DT200Aの庫 (goo-blg)

20年最後の鉄ちゃん 19日編


 マンネリと言えばそれまでなんですが追っ掛けてそれなりの駐車スペースがあって光線が良いと言うとここくらいしか頭に浮かびません。いつもはもっと煙が寝てしまうのですが風が強くなかったからでしょうか、私のポリシーではボイラーに煙の影が出るのはNGなのですが、客車が見える様な煙で、更に毒盛を思えば許容範囲ではないでしょうか?      20,12,19 12:33頃 地福―鍋倉 9521レ  Canon EOS1DX MarkⅡ

 新型コロナウイルス第三波の元凶とされ急に悪者扱いで急に評判が下がったgotoトラベルキャンペーンですが(旅行そのもので感染拡大したとは思えず、旅先での大宴会や風俗通いが最大の原因かと?)、いつも使うJALのダイナミックツアーでは、このgotoトラベルキャンペーンに合わせて片道航空券と宿をセットにした格安なプランが発売されました。試しに山口線でD51のクリスマストレインが動く19日で検索したらなんと11,800円と出ました。さらに地域クーポンが3,000円付くので実質8,800円になります。〝飛行機片道とホテルでこの値段かぁ!〝と唸り、検索だけと思ったもののまんまとJALの狙いに乗ってしまい、気がついたら申し込んでいました。
 そんな訳で19日は休みとして04:00に起きて身支度を始めました。羽田空港出発が早朝ではないので焦る必要はなく、ゆっくり出発しました。フライトは羽田空港08:00ー09:50宇部山口空港です。土曜日ですが新型コロナウイルス感染第三波でgotoトラベルキャンペーンが一時中止となった関係で団体客の姿はなく閑散としてはいませんが、混雑もしてない時言った機内でした。
 定刻に着陸し、カメラ1台にズームレンズ2本と身軽で機内預けの荷物もなく、すぐさまレンタカーを借りて山口線へ向かいます。ちなみにこの日借りたのは楽天トラベルで予約したタイムスレンタカーで新山口駅で返す予定です。
 宇部山口空港は晴れていたものの湯田温泉から山口市街地は冬型が強くて曇になってしまいました。今回は破格値で決めた撮影ツアーなので〝曇ったら曇ったで良いやぁ〝と妙な諦めがありました。
 国道9号で篠目辺りまで来るとなんと晴れ間が出てきました。ただ冬型の中での晴れ間ですので目まぐるしく天気が変わる事が予想されます。
 前回も撮影した渡川ー三谷の民家横の撮影地で民家にご挨拶して待機していました。もう雲の流れを見て絶対に晴れそうもないと判断したら列車通過直前に逆光になる徳佐ー船平山間に移動して撮影するつもりでした。列車通過15分前になると少し雲に切れ間が出てきました。〝あれ?晴れるかな〝と言うほのかな期待が芽生えます。とりあえず、最悪の事態を想定して流し撮りの素振りをして待っていると長門峡発車の汽笛が聞こえ出す頃になり雲が切れて青空が見えてきました。そして列車の煙が見えた頃には太陽の周りに雲は消えてフル露出状態に!
 列車はクリスマスを模ったのでしょうかXマークのセンスのないヘッドマークでしたが白煙で通過し、直前乱入の白いワゴン車の妨害もあったものの、なんとか撮影出来て来た甲斐がありました。
 その後は当初から予定していた徳佐の発車をやるつもりでしたが雲の動きから徳佐では雲領域の中に入るだけ。それならマンネリ化してるけど雲の動きから晴れる可能性のある地福駅の発車を撮影するべきと咄嗟に判断して地福発車のいつもの撮影地へ向かいました。この日は強くはありませんが北風なので列車の手前側に煙が流れることが予想されるので煙の中から客車が見えるタイミングと心掛けて撮影しました。それほど強くない北風であったために客車も少し隠れただけで撮れました。諦めていた下り列車2カットをモノに出来、出来過ぎくらいでした。


 ↑↓津和野のターンテーブルに行ったのは30年ぶりくらいでした。行けばそれなりのカットが撮れるので良い時間つぶしになります。      20,12,19 ↑14:33頃    ↓14:35頃    津和野駅  Canon EOS1DX MarkⅡ


 撮影後はゆっくり津和野に向かい津和野のローソンでいつもの出来立て唐揚げ弁当で空腹を満たし、津和野駅のターンテーブルでD51を眺めて上り列車を待ちました。
 上り列車は冬至近い19日であれば撮影地は限られます。本門前踏切は以前に何度か撮影してるしヘッドマークを入れて撮影する気にはなれず津和野太鼓谷神社の駐車場から横から撮ることにしました。列車の通過寸前まで冬の淡い西陽が降り注いでいたのですが9522レか津和野駅を出る時刻になると雲に太陽が隠れてしまい、いつものクルクモルで撃沈の中、列車は通過して本日の撮影は終了です。ちなみにお約束通り列車通過10分後にまた淡い夕陽が築堤に降り注いでいました。
 ここから新山口駅まで戻るのですが徳佐駅あたりで列車を抜いていたので追い掛けで、撮れればめっけものと太陽の位置と雲の切れ具合を見ながら、国道ではなくあえて山口線に沿った県道を走りましたが取り立てて良い撮影地も見つからず(この時期は完全に線路と太陽が一直線上になる場所ばかりです)大人しく新山口駅まで戻ってきました。
 レンタカーを返して時計を見るとまだ9522レは新山口駅に着いていません。ならばと入場券を買い求め足早に駅構内に入り何枚か撮影して本当に本日の撮影を終え、JALのパックツアー料金に入っている新山口駅前のホテル(東横イン)にチェックインし、地域共通クーポン券で居酒屋で一人呑みして(感染予防のためカウンターに座り呑み終わったらそそくさと店を後にしました)、気分良く就寝しました。


 気圧配置は冬型で約口以北は曇り空でしたが新山口まで来るとほぼ快晴でした。蒸機と架線の組み合わせはあまり好まないのですが、電化された大駅に停車している蒸機の姿は昭和40年代の現役当時の様で何かノスタリジックな感じを受けます。      20,12,19 17:34頃 新山口 9522レ  Canon EOS1DX MarkⅡ

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