梅雨の走りのような気候である。
まあ、良い骨休めになるが、こういうときこそ、機材チェックの
チャンスである。
さて、先日水侵した17-70mmであるが、先日のテストでは最短距離で
シミが写り込む不都合の生じる事がわかった。
その後、ふと、広角端では、最短で写すことが多いことを思い出し、
大いに焦ってその分のテストをやることになった。
事前に室内でレンズをはめて確認する限りでは、望遠端の70ミリでは
最短0.2メートルでシミの影が映るが、広角側では前群のレンズ距離関係
などから、シミの影は映らなかった。
これは、70ミリでの撮影だが、被写体が小さいため、詳細確認の横位置トリミング。
最短での撮影は物理的に無理だが、これは今回の「不都合」にとって幸いなことである。
48ミリ f13.0 1/60での撮影。
中間的な焦点距離ではあまり使わないが、奥が深そうなので、今後色々試してみたい。
これらは21ミリでのテスト。
実は、ズームロックがかかったままになっていて、広角端に設定したつもりが
21ミリでロックされてそれ以上広角に出来ない状態になっているのに、気づかなかった。
21ミリでは中途半端な画角および描写になってしまう。
一旦部屋に戻ってexifを見てそれが判明し、再び、雨の中に戻って17ミリでの撮影を
行ったのがトップの画像である。より本番に近い画質チェックのため、外付けストロボ
もつけて行ったが、広角での使用は問題なしのようである。
それと、21ミリで絞り込んでも思ったような風景が写らなかった(17ミリと思い込んで
いたからに他ならないが)ので、絞りの連動チェックも行った。
なんという不器用なチェック段取りだろうか!でも、これが自分らしさとも言えるのでは?
17ミリ f2,8 1/750
17ミリ f16.0 1/30
絞りプレビューでも確認したので大丈夫なのだが、写りも当然大丈夫。
シミの写り込みも感じないし、広角飛翔撮影には支障ないだろう。
さて、前半戦ももうすぐ終わるが、なんとか成果を上げたいものである。