無口

昨日から無口になった。

そう書くと「いつも、無口やんか」と言われそうだが
一段と無口になったのである。

実は昨日の朝、声を出そうと思ったらいつもの美声が出ない。
「はじめちゃん」とわが家の犬に声をかけようにも息しか出ない。
その前から風邪気味だったので、とうとう咽へきたかと思ったが
いままでこんなに声が出ないという事は、学生時代に一度あっただけで
それ以後は記憶にあまりない。

学生時代は授業が始まる前に先生が出席をとるので、友人に
「代返（だいへん）」をしてもらった記憶がある。
その時も病院へ行かずに治ったと思うから今回も治るだろうと
思ってはいるが……。

でもどうして声が出なくなってしまったのか？
つらつら考えてみるに声が出なくなる前夜、サークル代表者委員会の仲間と
カラオケに行ったのである。
いつも公民館で会議ばかりだから場所を変えましょうと言うことで
カラオケボックスへと。
わちきも、そうだそうだと喜んで参加したのでありんす。

丁度テーブルもあり、そこへ資料を出して打合せ後、それでは1曲づつどうぞ！
てなことでカラオケサークルの代表者でもある私めとしましては
「わちきが唄わなきゃ」と風邪気味で出ない声を無理に出して唄ったのが
どうやら原因らしい…と。

か弱いのは心臓だけではなかったんだ、とつくづく思ったのであります。