ペンギン・ハイウェイ＠森見登美彦 あらすじ（文庫本背表紙より）
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした――。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第３１回日本ＳＦ大賞受賞作。
不思議な世界のお話でした。主人公のぼくのキャラクターが今までに読んだことのない設定。まじめで、大人っぽくて、理屈っぽくて、研究熱心で、想像力豊かで、やさしくて、子供っぽくて、恋にはうとくて、おっぱいが好きでetc. 私より知識が豊富なことは確かです。こんな小学４年生すごすぎる！ガキ大将のスズキ君に意地悪されても、それに対して主人公のぼくが考える理屈がおもしろい。歯科医院のお姉さんがまたとらえどころがなくて、ぼくを「少年」と呼んでするふたりの会話が魅力的でした。この世に存在しない生き物とか＜海＞とか、想像力をかき立てられました。ぼくのお父さんがとってもいい雰囲気で、ぼくのことを尊重していて、すてきなお父さんでした。不思議感がいっぱいのお話ですが、主人公ぼくのせつない初恋のお話なんだな、この本は
今年も残り３か月。早いっ
新潟 蔵＠加茂錦酒造
ビールを飲んだと思われます
後片付けもしてくれるともっとうれしいです
フォンタン・ド・ファリエール'11
