話は3ヶ月ほど前に遡るが、10月31日に大森まで出掛け100個を超える柿を捥いできた。重さにして11キロあった。幾つかは食し、残りでジャムを作り、果実酒を漬けたが、まだ柿は残っていた。妻はいずれ柿酢を作ろうと考えていたらしく丁度良い機会なので作り方をネットで調べた。
ネットでベストと思える方法を知った妻は、実行にあたって私に「協力を宜しく」と言って来た。普通なら果実酒を作る大きな瓶に柿を入れておくだけで酢が出来るという。私は半信半疑だったが、言われた通りに、残っていた柿15個くらいを大瓶に移した。時折大瓶をゆすったがそれ以外はなにもしなかった。約1ヶ月の状態が右写真で、段々とカオス状態になっていったのを時々かき回した。
今年の2月末に、1日掛けて、どろどろ状態のものを(上記写真)目の細かい笊で漉した後、再度ガーゼで数時間漉した。その最終成果が右写真の液体で、舐めてみると酸っぱい、立派な酢になっていた。妻曰く「あんなに多くの柿からこれだけしか酢にならないの!」
これをどう利用するか?まず、ゼリーにしようということになり、昨晩二人で作った。どんなものに仕上がるか不安だったので、少量の酢だけにして、柿酢60ccを水300ccで薄め、砂糖30gを加えた。そこへかんてんパパで購入しておいた粉末かんてんを2.7g入れて熱した後、容器4つに分け、最後に冷凍しておいたブルーベリー2粒を加え、冷えた後に冷蔵庫へ。 今朝のコーヒタイムの時に味わった。酢の味がやや強く感じられたが、上品なゼリーに仕上がっていて美味しかった。この柿酢全てゼリーになるだろう。