あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

チビちゃん

2015-11-08 23:37:55 | 日記
「家族が増えました」と言えば、「えっ、赤ちゃんが出来たの?」とウン十年前だったら聞かれるかも知れないが、残念ながらその可能性はゼロ。

4日前の朝、ゴミ出しに行ったら田んぼの溝に子猫がいる。
まだ、生まれて二か月ぐらいの子で、よく見ると捨て猫らしく大変痩せている。
おいでおいでと言っても警戒して寄って来ない。
動物大好き人間の私としては、見過ごすわけにはいかない。
尚も、座って呼んでいると、三匹の猫を飼っていて猫大好き人間の近所の奥さんが寄ってきた。
私より早くに子猫を発見したらしくて「この子猫ちゃん、可哀想やで飼いたいんだけど、おばあちゃんが四匹も飼ったらダメと言ってるのよ。このまま放っておいたら死んでしまうわ」と、その目は私に何とかならない?と言っている。
美人の奥さんに目で訴えられると、ここで私が一肌脱がなきゃと思うのがいつものクセ。つい、言ってしまった。
「いいわ、私とこで飼うわ。家にはドラちゃんとトトがいるから、外で飼ったらいいから…」と。

そしたら、まずは捕まえなくっちゃ、と美人奥さんは猫の餌を取りに家へ走る。
その餌を子猫の前へ撒いてだんだんと近くへ呼び寄せ、とうとう捕獲に成功。
ゴミを捨てて代わりに子猫を拾って帰宅した。
驚いていた旦那さまも、仕方なく諦めて事後承諾で解決。

名前をどうしょう。秋だから「アッキー」にしようかしら、それとも旦那の名前にしようかしら、なんて想像して笑っていたら、「チビ!チビ!」と子猫を呼ぶ旦那の声がする。
大きくなっても「チビ」だけど、それにしょうと即決定。

かくして「チビちゃん」が正式に家族の一員となったのであります。
早速に、ケビンの使っていた猫ハウスを旦那さまに置いてもらって、チビちゃんは安住の場が出来たと安心して中で休んでいます。
本当に予期せぬプレゼントでございました。
亡くなったケビンが僕の代わりにこの子を飼って!と与えてくれたのかも…と思うことにします。


ネコハウスのチビちゃんです。



わが家へ来た直後のチビちゃん


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