アイボリーホワイトの原色04連が良かったのですが、そんな贅沢は言えません。快調に走り抜ける姿にデビュー当時の面影を感じ、寂しさが込み上げて来ました。 23,01,06 09:31頃 東武日光線静和―藤岡 臨回5232列車 6050系廃回(6162F+6173F) Canon EOS1DX MarkⅢ
突然ですが、私の独断と偏見で言わせてもらうと電車の廃車回送って墓場に行く車列を撮影しているようなモノで、心からワクワクして撮影出来る被写体ではない気がします。電車を機関車が牽引して行く姿は非日常でまだ良いのですが、電車が自力で解体場まで走る姿は哀れで〝まだ走れるのに!〝と言いたげで悲しくなります。しかし逆の見方をすると最期の華道として、かつて毎日走っていた線区に別れを告げながら走る様で幸せな機会を与えられた様にも見え、それを記録に残すのはアリかな?と全く逆の想いもあります・・・と、前置きが長くなりましたが06日は東武6050系の廃車回送があると言う情報をいただき前述の想いも踏まえて出撃することにしました。
東武6050系と言えば私が57型撮影に狂っていた時代に6000系から下廻りを引継ぎピカピカなボディーが眩い限りだった頃から知っているだけに地元ではないものの思い入れのある車両です。東武線内での定期運用離脱後、すでに何回か6050系の廃回は設定されてましたが、私が撮影出来るのは今回が最初です。
廃回のスジは09時頃に新栃木を発車して、慣れ親しんだ東武日光線を上り春日部駅で折り返して伊勢崎線に入り北館林の解体線へ行くコースで無理しなくても日光線と伊勢崎線で02回撮影できるダイヤです。私の記憶では6050系が伊勢崎線に入った覚えがないので、極めてレア、廃回でなければありえない光景だと思います。
06日は青春18きっぷを利用して古河駅まで、そこからカーシェアを利用するとこにしまします。古河駅から渡良瀬遊水地を渡って東武日光線沿線を走らせているとかつて良く撮影した事のある藤岡ー静和間の県道オーバークロス付近に鉄ちゃんがいるのを認めて、予定していた栃木ー新大平下間での撮影を急遽変更する事に。
通過の01時間前に到着となったのでゆっくり構えて待っていると定刻の09:30頃、軽くタイフォンを鳴らして6050系廃車回送が走り抜けて行きました。やはり走りゆく姿を見ると悲しい気分になります。抵抗制御の電車とは言え剛体はしっかりしているのでまだまだ使えるし、秩父鉄道あたりで引き取ってくれれば良いのにぃ?などと頭に浮かんでしまいます。
その後DRC塗装のスペーシア101F編成が下って来るので待っていると、なんと運用が変わり原色編成がやって来ました(私が訂正版が発表になっていたのを知らなかっただけだった模様)。まぁ、原色編成なので納得することにします。その後は伊勢崎線沿線に向かいましたが思いの外、時間がギリギリで目星をつけていた南羽生ー羽生のオーバークロスには6050系廃車回送の通過の03分前で、ちょっと焦りましたがなんとか撮れたので、結果オーライです。
この日の撮影はこれで終わりのつもりでしたがカーシェアの車を返すために古河駅までの通り道、柳生駅付近まで来て何気にダイヤを見ると100系スペーシアの原色編成が02本続けて上って来る事に気づき、柳生駅付近で02本撮影する事に。古河駅には13時前に到着。廃回と言うウキウキでは撮影出来ない被写体でしたが、実は充実の半日でした(笑)。
住宅地が多い事と光線状態が決して良いとは言えず伊勢崎線内での撮影地はこれと言った場所は無く、一番適した場所はこの陸橋てした。その割には他に撮影されている方が誰もいなかったのが意外でビックリ! 23,01,06 11:04頃 東武伊勢崎線南羽生―羽生 臨回5633列車 6050系廃回(6173F+6162F) Canon EOS1DX MarkⅢ