廃止されてから10年が経過しているのに、こうやって稼動状態でレールバスを撮影出来る事は至極幸せな事だと思います。また現役時代の木村運転手もご高齢にはなっていますがまだまだお元気で、レールバスが動くと木村さんのお元気な姿が拝見出きるのも嬉しい限りです。 12,09,16 旧南部縦貫鉄道七戸機関庫 09:49頃 Canon EOS7D
少々、古い話題で恐縮ですが、東奥日報にこんな記事が掲載されいたとぴー助君より教えていただきました。
レールバス町有化検討/七戸
七戸町の南部縦貫(橋本彰社長)が所有する同社の前身・旧南部縦貫鉄道のレールバス車両や線路周辺の土地などの資産について、同町が町有化を検討していることが13日分かった。購入価格は未定だが、十和田税務署から約1億2千万円を追徴課税されている同社への支援措置として行う。町は全国からの鉄道ファンが見学に訪れているレールバスを重要な観光資源として、あらためて活用策を探る方針だ。 12年09月14日(金) web東奥日報版
南部縦貫鉄道が廃止となって今年がちょうど10年目にあたります。現在、レールバスを含めた車両や旧七戸駅舎や土地の管理は旧南部縦貫鉄道から継承された南部縦貫の資産とされ、レールバス等は保存会の方々の地道な活動によって稼動状態で保存されています。しかし記事をそのまま受け取れば、レールバスは町の所有物となり保存会が今までの様に保守管理出来るかは微妙なところです。現地から漏れ伝わった話しですと現状では大きな変化はないだろうと言う話しですが、楽観視は出来ません。ただ町としても大切な観光資源と言う認識は持っているので、急に現状が変化するとは考え難いのですが行政が入ってくる事によって、動きが鈍くなる事もよそうされます。
廃止10年を経過しても七戸駅構内はかつての趣を残し保存されている車両・施設はほとんど見当たらず。鉄道の文化遺産継承のモデルケースともなる旧南部縦貫鉄道のレールバスの処遇が注目されます。また今回、レールバスの町営化を報じた東奥日報では下記のようなニュースも伝えておりますのでご紹介したいと思います。
レールバス誕生50年/愛好会が千枚お披露目
2002年に廃止された旧南部縦貫鉄道レールバス(七戸町)の車両を自費で保存している「南部縦貫レールバス愛好会」(星野正博代表理事)は10月1日から、レールバス誕生50年を記念した写真展を同町で開く。1962年10月の鉄道開業からまもなく半世紀。かつて全国のファンが撮影した約千枚の写真を町中心部などに展示しようと、メンバーが準備を進めている。
展示する写真は、レールバスが休止となった1997年に開いた「さよならレールバス写真展」で使用したもの。当時、ファンから思い出の場面を募集し、レールバスが走る風景や車掌と乗客の表情など、首都圏を中心に集まった約千枚を15年ぶりにお披露目する。
東北新幹線七戸十和田駅や町内の公共施設のほか、町中心商店街の協力店舗にそれぞれ展示する。
レールバス愛好会の星野代表理事(45)=東京都=は「誕生50年を祝い、写真展はどうしてもやりかたった。15年前に写真を送ってくれた人にもぜひ来てもらいたい」とPRしている。
レールバス誕生50年を記念し、10月27、28日には車両の屋外展示や撮影会などのイベントも行う予定。 12年9月21日 web東奥日報版
昨年開催された夜間撮影会の模様です。昨年は廃止間際の十和田観光電鉄のイベントと重なった(重ねた?)ために物凄い人の中での撮影となりましたが、今年はどうなのでしょうか? 11,11,05 旧南部縦貫鉄道七戸駅 17:39頃 Canon EOS7D
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