日曜日の鹿児島はキラキラの夏日になりました。
こんな日は久しぶりに海を見たくなります。
「海の見える木陰でのんびりしながらゆっくり弁当でも食べれば良い感じかもねぇ」と思ったオジサン。
聞くところによると最近は椅子だけ持ち「非日常」に出かけて、ただお茶したり、ひとりで邪魔されずに読書をしたりという簡単アウトドアの「チェアリング」が人気なのだとか?
もう外出自粛にはウンザリという人たちがせめて短時間でも自然の中で癒されたいということなのだと思います。
そういう訳で今回は折り畳みイスを倉庫から引っ張り出して車に積みこみました。
子どもたちがまだ小さい頃に椎名誠の「あやしい探検隊」にはまり、BE-PALを愛読し、その流れでキャンプにかぶれたオジサン。
勢いでキャンプ道具を20万円分揃えたのは良かったのだけれど、その後に数回しか活躍せず、今は倉庫の片隅でホコリを被っておるのであります。
せめて今日は椅子だけにでも日の光を浴びさせてあげましょう。
いつもは「オルスバン」と言うと自らケージの中に入りオヤツが出てくるのを待つモコ助ですが、今日は連れて行ってもらえる予感がしたらしく、「フンフン」言いながら後を付いて回りうるさいので早めに助手席の奥さんの膝の上に。
さあ、海ですねぇ、もう夏の海ですよ。
海に浸かりはしゃいでいる子供たちや浜辺で肩を並べて眩しそうに遠くの桜島を見つめている高齢の御夫婦など、のどかな風景が拡がっています。
松林の中の涼しそうな所に2脚の椅子を拡げて波打ち際を見ながら、どっこいしょと腰を落としてみます・・。
もうそれだけでいい感じ。
波の音や子供たちの声が遠くで小さく聞こえる・・正面からはやさしい潮風が心地よく吹いてくる・・・。
人気になっているのも解ります。
本当は何もしないでいるのが正しいチェアリングの方法なのでしょうが、そこは素人なので、やれ弁当だ、お煎餅だ、お茶はどこ、どら焼きも持ってきたんだよぉーん、などと食ったり飲んだりのオジサンとオバサン二人組。
モコ助も砂浜をトコトコ散歩し、寄せてくる波にびっくりし、人なれしたハトとにらみ合ったり、なかなか楽しそうにしてましたね。
チェアリング、精神的にもお財布にも優しいアウトドアなのでした。
景色、砂浜も綺麗ですね〜。
チェアリング、初めて知りました。私も波の音に癒されたいです。モコ助さんもお留守番=オヤツ貰える…で自らゲージインなんですね 笑
ニコニコ笑顔が可愛い❤️
要するに良いなと思う場所を探して、そこでゆっくりするだけなんですが、自前の椅子と言うところがポイントで、一時的にそこが自分たちのプライベート空間みたいに思えて落ち着きますよ。
地図でも見ながらあちこち良い場所を探してみようかな?