てたのかも知れませんねぇ。



 おっと、前置きはこのくらいにして、10分ほど歩いて病院に着き、今日も採血と胸のレントゲン写真を撮ると、いつものように売店の食堂で朝ごはん。
 コロナが増えてきたのは関係ないと思うのですがいつもよりガラガラです。 
 いつものことながら診察を待つまでのこの時間がなんともゆっくりできます。



 だいたい検査の結果が出てそろそろ呼ばれるなあという時間になると診察の待合室前にいそいそと移動する受診のベテラン。

 ほどなく呼ばれて診察室へ。
 変わらず笑顔で迎えてくれる主治医のM子先生に新年のご挨拶。

「胸の写真は変化ないので大丈夫。血液も・・あ、今回は中性脂肪が高めですね。まあ、お正月だったからしょうがないかな・・ウフフ」なんて、フランクに話せるのでこちらも気軽にいろいろと質問ができます。

 心配事は朝1番の唾液に微量の出血が続いていること。
「う~ん、鮮血だったらちょっと気になりますけどねえ、薄い茶色くらいの微量なら様子を見て良いと思いますよ。耳鼻科も胃カメラでも異状ないと言われてますものねぇ。」
「でも、もうかれこれ9か月続いてるんですよねぇ。どうしたものかなあ?」
「だったら容器をあげますから今度、朝一のやつを持って来てもらえます?細菌とか細胞とか検査してみましょうか? 次回は1年ぶりにCTまで撮っちゃいましょうか。」
と言うことになりました。
ステロイドもこれまでの1.5㎎から0.5㎎に減薬できました。
飲み始めて2年半、次回変わりなければいよいよ薬「ゼロ」に持って行けそうです。



 会計は混雑しており、辛そうにうつむいて座る高齢者、夫婦で無言で座っている中年夫婦、電動車いすに乗っている子供と付き添いの母親、いろんな人がさまざまな病気と闘っています。
 わたしなんかずっといい方だと思います。
 少しばかりの不調でため息を付いている場合ではありませんね。



 帰りは天気も良いので気分も良く45分のウォーキングをして帰ったのでありました。

10月の受診結果

2021-10-12 15:41:47 | 間質性肺炎


 2〜3ヶ月おきに呼吸器内科を受信しています。
 毎度のことながら受診日は朝からいつもソワソワしてしまうのですが、今朝は起きたときにいつもより喉の奥がいがらっぽいような、痛むような感じがする。
 受診を前に悪化するといけないので気休めに葛根湯を飲んで愛車(自転車)にまたがり国立病院に向かう。

 朝はそれほど暑くも無いのに病院までの20分の間に顔や背中から一気に汗が噴き出してくる。
 あっ、そうか、葛根湯って結構な発汗作用があったんだ、失敗したあ。

 待合室に入ると冷房が効いていて寒いのなんの・・
 早速、トイレの中で肌着を着替えて何事もなかったように問診を待つ。

 そのドタバタが原因かどうか、問診時の血圧は上が149で下が114と言う近来稀に見る記録的な数字となり、「血圧の薬は飲んでいるか」とか、「頭が痛くないか」と質問されるのですが「自転車を20分漕いで来たから」と答えると「あぁ」と納得されて終わりました。
 まあ、肺の病気で受診している人で、自転車をエイコラと漕いでくる人はそうはいないでしょうからねぇ。
 本当はそれだけが原因では無いのでしょうけれども、私の血圧って家ではそこそこ普通なのに病院で測ってもらうと何故か高いという傾向があり、測りなおしてもらうとまあまあ下がるのですが、今日は忙しそうだったので自転車のせいにしてもらいました。

 採血が終わり、レントゲン写真を撮ったら、さっそく売店へ行きそこで買った朝食を食べながら診察を待つのがささやかな楽しみというすでに通院患者のベテランの域に達するオジサン。
 今日はハンバーガーとおにぎりとコーヒー。
 誰もいない静かな食堂で一人まったりとして結果を待つ。

 さあ、診察です。
 ドアを開けて主治医のH先生の笑顔を見るとなぜか安心します。
 いつものやさしい口調で「変わりないですか?検査の結果も大丈夫みたいなのでステロイドを2.5から1.5に減らしましょう。このままの調子でステロイドゼロを目指しましょうね。」と小さくガッツポーズしながら言われて、小学生の児童のように「はい、先生」と笑顔で答える。
 画像に変化なし、KL-6は前回とほぼ変わらず750。
 良くもなっていませんが悪くもなっていないという状況。
 まあ薬を減らしながらの「変化なし」は良いということで・・

 あと耳鼻科でも胃カメラでも何も見つからないのに相変わらず喉の不調、胸の詰まり感が続いていることを相談すると、「う~ん、漢方の半夏厚朴湯も効果があるかもですねぇ」と先生が言うので、「その漢方薬は自分で薬局で買ってたまに飲んでるんですけど・・」と答えると、「漢方はせめて1カ月以上は飲んで様子を見ないと効果は判らないですよ」と言われたのでお願いする。

 本日はプレドニゾロン錠(ステロイド)1.5㎎及び半夏厚朴湯と希望した湿布薬などそれぞれ50日分を処方してもらい薬代計2,300円でした。

 今まで薬局で何千円も払ってわずか数日分の漢方を買っていたのは何だったんだと思いつつ、日本の保険診療の有難さに感謝するオジサンなのであった。

間質性肺炎~最近の病状(咳)~

2021-09-09 22:15:19 | 間質性肺炎


 3年前に間質性肺炎と診断され、翌年の6月に入院して投薬治療開始。
 退院後は徐々に炎症も治まり、それに合わせて薬の種類や量も少しづつ減らされて、現在はステロイド(プレドニゾロン)を0.25㎎とランソプラゾール(胃薬)のみの服用となりました。

 1年ごとに更新手続きをしなければならない「特定医療費(指定難病)受給者証」も今回の申請は諦めました。
 認定を受けるには、① 病状が基準を満たすほど重症である、あるいは② 軽症であっても過去1年間の難病医療費が2万円(手出しではなく総額で)を超える月が3月以上ある、のどちらかに当てはまれば更新できます。
 病状も安定しており、医療費も1回4~5千円となると更新は無理なので保健所に更新しない旨連絡をしました。
 難病助成が無くなるのでこれからは医療費が若干上がりますが、回復しているが故のことなので有難く思わないといけない。

 ただ今の病状が万事良好と言う訳でもなく、喉から胸の違和感とそれに伴う咳症状、喉付近からと思われる微量な出血は今も続いています。
 主治医が言うには「この病気は咳が特徴なので、それで喉が荒れて少しの出血が続いているんでしょうね。画像も血液も特に変化ないですよ。」とのこと。

 先日は耳鼻科にも行き3月に続いてファイバースコープで喉の中を覗いてもらいましたがやっぱり異常なし。先生も少し苦笑いしながら「心配性な人だな」と思っている感じです。
 「何なんでしょうねぇ?」と呟くと、「逆流性食道炎でもそういう症状が良くあるんですけどね。」と。

 そう言えばこの3月にステロイド副作用である胃潰瘍、逆流性食道炎の予防目的で飲み続けているランソプラゾールを先生にお願いして半量に減薬してもらい、その頃から咳が出始めたような気がする。

 これまで精神的な咳を落ち着かせるという半夏厚朴湯やカラ咳を鎮める麦門冬湯など漢方薬もいろいろ買って飲んでみましたが今のところ効果は無いようなので、今度は胃薬でも買って試してみようかな?

 病院でもらう薬代より自分で薬局で買っている薬代の方が高くついているというアルアル話でした。