2018年の冬、台湾一周自転車旅の準備を始め、翌年の春、4月1日に台湾桃園国際空港で『環島(ファンダオ)』の第一歩を踏み出した。
台湾に行こうとしたのは日本から近く、親日的で道路も環状で走りやすそうだったからだ。
そして、台湾は国を挙げて自転車を振興しており、世界的なフレームメーカーのGIANTが立地していることも興味があった。
旅をしていると、「ファンダオ(環島)?」と聞かれ、「ジャーヨウ(加油:ガンバレ!)と励まされる3週間だった。
雪が消える頃まで気ままに熱帯性気候の自転車旅を綴ります。2022.2.8 記
2018年4月1日
初めての海外自転車旅。
期待と不安の入り混じった気持ちで夕方の新千歳空港国際線ターミナルにいた。
飛行機は16:45発のPeachの台湾桃園空港直行便。20:00に到着する予定である。
運賃は日によって上下するフレックス価格なので毎日安いチケットを狙い、自転車等の預け荷物の料金を含めて片道19,500円で済ますことが出来た。
海外自転車旅となると、パスポートの取得の他に準備しなければならないことが沢山あった。
スマホは日数によって料金設定されている充電式のレンタルWiFiルーターを利用し、カーナビ、ホテル検索など、普段使っているアプリを700円/日程度で使うことが出来きた。
ネット予約しておいて、出発空港(新千歳空港)で受け取り、到着空港(新千歳空港)で返却となる。
現地通信会社のSIMカードを購入して使う方法もあるが設定に自信が無く、カードが小さくて着脱の時に紛失しそうなので止めた。(笑)
日本と台湾は国交が無いので日台交流協会東京本部から道路事情、観光地の情報を入手した。資料送付などとても丁寧に対応しくれた。
特に、島の太平洋側の有名な「太魯閣(タロコ)渓谷)」は前年に大きな地震があり、岩盤崩落事故が発生していたので役だった。
「言葉はどうしたの?」とよく聞かれる。
台湾は漢字が通じるので乗り物の切符購入は〝駅名→駅名〟の筆談で通じる。言葉は中国本土と若干違うようでスマホの音声通訳アプリでは首をかしげられることもままあったが、身振り手振りで何とかなった。
かくして、桃園空港に向けて飛行機は離陸した。
自転車のサイドバッグと貴重品入れのショルダーバッグ
貴重な体験をされましたね。
やはり「百聞は一見に如かず」の例えも
あるように「やってみなければわからない」
ということも当然あるのですね。
撮った数々の写真以外にも日記や備忘録のようなものもお持ちなのかもしれませんが鮮明な「記憶」もいつまでも残るのでしょうね。
日本も半世紀に亘り統治していた歴史がありますが、その間の農地、港湾、道路などのインフラ整備に対する日本への感謝の持ちはとても強いように感じました。
旅ではどこへ行っても親切にして貰い、自分自身を含め、日本人は果たして外国人にこのような応接をしているのだろうか、と考えてしまいました。
写真、メモを整理しながらノンビリ綴ってみます。
この国今や、国民一人当たり購買力平価GDPが世界で15位ほどになったんですよね。日本よりも遙かに上だ。料理も美味いし・・・、大好きです。
それにしても、凄い精力ですね!