ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

間質性肺炎日記 ~30年ぶりの入院~

2019-03-13 22:53:36 | 間質性肺炎
2019/3/13
 いよいよ気管支鏡検査のための入院当日、妻も「一緒に行こうか?」と言ってくれましたが、「検査なんだから大丈夫」と一人で病院に向かいました。
 入院は30年も前に『ギランバレー症候群』で入院して以来。
 (私って人があまり罹らないような病気になっているのです・・。)

 10時に受付に付くと、入院担当の看護師さんが迎えに来て呼吸器内科の病棟へ案内してくれました。
 一般病室は私のイビキで迷惑がかかると思い、お願いしておいた少々割高の準個室に入る。
 個室とは言うものの4人部屋でお互いのベッドの間がカーテンではなく、木製の棚やドレッサーで仕切られているというだけで、音は普通に聞こえます。    
 ただ別料金が発生するということで今のところ他に利用者はおらず貸し切り状態。


 
 部屋に落ち着くとすぐにM子先生の先輩にあたるK先生と男性看護師が入ってきて診察と明日の説明。
 入院中はK先生が主治医となり、気管支鏡検査も行うとのこと。
 男性看護師さんは身長もあり体も大きくて、もしもの時に患者をがっちり抑える係なのだろうかと思うほどでした。

 先生に「とても苦しい検査だと思うんですけど,寝かせてもらうことはできないんですか?」と聞くと、「そうしたいけれど苦しい時には苦しいと知らせてもらわないといけないんで寝むらせる訳にはいかないんですよねぇ。」とのこと。
 術中に不測の事態が起こったら、患者も指示に従って切り抜けないと危ないこともあるのでしょうね。

 でも、あまりにも不安そうな私の様子を見た先生は、帰り際に「大丈夫、半分寝かすから・・」といって苦笑いをしながら出て行ったのであります。
 続いてM子先生も顔を出してくれて、かわいくガッツポーズをして「頑張りましょうね!」と言ってくれた。

 明日に備えて、今日は検査三昧の一日でした。
 OP前に必要な感染症の有無や出血傾向の検査、あと肺機能検査、胸部レントゲン、胸部CT検査等です。
 肺機能も初診からすると徐々に低下しており、参考に『肺年齢』というものがありますが、なんと81歳と表示され一気に後期高齢者になってしまった。

 とにかく、ここまで来たらどうあがいても仕方ない。
 まな板の上の鯉であります!どうにでもしてくれぃ!
 ・・と思おうとしましたが、夕暮れ時に窓の外で春の風に吹かれた木の葉が静かに揺れているのを見つめていたら、幾分おセンチになってしまったおじさんなのであった・・。