あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

別れ

2011-12-30 22:31:56 | 日記
今日の昼過ぎに携帯が鳴った。友人からで
胆のう癌で入院していた友が、早朝に亡くなったとの事。

その人とはカラオケ教室で以前一緒だった。
確か62歳ぐらいだったと思う。
入院している事は聞いていたが、
こんなにも早いとは思わなかった。
命のはかなさを、しみじみと思った。

真っ赤な車に乗っていて
「60歳になったから赤い車にしたの」と
笑っていた彼女が、もうこの世にいないとは…。
ふっくらと太って温厚だった彼女。
いつかは訪れるものとは知りながら、
あまりに早い別れに、
彼女に授かった命の短さを思う。

誰にも知らさずに突然に訪れる「別れ」
生あるものは誰しもこの「別れ」に
向かって歩いている現実を思うと
一日一日の大切さがよくわかる。
普段は忘れているこの事柄を
彼女の〝死〟によって再認識した。

今日の日を大切に生きねば…。