あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

台風

2014-08-12 15:54:36 | 日記
先日の台風はかって降ったこともない大雨で、わが三重県も全国放送の電波にのったのであります。

娘からの電話でテレビをつけ、ニュースの画面に「三重県」と大きく表示されているのを見、「避難してください」の放送に避難する場所がないのに気がついたのでございます。
小学校の体育館は橋脚の下まで濁流が流れる川の向こう側の離れた場所にあるし、この雨のなか、とてもそこまで行けません。
「もし、橋が流れたらどうするの?」と聞きたいくらい。
それよりもこちら側の堤防道路が侵食されて、もしかしたら決壊するかも知れないと聞き、わが家は大丈夫かもと思いながらも「もし水が来たら二階へ避難しなきゃ」と思ったのであります。
幸い、堤防が切れることもなく、橋も流れることもなく、台風は通り過ぎてくれました。

台風被害で後片付けをしているニュースを見るたびに、気の毒にと思いながらも「うちらは、あまり台風の被害がないからいいな」と、この台風が来る前に友人たちと話し合ったばかりなのを思い出し、平和ぼけで、避難するということは「想定外」だったことを思い知らされたのでございます。
これからどのような災害がくるかも知れないから、こぴっと気をつけなくてはと思いました。

全国放送でわが「三重県」の名が放送されたので、東京に住む友人から安否を気遣ってメールが来ました。
最近は年賀状の付き合いだけになっていたのですが、やはり気にかけてくれ「大丈夫?」とのメールに幸い被害はなかったことを連絡したのであります。しかしそれだけで終わらないのが女性でございます。
「久しぶりだから会いましょうか」ということになり、秋に彼女がこちらへ来ることになったのです。

台風とNHKの全国放送のおかげで、遠方の友人と久しぶりに会えることになり、何が幸いするかも知れないなと思ったのでありました。

彼女が来たら、何処へ行こうかと今からプランを練っているところでございます。