DT200Aの庫 (goo-blg)

26日はひまわりを求めて烏山線へ! 


 この日、烏山線で朝に1往復設定されている3連は俗称:3色丼でした。趣味的にはチョッと?なのですが、記録として定番撮影地でいただきました。この日は文句なしの快晴の朝でしたが何故か那珂川の支流の荒川周辺だけ霧が出ていて、一番美味しい時間帯に撮影地が限られてしまい残念です。   13,08,26 滝―小塙 324D 06:43頃  Canon EOS7D

 レールマガジンのHPに相当するホビダスに”今日の一枚”と言うコーナーがあります。そのコーナーで過日、烏山線小塙駅付近のはまわりの写真がアップされていました。夏らしい光景で心惹かれました。さほど遠くもなく自分の休みと天気、更には運用が合致すれば自分も撮影したいと密かに狙っていると、早くも26日にそのチャンスがめぐり合う機会を得る事が出来ました。


 昨年までこの場所にヒマワリは植わってはなかったので、どうしてかな?と思っていたら烏山線90周年を記念して地元の有志の方々が植えてくれたそうです。   13,08,26 滝―小塙 328D 08:34頃  Canon EOS7D(許可を得た私有地から撮影)

 26日は02:30に起床し、02:45に出発しガラガラの首都高を走り抜け常磐道の谷和原ICを04:00前に通過。定期便トラックが猛スピードで飛ばす流れに乗って294号を一路北上し大金駅付近には05:15頃に到着出来ました。もし東北道ー北関東道経由でも浦和ICから烏山線の最寄りの宇都宮上三川ICまで80分程度掛かる様ですから早朝は294号経由が賢いかもしれません(もっと倹約するなら高速道路をまったく使わず首都高入谷から春日部古河バイパスと呼ばれている4号バイパスを使う手もあります。このルートも深夜であれば4号バイパスが高速道路並みにトラックが飛ばすのでそこそこの速さになります)。
 考えてみれば8月は酷暑を嫌って終日撮影の鉄ちゃんはこれが最初です(最後鴨?)。この日の朝は酷暑だったこの夏が嘘のように心地好く、下館を過ぎると外気温は16℃を下回って車内でも半袖では肌寒いくらいでした。あんまり寒いので窓を閉めてしまいましたが一週間前の異常な暑さが本当に嘘の様です。
 烏山線沿線に到着し初列車までロケハンをしてみましたが、沿線は草が延び放題で撮影出来る区間は非常に限られる様です。何度も沿線を往復してみても下半身を奮い立つ様な撮影地も見当たらず、結局は事前に狙っていた撮影地である小塙ー滝間でカメラをセットする事にしました。幸いにもここは線路際に草が少なくてひと工夫すれば何となく撮影が出来そうです。
 ホビダスの゛今日の一枚゛でアップデートされていたヒマワリはこの区間だけでしたが複数の箇所に植わっていて、それがカーブの入口と終わりの区間にあり光線が選べ一日楽しめそうな気配を感じていました。ところで沿線には延び放題の雑草がうっそうとしているのに何故かヒマワリが咲いているこの区間だけは線路際に草が綺麗に刈られていました。当然、撮影には好都合でしたがひょっとすると事前に地元の鉄ちゃんが刈ってくれたかもしれません。
 ここのヒマワリの迫力は質・両共に見応えがあります。中国・芭石の見渡す限りに咲き乱れる菜の花も忘れがたいものがありますが、ヒマワリでこれだけ咲いている光景は初めてでただただ感動物です。しかし、いくら広範囲に渡って咲き乱れていても菜の花と違ってヒマワリは遠目から撮影すると黄色のお花畑に見えるだけになってしまう(例えばヒマワリなのに遠くからは菜の花みたいに見えてしまう)のでヒマワリの花がわかる様に接近して撮影しなくてならずアングルが制約され広がりのあるアングルが撮れずに歯がゆさを感じてしまいます。


 烏山オリジナル色もヒマワリにマッチする様です。ロケーションに恵まれると被写体は問わないと言った感じでしょうか?   13,08,26 滝―小塙 329D 09:59頃  Canon EOS7D

 烏山線はラッシュ時を過ぎると列車間隔が80分程度になり機材の撤収等を考慮しても撮影間合いが60分程度発生します。この日は日中では30℃くらいにはなりましたが、湿度が低く風通しの良い木陰を探せばエアコンに頼らずに心地好く昼寝が出来て、列車間合いの度に木陰を探してうたた寝をすると言う至福の時間を何度も過ごす事が出来ました。朝は秋晴でしたが(まだ8月なので秋晴は早すぎる鴨?)、昼前から雲が多くなってきました。天気予報も午後から雲が多くなると言っていたので予報も当たった様です。
 烏山線のキハ40の運用で特筆されるのが宇都宮での車両差替があります。烏山線の列車は一部、宝積寺ー烏山間で運転されていますが、ほとんどが宇都宮まで直通運転されています。宇都宮では折り返しの際、庫に一旦入区するために予定にない差替が行われ編成が変わる事象が発生する事が多々あります。この日も328Dから335Dへ入庫間合で予定外の差し替えが発生し予定では←烏山 キハ401005(タラ)+キハ401003(国)宇都宮→のところキハ401005(タラ)が落ちて324Dで解放されたキハ401007(国)が運用に充当され奇しくも国鉄(もどき)色(通称:国国編成)の2連が335Dでやって来ました。知らずに待っていた私は335Dの姿が見えると思わずくそ微笑んでしまいました。何故なら俗称:国タラ編成は撮った事はありましたが、俗称:国国編成は撮影したことがなかったからです。しかし鉄ちゃんの女神はそうは簡単には納得行く写真を撮らしてはくれません。カメラをセットしていた小塙駅東側では335D発車場面ではいつものお約束、クル+クモルがやって来てしまい撃沈してしまいました。この列車で納得の1枚が撮影出来れば撤収もアリかな?なんて考えていましたが晴れたカットが撮れずに帰るのも忍びないので烏山で折り返してくる338Dまで待つことにしました。
 幸いにも折り返しの338Dは雲の切れ間に列車がやって来たのでほぼフル露出で撮影が出来て初期の目的が果たせました。やはり終わり良ければ全てのヨシ!と言ったところでしょうか?充実感に浸れる事が出来ました。
 ちょうどこの時間になると西(那須連山の方角)から黒い雲が押し寄せて来て、このまま次列車まで待っても無駄になると判断。ちょうど潮時かな?と帰宅する事にしました。
 朝のルートで帰れば良いものの何故か宇都宮上三川ICから北関東道~東北道経由で帰る事にしたためにインターチェンジまでの道に迷うは(カーナビの案内経路通りに走らないからいけないんですが・・・)、複数の悪質ジャリトラに何故か進路を妨害されるは・・・でやっとの思いで宇都宮上三川ICに辿り着いたのは小塙の撮影地から60分以上経ってからでした。素直に294号を南下していれば下館くらいまで南下している時間でした。さらに東北道浦和ICから首都高にかけてはちょうど夕方の混雑時間帯で久々に大渋滞に巻き込まれましたがアイサイトのお陰で同機能を有効にしておくと渋滞時にはハンドルだけ操作すれば車間間隔は一定に保ってくれるので運転もあまりイライラすることなく、またことのほか疲れる事もなく渋滞を抜ける事が出来ました。
 やっとの思いで都心を抜ければそれまでが嘘の様に順調に走れ、自宅に到着したのは20時過ぎでした。あまり疲労感を感じる事がなかったのはやはりアイサイトのお陰かもしれません。


 日中に組成換が発生して午前中には見られなかった俗称:国国2連が登場しました。一日だけでタラ国と国国と二種の編成が楽しめたのはラッキーでした。   13,08,26 小塙―滝 338D 15:38頃  Canon EOS7D

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