Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

キトンボと太陽

2009年11月27日 | トンボ


いよいよシーズン末も迫ってきた。
あとどのくらい撮影を楽しめるだろうか?
タム90を揃えたので、まだまだ色々写したいところだ。
次のシーズンに向けて90ミリの感触に慣れておく必要もあるが、
200ミリと違和感がないせいか?とりあえず使う分にはすぐに
慣れた感がある。使いこなすのは、まだまだ奥がありそうだが。
むしろ、90ミリで違和感がないので、200ミリの稼働率が落ちてしまう
のが心配だ(200ミリが焼き餅を焼かなければよいが、90ミリはバックは
暈けても現実感のあるボケで、バックのボケと引き寄せ感の絶妙な迫力は
やはり200ミリでないと出ないことを再確認した!)

そんなわけで、静止態も色々追求しつつ、90ミリでのホバー撮影も
追求するというのが、今回のテーマとなった。

時期が時期だけに、トンボの動きも徐々にぎこちなくなってくる。
気温が行動適温にギリギリなのか?時々、羽を羽ばたかせて調節しているようだ。



何か気になる物体が視界に入ると飛び立ち、しばらくすると戻ってくるが、
その際にしばらくホバリングをして警戒態勢をとる。この時のホバリングは、
通常の縄張り飛翔のホバリングより写すのが簡単だ。



90ミリで如何にして寄るか?がテーマとなるわけだが、ファインダーに入れて写しながら
にじり寄っていくことで、そこそこの大きさに写すことが出来る。f2.8の特権、1/2000も
使える!



今回は太陽の反射とどう絡めるか?というもう一つのテーマがあった。
90ミリでもだいぶ感触をつかめたので、しばらくぶりに17-70の望遠側で
試してみることにする。




90ミリよりも寄るには手間がかかるが、ピントは非常に合わせやすい。
コースさえ定めれば、70ミリで飛翔物体を追うのは楽だろう。
しかし、これに慣れてしまうと、200ミリなどが使いづらくなりそうだし、
バックもあまりすっきりしないので、場面によって使う感じだろうか。
5月以降水没を修理せずに使ってきたが、オフシーズンに修理に出して
みようかな・・・。



ちょうどズームをつけているので、お馴染みの広角ショットも撮ったが、
アマチュア撮影ならではの小道具などを今後工夫できるとよりインパクト
のある画が撮れるかもしれない。

昼を回り、そろそろキトンボの活動時間も終わりに近づき、動きも鈍くなってきた。



気付けに親指の臭いをかがせてみた。



少し暖まってもらおうと思って、手のひらにも乗ってもらった。居心地が良さそうだった。
ちょっと太陽の反射も意識してみた(笑)