![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d4/39dd49ed08c46e4e6fa76d7a63635bd6.jpg)
明日からいよいよ11月。
そして自分も仕事で動きがとれなくなる。
予報では悪天だったが、朝になってみると意外と天気がよい。
睡眠時間の割には頭もさえているので、トンボシーズンの締めとして
出かけておくか。。。ということになった。
現地についてあたりを見回すが、トンボらしい姿は皆無。
今月初め頃、下見も兼ねて来たときも何もいなくて、台風の被害が及んだものと
思われる。
しかし時間もまだあるので、少し粘ってみることにする。
しばらく何も現れないが、ふと、10メートル先を見やると、連接産卵中のカップルが
目に入った!話には聞いていたが、何とか健在だった。ホッとする。
足場が悪く近づけず、本格的な連接産卵撮影の機会はなかった。
どうやら2~3頭はかろうじているみたいだが、あちこち移動しているらしく、
なかなかその後も出会えない。
一頭、岸辺でホバリングしている個体を見つけたが、向こう向きだった。残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/9f/91000fc77519008858df6d9fc3855835.jpg)
昨日の雨の影響か足場が悪く、歩きづらいのであちこち移動するのもしんどいが、
とりあえず場所を変えてみることにした。
すると早速、縄張り中の♂を発見。
慎重に近寄り、水面反射を写す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/68/92256bf6e699c4e687eb710c64f4d515.jpg)
開放を選ぶとシャッタースピードでギリギリの線を狙うしかない。
角度も上からのショットになってしまうのは少々残念だ。
絞り込んでマニュアルストロボにする手もあるが、ボケに角がついてしまうのは
あまり好みとするところではないのだ。しかし、試しておいてもよかった・・・後の祭り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/01/dd40327fedaad487abc918462ce964a5.jpg)
被写体の角度を優先すると、こんな感じになってしまう。
そんなこんなで何枚か写している内に、気温も上がってきて、何だか汗ばんできた。
そこへ、もう一頭やってきた。
次の展開は縄張り争いかと思われたが、♂はすかさず空中アタックし、なんとそのまま
つながってしまった。どうやら♀が来たようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4b/af484cc11ef17d33bd2f7f79d94ed2fc.jpg)
交尾しつつ安堵する♂の度アップを捉える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/53/33a3ecba2b7459ed20ec6ff26d722d77.jpg)
半分あきらめかけていたが、シーズン終盤を飾るにふさわしいフィールドとなった。
これで明日から仕事に集中できるというものだ。
オオキトンボが池に戻ってきて本当に良かったですね。画像も美しくお見事です。自分は21日に行ってみましたが時間が早かったせいかオオキを確認できませんでした。たくさんいたイトトンボたちは来年も姿を現すのでしょうか?池近くの草原が埋め立てられていたのがとても気になります。
今年は台風の影響でやばいかな?という状況(1999年頃の再来)
でしたが、ひょっとしてそろそろ戻っているかも?という予感もありました。とりあえず何頭かは確認できて良かったです。
確かに、草原の異常減少が心配ですね。気に入らないとすぐに
見限ってしまうトンボなのですが、長年のそういった自然災害と付き合って生き延びてきたのかもしれませんね。
他に、イトトンボの姿は既になく、アキアカネ1交尾だけしかみあたりませんでした。