
山深い峠を越えて、軽やかにジョイント音を響かせて走り抜けるキハ30の2連 10,12,01 平山-上総松丘 932D Canon EOS-1v RDP-Ⅲ(+1)
かねてより噂のあった久留里線のキハ30・37・38系気動車(ここでは総称して国鉄型気動車とします)の置き換えが15日に千葉支社のホームページで正式に発表になりました。「まさか久留里線に新車はないだろう!」と言う憶測から他線区からのキハ110系の転入と言う話まで出ていましたが、フタをあければ、なんと久留里線に(とって初めての?)キハE130系の新車10両を投入と言う事になりました。
ご存知の通り久留里線には国鉄色に復元されたキハ30が3両在籍し、格好の被写体となっています。アクアラインを使えば自宅より60分以内に撮影地に到着出来る高立地でもあります。
ホームページによれば来秋にキハE130が配置され、その後に乗務員訓練を経て営業運転に就くために、実際に国鉄型気動車の置き換えは来冬あたりではないかと予想されます。となれば、久留里線の国鉄型気動車もあと1年となります。自宅から一番近い国鉄色を撮れる線区でもありますので一回でも多く、国鉄色のキハ30の2連、3連が組成される事を期待したいと思います。
余談ながらキハE130系は10両配置と発表されています。一方、現在の国鉄型気動車は13両配置で単純に両減となります。・・・と言う事は予備車を考慮すると現在、ラッシュ帯に運転されている3連と4連の列車の両数削減がなされるとみて良いのではないでしょうか?昼間は閑散線区でも朝のラッシュは沿線の高校生でかなりの混雑になっいます。せっかくの新車投入も編成両数減を伴い、前の方が良かったと言われかねないと危惧しています。
また併せて久留里線の閉塞方式の変更も気になるところです。現在は久留里-横田ー久留里-上総亀山タブレット閉塞ですが、これも自動閉塞化の工事が行われておりますので、ここしばらくは久留里線から眼が離せない様です。

馬来田駅前なら自宅から60分以内に到着出来る立地条件にあります。 11,01,07 馬来田 926D Canon EOS7D